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1.  空軍大戦略 《ネタバレ》 
バトル・オブ・ブリテンに、空軍大戦略なんて邦題つけたやつ、でてこーい!! という感じですね。イギリスをまず空襲してって戦略を取ったのはドイツ側。イギリスは後付けで恰好つけてますが、戦略なんてものはなくて、必死に戦術的空戦で耐えてただけですなんですよ。だから、この邦題ならドイツ側の物語を描かなきゃなのにねえ。 制作時期が時期だけに、実際とはちょっと合わないんですが、実機いっぱい出てて、そこはオタ的には楽しいです。 でもまあ、スピットファイアがこんなに凄い、メッサーシュミットは強敵だったってのを強調しすぎると、やっぱり日本人としては興ざめしますよね。 なんで、ドーバー超えて往復するだけで空戦時間があんなに限られるの、って。 空戦性能が両機より圧倒的に上だった初期型零戦(米軍の戦後評価)でさえ、渡洋戦闘できたのにねえ、って。 Bf109に落下式増槽がガッツリ装備されてたら、英軍ってどうなっちゃたんでしょうね。
[DVD(字幕)] 5点(2025-01-26 16:48:35)
2.  シビル・ウォー アメリカ最後の日 《ネタバレ》 
結構、原作有りの映画が好きです。原作と映画を重層的に楽しめるから。こういう背景があったのか、ここを改変した意味はなんだろう、とかメタ的にも楽しめます。 この「シビル・ウォー」、原作はありません。ただ「アメリカは内戦に向かうのか」という著作から着想を得て作ったそうです。この本は、現在のアメリカは専制的になっているし、白人が少数派に落ちる不安感から、アメリカの分断傾向はさらに進んでゆく、という趣旨です。そこで、内戦になったアメリカを描くと面白いと思ったのでしょう。 しかし・・・これは妄想ですが、実際に脚本にする段階でエライ困難にぶち当たったのではないでしょうか。内戦の想定を説得力あるように描けない、と。現在のアメリカの分断は、人種もそうですが共和党と民主党の思想の分断です。だから、共和党州と民主党州に分断するのが簡単ですが、そんなもの描いたら実社会から猛反発を食らうのが目に見えてる。しかもそれを描いたら、ハリウッド的にどちらが正義かという問題を解決しなきゃいけない。また州を実際的に分断したら州軍はいいとしても、全世界に配備されてる国軍の扱いも描かなきゃいけない。ザがついた「ザ・シビル・ウォー」ならアメリカ南北戦争を指すんですが、あれはまだアメリカが世界に出て行っていない状態だから内戦ができた。今の世界の警察官のアメリカが内戦やったら、すぐ世界に波及する。国軍が内戦から距離を置いたら、誰が軍の統制をとる?というか、州軍は国軍に敵わないから、国軍を抑えた方が一方的に勝つ。 だから、内戦の説得力ある背景なんて描けるわけがない。じゃあどうしようか。 そこで、内戦の背景なんて描かないという荒技にでたんじゃないでしょうか(あくまで妄想です)。実社会の分断を落とし込んだら、非常にやばい。だから、実社会では絶対に組まないテキサスとカリフォルニアを、映画では組んだことにして誤魔化そう。国軍の存在はないことにしちゃおう。州軍が持っているのは例えば空軍ならせいぜいF16。国軍はF22やF35を持っているから話にならない。特に海軍・海兵隊を想定すると反乱州軍はあっという間に国軍に平定されてしまう。国軍に反乱を想定すると別の映画になっちゃうし。 こんな感じで脚本を作っちゃったから、観客みんなが内戦の背景がさっぱりわからないものになる。逆にわかってもらったら困る。国軍をないことにしたから、戦闘もなんだか小さな地上戦をこちゃこちゃしか描けなくなるし、大きな絵がかけないから、内戦に巻き込まれた個人の矮小化した話にするしかない(あくまで妄想です)。 と、私は見てしまったので、内戦の背景が適当で内戦理由も摩訶不思議、描いてるのは個人の矮小物語としか感じられず、評価は低くなりました。 わけわからない内戦に巻き込まれた人間の話なら、中東でもアフリカでも東南アジアでもできるし、その方がリアリティあります。本作は、ただ舞台がアメリカってだけがキャッチーなだけです。 もちろん、我関せずの街の描写、赤いサングラスの民兵とかシーンの迫力はそれなりにありましたし、カメラマン志望のケイリー・スピーニーちゃんがときどきすごく可愛いのでキュンとしたりしましたから、映画としては見所はありますが、あまりのめり込めなかったことも確かです。
[映画館(字幕)] 3点(2025-01-08 20:45:31)(良:1票)
3.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 
