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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3490
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 18
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 16
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 21
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作国 : 台湾 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  緑の牢獄 《ネタバレ》 
かつて西表島には「緑の牢獄」と呼ばれる炭鉱が存在した。 そこで働く坑夫のほとんどは外国人で台湾人が多かった。 今や炭鉱の跡は西表島のジャングルに埋もれている。 軍艦島の炭鉱は有名でも、西表島の炭鉱はあまり知られていない。  西表島の炭鉱にまつわる生きた話を語る橋間良子氏。 この映画の主人公だ。 橋間さんは10歳の頃、親に連れられ台湾から西表島に越してきたそうな。 それから80年が経過し、西表島にある荒廃した家屋で一人暮らしをしている。  壮絶な人生を送ってきたであろうことは、シワやシミだらけの肌や身なりから伺い知ることができる。 台湾で生まれたのにその後80年もの間、西表島で暮らしてきた。 その苦労たるやいかほどのものか。 そして今は一人で暮らす日々。 どれだけの孤独を背負って生きているのか。  エンドロールで橋間さんの若い時の写真が映し出され、そこに「橋間良子氏に捧げる 橋間良子(1926-2018)」と字幕が出た時、なんとも言えない気持ちになった。 時間の重みを感じる良質なドキュメンタリーだ。  (追記) 炭鉱の管理者がモルヒネを扱う許可を持っていて、坑夫たちにモルヒネを売っていた。 坑夫たちはモルヒネ漬けになり賃金のほとんどをモルヒネと食費とで使い切ってしまうため、金銭的にいつまでも炭鉱を抜け出せない。 作中で語られるこのエピソードが怖すぎる。 このエピソードのせいで西表島の炭鉱の歴史は閉ざされたままなんじゃないかと勘繰ってしまうほどヤバい。 ヤバい怖いブラックなエピソード。
[インターネット(邦画)] 8点(2025-01-18 20:08:59)
2.  台北暮色 《ネタバレ》 
とにかく感じたのは、台北という街がとてつもない大都会だということだ。 そしてそこに暮らす人々には、それぞれの人生があって、皆それなりに大変な過去を背負って生きている。 その人生は互いに交錯し合い、小さなドラマを生んでいく。  それを都会的なセンスで描いたのが本作。 映像も綺麗だし、音楽のセンスも良い。 だが何かが足りない。 それは娯楽性なのか。 でもそんなものは必要ないのかもしれない。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-05-06 00:05:37)(良:1票)
3.  青春神話 《ネタバレ》 
ツァイ・ミンリャンが本作の後、何本か映画を撮れたのは合点がいく。 ツァイ・ミンリャンはデビュー作で最高傑作を作ってしまったからだ。 これだけの作品を最初に発表したら、そりゃあ評価を得て次々と映画を撮る機会に恵まれるだろう。 だけどおそらくこのデビュー作を超えることは出来なかった。 それだけこの作品の出来は素晴らしい。  台湾の都会の空気。 どこか空気は澱んでいる。 そこで若者は目先の快楽をむさぼる。 そこに将来の希望なんてありゃしない。 刹那な快楽と暇つぶし。 そんな若者たちをセリフ少なく映像で表現した紛れもない傑作。 (=映画は脚本が命では決してない)
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-09 20:36:56)
4.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 
ストーリー的にはよく理解できず。 アクションシーンに目が行きがちだが、これってロケーションが素晴らしく良い。 自然の雄大さがよく画面に現れている。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-01-30 21:22:09)
5.  恐怖分子 《ネタバレ》 
一昔前の退屈な台湾映画の典型。 最後も夢オチでしっくりこない。 群像劇にありがちな分かりにくさも混在。
[DVD(字幕)] 4点(2022-12-03 13:10:09)
6.  南風(なんぷう) 《ネタバレ》 
黒川芽以が主演、舞台は台湾、そしてロードムービーと、好きな要素ばかりなのに、そこまで楽しめなかった。 そこはやはり、肝心の内容がつまらなかったというか、黒川芽以以外の登場人物に魅力を感じなかったというか。  あとは、あれだな、黒川芽以が脚を一度も露出しなかったからだな。 いつ美脚を披露するかと待ち侘びたが、ついに露出せず! 大いに不満!
