1. ハイジ アルプスの物語
どうしてもアニメ版の影響を受けて見てしまうが、アルプスの風景はとてもよかった。ペーター役の子は顔がちょっとねえ。他方、ロッテンマイヤーは美人過ぎかな。吹替版なら「クララが立った!」を強引にでも入れて欲しかったところ。ちなみにヨーゼフは出てこないけど、調べてみたらアニメオリジナルキャラらしい。あと「パンの持ち帰り」はアニメは「白パン」なんだが、これもアニメ版で変更したんだろうか。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-08-07 15:22:10) |
2. ラルジャン
《ネタバレ》 ちょっとしたことから人生が転落していくことはあるだろうし、所謂一般市民は善と悪の境界のようなところで生きている。だから自分を守るために多少のインチキはするのだろう。それが他人を不幸に陥れることもあるわけだが。そういった人生の不条理さを描いているのだろうが、出所直後にイキナリ殺人しちゃって、罪を重ねていくというのはやや唐突で無理があって、展開を急ぎすぎ。原作未読なのでどうアレンジしているのかわからないが、この辺の過程はもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。あとは役者が総じて下手というか魅力がないのも盛り上がりに欠けるのも難点ではある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-28 13:08:53) |
3. 幸福なラザロ
ドイツ統一後には東ドイツの人々は前の方がよかったと嘆いたという話を聞いたことがある。どんな社会が「幸福」かなんてのは相対的なものでしかないのかもしれない。描き方が極端ではあるが、実話をベースに寓話的に資本主義批判をしている展開には興味深いものがある。ただし、オチは少々ヤリスギかなと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-26 11:55:24) |
4. クレオパトラ(1963)
エリザベス・テイラーは当時30ぐらいか。貫禄ありすぎで50ぐらいに見えるが。で、特に美人とも思えずイマイチ説得力が・・・。実際のクレオパトラも美人かどうかは諸説あるようだし、たかが50年程度でも美の基準は変わるという事なのかもしれないが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-15 20:16:00) |
5. アイガー北壁
《ネタバレ》 登山をネット中継して賞賛を得るために無謀な挑戦をして命を落とした若者のNEWSを思い出した。その時は「誰が彼を追い込んだのか」という事が話題になった。その後も「中継」を目的とする登山事故が相次いでいるようである。本作の4人も自分の意思で登山しているわけで誰かに強制されたわけではない。当人たちにも当然の事ながら承認欲求があっただろうし、そういう意味では「自己責任」ではある(「自分のために登る」と言っていたトニーは「付き合い」で登った側面もあるが)。 ただし、その背景にはナチスの国威発揚に迎合し「挑戦」を煽るマスコミと現代さながらの「実況中継」がある。そして4人は「挑戦」を重ねて失敗し、最終的に下山を決意するも悲惨な結果を招く。という展開から、当初は煽っていた女性カメラマンが終盤に命の大切さに気づくという心情変化が本作のメインストリームになるのだろうが、救出行動までするのは過剰演出だろう(史実かもしれないが)。 登山場面は緊迫感はあるものの、ありきたりでもあり、どこかで見た事あるような映像が続くので多少の退屈感はあるのだが、無謀な挑戦の背後にある様々な構造を色々考えながら見ると、現代にも通じる示唆に富んでいるように思える。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-17 12:32:40) |
6. WATARIDORI
鳥って恐竜の生き残りなんだよなあ。空飛べるしやっぱ特別な存在だよなあと改めて思った次第。コレを見てる間ずっと「空に~憧れて~、空を~かけてゆく~」(ひこうき雲・荒井由美)が頭の中を流れてた。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2008-06-08 04:36:44) |
7. マーサの幸せレシピ
前半は面白く見られるのだが、後半が物足りない。最後、客に悪態ついて店を飛び出すのはどうなのかなあ。結局、主人公は最後まで「街で2番目のシェフ」と言われる事に気づいていないと思われるのだが。 6点(2004-05-05 21:33:16) |
8. 24時間4万回の奇跡
《ネタバレ》 気分屋親父の暴言・暴挙に耐える家族。息子が事故で入院して、改心するのかと思いきや、妻や娘に対して荒れる。ホントどうしようもない親父。息子が無事退院し、危機を乗り越えたという事で、ひとつの事をやり遂げた家族はまとまりメデタシメデタシなのだが、ラストのまとまり方があまりにも唐突過ぎる。 3点(2004-04-06 23:37:15) |
9. アンナ・オズ
なんだかわけがわからなくて、見ているこっちまで夢の世界に入っていきそうでした。 3点(2004-03-25 16:36:51) |
10. 恋人までの距離(ディスタンス)
男がペラペラしゃべり過ぎ。そういう映画だから仕方ないけど。2人はかなり無理してるし、不自然だと思います。でも自然であるがままの意気投合なんて現実にはありえないし、双方気に入られようと思えば多少の無理はするものなのかも?そういう意味では自然な映画?なんだかわけがわからなくなってきた。 4点(2004-01-03 22:18:52)(笑:1票) |