日本でミュージカル映画の感想を見ると、枕詞のように「ミュージカルは苦手ですが」という前置きが置かれるんですね。私なんか、それを見るとなぜ苦手なくせに見るんだろう、と思ってしまいます。一部例外もいるみたいですが、映画鑑賞は苦行でもないし、自分で見る見ないを選べるんです。でも、それでも見てしまうのがミュージカル映画。苦手だって見たくなる、それほど魅力的なお話が繰り広げられるのがミュージカル映画なんです。「レミゼ」はその最たるものですね。 「レ・ミゼラブル」というお話、ああ無情とも訳されたヴィクトル・ユーゴーの魅力的なお話は、デュマのモンテ・クリスト伯(巌窟王)と並んでフランス19世紀文学の古典として日本でも子供の頃から親しまれてきました。ただ、ここの感想読むと読んだことがない人が多いのが意外でした。 ミュージカル映画は、通常、地のストーリーに、要所要所で歌とダンスが入ってくるものですが、この映画は違います。セリフが大体どんな短いものでも節をつけた音楽で、地のストーリーで供される「普通の会話」がまずない。そして一曲一曲が果てしなく長い。欧米ではこの長さが普通らしいんですが、日本人にはつらい。これは、日本の洋系音楽の定型(イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ)には合っていないことが原因らしいんですが、とにかく長く感じます。歌と思わず、吟遊詩人が詩を朗々と歌い上げるものなんだと思って諦めるしかない。このミュージカルで、日本人にも合う感じの盛り上がりと曲長さはピープルズ・ソングくらいでしょうか。自分のことを切々と歌い上げるのはあれは曲ではなく、詩の朗読だと思いましょう。 ヒュー・ジャックマンも、今回は歌い上げに徹しています。得意のダンスは封印。アン・ハサウェイその他の登場人物も、顔をアップで映して延々歌い上げるだけ。だから、いろいろカメラワークを工夫していても一本調子になってしまっています。 キャメロン・マッキントッシュの舞台版は、もっとメリハリあったような気がしていますけれども。 あと、映画として長いです。158分もある。そして、後半はラマルク将軍の死をきっかけとした反乱に舞台を取られ、ジャン・バルジャンは後景に引っ込んだりしてしまって、構成があまりよくない。 とはいっても、この反乱のシーンが本当にキャッチーで、人の胸を打ってしまう。 ラストシーンに流れるピープルズソングとフランス人民のシーンは、更に倍掛けです。 だから、長い、歌いっぱなし、最後は感動という王道とは言えるんですが、ミュージカルとしてはダンスがない、地のセリフがほとんどないといった、やっぱり異色作で、一度は見ておくべきものなんですかね。ミュージカルが苦手な人でも。
[映画館(字幕)] 6点(2024-12-30 10:25:05)
4.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
これ書いてるの2024年です。もう7年も前になるんですねえ。そんなに経った気はしないんですが。 でも、7年前の公開でまだ良かったです。エマ・ワトソンが神がかり的に可愛いですし、野獣も野獣らしく描かれてますし、本当にディズニーのアニメの世界を忠実に再現できてましたから。 これ、7年後の今なら、ベル役はほぼ間違いなく黒人にされて、野獣ももっと珍妙なキャラクターになっていたでしょうね。実際、2020年代の美女と野獣の舞台は、ベル役がファットサイズ(まあ超肥満です)の黒人女性で、野獣は片足が棒義足の障碍者という描写になってました。ポリコレの人はこれがいいみたいですが、私は勘弁して欲しいんです。本作も、城内のダンスシーンや貴族に、黒人を織り交ぜて悪目立ちになってました。ただ、ポリコレが現代ほど強烈ではなくて、まだこの程度で許されたのは助かった。 さて、作品はディズニー実写には珍しくライティングが少し暗めで、ちょっとびっくりしましたが、城内やCGも曲もダンスもよくできてました。楽しく鑑賞できました。ただ、一曲の歌と踊りがすこしづつ長い(ガストンのは超長い)。魅せたいのはわかるんですが、曲を短めにしてテンポよくできればもっと良かったかな。その印象からか、2時間10分なのに、長い映画だなあと思わせます。 キャスティングは当時のほぼベスト。特にハーマイオニーが美しく成長するとこうなるというのを見せてくれたのは素晴らしい。 ところどころ、お約束の黒人混ぜで興が醒めるのは残念ですが、なかなかに良い映画だったと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2024-06-11 12:58:47)
5.  エレクトリック・ドリーム 《ネタバレ》 
エイティーズのポップな音楽、はじめてネット(インターネットじゃない、パソコン通信ですよ)に繋いだコンピュータ。絶妙なコンビネーション。今見直すとノスタルジーいっぱいですけど、当時は本当に身近にありそうな御伽噺で最高でした。リアルタイムで見たときは、あのコンピュータがうらやましかったですよ。そのころの自分は8bitで300bpsのモデムで繋げるのがやっとでしたしねえ。あと、当時のバージニア・マドセンは可愛い!!の一言です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2024-04-17 07:11:47)
6.  遠い夜明け
昔、映画館に見に行ったときは衝撃だったんだけど、今見直すとう~ん。難しい。人間がすれちゃったんだろうか。音楽は変らずよかったんだけど、何かが違う。これが時代背景なのかなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-08 03:33:56)
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