[インターネット(邦画)] 5点(2021-07-11 01:16:25)
7.  台北セブンラブ 《ネタバレ》 
映像センスは良いが、内容が極めて物質的で拝金主義。 内容が薄っぺらいので、7つの挿話を集めてきたのでは?と勘ぐりたくなる。  なんというか、内輪ネタ大好きな芸能集団が自己満足で好き放題作ったような作品で、とても評価する気にはなれない。
[インターネット(字幕)] 2点(2021-01-27 18:41:34)
8.  百年恋歌 《ネタバレ》 
第1話は良かったが、第2話が非常に苦痛だった。第3話もイマイチ。  第1話 ビリヤードで知り合って、その後手紙を出す。 それで恋仲に。 なかなかテクニカルなナンパだ。 メールアドレス交換じゃ、こう上手くはいかないだろう。 この時代ならではの良い話という事か。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-23 06:27:17)
9.  恋人たちの食卓 《ネタバレ》 
恋人たちの食卓という作品名には違和感があって、さしずめ「好色親父と三姉妹物語」という感じ。 長女は宗教オタクで次女はキャリアウーマン、三女はデキ婚とまったく調和が取れていない。 肝心の親父はというと、キモいおしゃべりババアと仲良くしていたかと思いきや、その娘をはらますという好色ムッツリジジイ。 というわけで、とんでもない家族のお話。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-24 15:15:49)
10.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品が好きなので鑑賞。 音楽担当は坂本龍一、グスターボ・サンタオラヤが担当でないとイニャリトゥの良さが出ん!  内容もそこまで面白くないが、アクション好きには楽しめるのではないだろうか。 それにしても、息子を殺されるというのは見ていて辛いものがある。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-08-16 13:20:16)
11.  この街に心揺れて 《ネタバレ》 
可もなく不可もない台北発ラブストーリー。 台湾映画なのだがアメリカだの日本だのの話題が出てくるので、そこまで異国情緒に浸れず終い。 ラブストーリーに酔いしれる事もなく、台湾の雰囲気を堪能できる訳でもなく、そのまま終幕を迎えてしまった。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-08-09 23:18:17)
12.  カップルズ
台北を舞台に、淡々と繰り広げられる物語。 つまらなくはないが、面白くもない。 一昔前の台湾映画の特徴か。  台北の夜市は、やっぱり定番。 映像の美しさを、あまり感じられなかったのが残念。
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-08-22 02:09:40)
13.  あの頃、君を追いかけた(2011) 《ネタバレ》 
序盤の下ネタの嵐には、正直、この映画に不安をおぼえたが、その後は実にすばらしい内容で一安心。 メインに描かれている内容は、実に真っ当な青春映画なのだが、随所に下ネタが出てくる。 メインの部分が素晴らしいだけに、おふざけ下ネタの出し過ぎは逆にもったいない気がする。 コメディタッチの青春映画という位置づけにしたかったのだろうが、この素晴らしい内容なら、シンプルにただの青春映画で十分なのに・・・  だけど、そのどっちつかずなコメディ部分を考慮しても、これはアジアン青春映画の傑作だ。 もう戻らない、「あの頃、君を追いかけた」思い出。 そして彼女の存在。 あの時、あの場所、あのシーンに戻れたら・・・と、思いを馳せてしまう、そんな青春時代のホロ苦い思い出。 それが実に切なく素晴らしく、甘美に描かれていて、むしろこの主人公に嫉妬してしまうほどだ。  あんなに可愛い女子と青春時代に触れ合っていたら、きっと気がふれてしまう。 それこそ勉強どころじゃない。  だけど、その恋は成就しなかった。 成就しなかったから不幸だと短絡的にならず、「かけがえのない思い出」として、胸の中にしまい続けながら大人として生きていく。 切ないし、耐えられないけど、実現しなかったからこその輝ける青春。 実現していたらきっと、失望してしまう何かを目の当たりにしてしまっただろう。 いくら可愛い女子でも、欠点はあるし、オナラもする。 実現しなかったからこそ、そういった幻滅するような部分を知らずに済んだ。 知らずに済んだからこそ、かけがえのない思い出として、永遠に胸の中に残り続けるのだ。  そんな彼女の結婚を、心から祝福する主人公。 私はこんな立派な心境にはなれないだろうと思うけど、実際、そこまで素敵な思い出をくれた彼女の幸せなら、祝福できるのかな? 残念ながら私には、ここまで素敵な青春時代の思い出がないので、知る由もない。 だけど、この映画を観て、そんな青春時代を体験したかのような気分になれた。 それだけで胸いっぱい。  ヒロインの女の子のかわいさ、やっぱり制服を着ていた頃が一番良い。 大人になってからの彼女は、平凡にさえ見えた。 学校、制服、限られた時間。 そんな制約こそが、輝ける青春の条件か。
[DVD(字幕)] 8点(2016-03-10 23:42:20)(良:2票)
14.  GF*BF 《ネタバレ》 
筋書きは非常に良くできている。 凄い!と言い切れる程に、良くできている。 冒頭の、顔の似たハーフっぽい女の子が二人暴れるシーン、これも後で振り返ると、すさまじいまでの伏線。 筋書きと演出はトップレベルに良くできているのだが、いかんせん重い! 重すぎる。 そして不幸な話は、観ていて疲れるし、いい気分にもなれない。 そんなこんなで、非常に評価自体が難しい作品だった・・・  セクシャルマイノリティの苦悩、不倫のもたらす絶望的な道筋、子供という絶対的な存在、世の中を上手に生きていくならず者。 色んな要素に、台湾の歴史的背景も絡まって、とってもお腹いっぱいになる一本。 だからこそ重い。 いくら感銘を受け、筋書きと演出がピカイチでも、人生讃歌と真反対をいく本作を、高く評価することは、やっぱりできない。  人生たるもの、どこかに救いはあるし、いつだってやり直しはきくはず。 そんなメッセージがもし、この作品に込められていたら、満点をつけても良かったかな。 そんだけすんごい作品だし、そんだけもったいない作品。  しっかし、また台北に行きたいなぁ 夜市を歩きたいなぁ グイ・ルンメイは、やっぱり素敵だなぁ
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-22 01:53:55)
15.  台北の朝、僕は恋をする 《ネタバレ》 
悪くないね、うん、悪くない。 恋愛は最高。 ヒロインのコも、自然でカワイイなんの。  色んな人間模様もからんでいて、脇役も個性的でよい。 台北の夜市も出てくるし、台北の雰囲気もよく伝わってくる。  作品としては小粒なんだけど、その小粒さがまた良いのかも。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 03:15:40)
16.  モンガに散る 《ネタバレ》 
脚本が緻密。 香港映画とは、また一味違った台湾ヤクザ映画。 香港映画のように洗練された演出や、派手さはないが、人間関係の描き方や人物の掘り下げが実に丁寧。  後味はよくはない。 だが、ヤクザの世界のやるせなさは、思い切り良く描けている。  5人組の中で、チキンだった二人だけが生き残るというのも皮肉。 だけど、それがヤクザ世界に限らず、社会の構図かもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-25 02:03:21)
17.  台北カフェ・ストーリー 《ネタバレ》 
公開時に見逃してから3年。 ずっと観たかったアジア映画。 遂に観ることに成功!  場所は北青山。 オシャレなバーで、入場者30人限定での上映。 スクリーンは小さかったが、とにかく待望の映画を観ることができた。  目当ては女優のグイ・ルンメイ。 日本人とは、また一味違った魅力がある。 なんというか、嫌味のないナチュラルな美しさ。  グイ・ルンメイが演じる女性が、台北にあるオシャレな街中で、オシャレな妹と一緒にカフェを営むという設定。 製作総指揮に、『珈琲時光』のホウ・シャオシェン。 まあ、これだけ揃っていれば、ハズレはない。  この作品のテーマは“物々交換”。 欲しい物を、貨幣ではなく、物で評価する。 その状況下では、物の価値は一般的な貨幣価値ではなく、当事者間の気持ちにより決まる。 人にはそれぞれ物に対する思い入れがあり、その思い入れによって、その物の価値は全く異なってくる。 その物々交換が、カフェで繰り広げられる。  正直言えば、この物々交換というテーマ、それほど面白くはない。 やはり、この映画の魅力は、「オシャレなカフェで働く美人姉妹を、ただただ鑑賞すること」に尽きる気がする。  少なくとも私は、グイ・ルンメイを鑑賞できただけで幸せだ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-15 23:45:07)(良:1票)
18.  台北に舞う雪 《ネタバレ》 
おもいっきりベタな展開の恋愛映画だが、ストーリーよりも、映像の美しさ、風景描写の素晴らしさ、色使いの美しさに目を奪われた。  台湾特有の、街中を線路が突き抜けるロケーション。 その近くに建つ、おんぼろの家。 これらが美しい映像によって映し出されている時点で、ストーリーがむしろオマケにも思えてしまう。  主演の男女二人は、特別、美男・美女とも思えないが、かえって親近感をおぼえた。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-01 18:41:39)
19.  紅夢
中国製作映画としては、チェン・カイコーの『さらば、わが愛/覇王別姫』に匹敵する濃度を持った作品。  チャン・イーモウはこの頃、素晴らしい作品を撮った。 現在に関しては敢えて語らず。 抜群の才能が出世的野心と金によって摘まれることの損失の大きさ、本作を観てこれを感じずにはいられない。  主演のコン・リーは完璧なまでの大陸美人。 チャイナ服をとっかえひっかえ着こなす。  そして、巨大なのに閉塞感たっぷりの大邸宅。 妾4人とは羨ましくもあるが、現代日本の感覚からするとむしろ寂しい印象の方が勝るかも。 とにかく、あのお城の様な邸宅は冷たい感じがする。 大体、気味の悪い小屋が屋上にある時点で頂けない。  だが中国ならではの文化、もちろん中国の中でも特殊な世界での文化だろうが、我々日本人からしたらカルチャーショックの何物でもない。 同じアジア圏の私から見てもショックを受けたくらいなので、欧米人が本作を観たらどんな感想を持つんだろうか。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-06-05 01:52:59)
20.  ピノイ・サンデー 《ネタバレ》 
フィリピン・台湾合作映画。 生粋のアジアンテイスト全開!  ストーリーは何てことないし、支離滅裂な部分も感じられる。 しかし、アジアの香りが画面いっぱいから感じられるのが良い、いや、それだけで観る価値がある。  中盤のメインとなる、赤いソファーを運ぶ珍道中のエピソードは少し長かったかなぁ。 前半と終盤の人間模様をもっとメインに据えて、ドラマ仕立てにしてくれれば、もっともっと面白いアジアン映画になったかも。  もし逆に、赤いソファーを運ぶくだりをメインに見せたいのなら、最初から最後まで赤いソファーを運ぶことを題材にしたロードムービー色豊かな作品にしてしまうとかもありだったようにも思う。  その辺の完成度とか、構成のゆるい感じが、逆に言えばこのアジア映画の魅力だったりするのかもしれないが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-01 22:53:08)
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