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エージェント スミスさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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1.  ゴジラ FINAL WARS
俺は小学校2年ぐらいの時、ゴジラ1作目を観て衝撃を受けて以来当時は親とレンタル店へ行くたびにゴジラ映画のビデオも借りてくれるように頼んでいたほどゴジラ映画が大好きでした。中学生になってからは洋画などいろんな映画を観るようになりゴジラへの関心も薄れていきましたが、本作が公開される時にゴジラシリーズの最終作と名が打たれたのに久々にゴジラへの関心が沸き、楽しみにしていましたが予告編を観た瞬間、唖然としました。あからさまなCGが目立ち何か戦隊もののようなシーンも見られて観る気が一気に失せてしまい、レンタル開始しても借りる気も起こりませんでした。でも、去年の年末に地上波初放送とのことで「一応最後の作品なんだから観ておこう」と思い観てみました。そして観終わった後、愕然としました。これまで輝かしいほどの魅力を放ち、世界にも誇れるあのゴジラがこんな形で幕を下ろしていいのかと。予告編で感じた嫌な予感が次々と的中し、マジで落ち込みました。適当に書いたとしか思えない脚本に質の低いCGの多用。訳の分からない戦隊もののようなアクションも明らかに不必要(←これを削っただけでもまだ十分にマシな映画になったはず)。CGを多用せずに生の迫力を重視し続けた従来のゴジラ作品の基本構造を完全に忘れているような怪獣のアクションシーンにも苛立ちしか頭にありませんでした。一応多くの怪獣が久々に見れたので、それに免じて1点にしておきます。本来ならお遊び映画だと何とか区別して観れますが、初期のゴジラから強い思い入れのある俺にとってはシリーズがこんな形で終わってしまうのは納得できません。。東宝さん、デストロイア~2000ミレニアムの時みたいにまたゴジラを復活させて下さい。お願いします(泣)
[地上波(字幕)] 1点(2006-01-04 18:23:54)(良:2票)
2.  ピッチブラック 《ネタバレ》 
前々から気になっていた作品ですが、なかなか手が伸びず最近になって「リディック」が公開したことで観てみようと思い、鑑賞しました。正直言ってこの映画を甘く見すぎていましたね。予想以上に完成度が高かったです。最近面白い題材が出尽くしたのかと思われるエイリアンとの戦いを描いたSF映画。けど、この「ピッチブラック」ではそんな事はありませんでした。冒頭から迫力ある不時着シーン。ここで一気にこの映画の世界観に興味をそそられ、いきなり唐突的に襲われる最初の犠牲者や荒廃と化した研究所。エイリアンの強大な恐ろしさを大いに見せつけられ、観ている俺もますますワクワクさせてくれます。日食して辺りが暗闇になってからも、この映画のテンポは失われません。むしろ、余計にテンポが高まりこの先どうなるのか全く分からなくなります。エイリアンに対抗できる武器が全く無いままリディックを中心に生還を目指し、ただひたすらエイリアンだらけの暗闇を駆け抜ける生存者たち。途中、極限状態の中、正気を失うオッサンや生存を神に託す神父さんや脇役の俳優たちの演技もお見事。そして何より最も良かったのがリディックにビン・ディーゼルを起用したこと。彼のおかげで映画自体の魅力をより引き立てていたと思います(ただ、ディーゼル自体があまり凶悪犯罪者に見えないのは痛かったが・・・)クライマックスもかなり意外な人物の退場にも驚かされ、全編通じて全く飽きを感じませんでした。この映画の影響で初めから観る気の無かった「リディック」も少し観てみたいと思いました。
8点(2004-09-13 19:44:29)(良:1票)
3.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
少しラストに言及します。ラストのパレードでベーコン演じるショーンが家族と居るのを見たとき、これがあの3人の本来の在るべき姿じゃないかと思いました。ロビンス演じるデイブも妻や息子は居るけど過去の暴行を受けた事件がトラウマになり、決して幸せな感じとは言えない。ペン演じるジミーも今回の事件で娘を失った。過去の事件と現代の事件で複雑になり、互いの心身のすれ違いで起きてしまったラストの悲劇。彼らの運命が少しでも変わっていたら、ラストに勘違いでジミーがデイブを殺すというこの悲劇にはならなかったかもしれないし、ジミーが(名前忘れたが)あの少年の親父を殺しておけば、この娘の殺人事件自体起こらなかったかも知れなかった。それらを全て集約して考えると「運命」というのはやはり残酷で、複雑な物だと感じさせてくれる。映画自体も過度な演出は少なく、比較的静かな雰囲気で物語が進み登場人物の心情に焦点を置いたカメラワークに音楽。それぞれの俳優の個性を引き出す演出も多く、イーストウッドならではの手法が全編に渡って冴え渡っていたと思います。最近何かと悪役が多かったベーコンも本作でまた新たな一面を見せてくれたような気がするし、オスカー受賞のペンもロビンスも観る側に感情移入しやすい迫真の演技で終始感嘆するばかりでした。最近娯楽映画ばかり観てきた俺にとってはこういう社会派ドラマは、あらゆる意味で深く考えさせてくれる物になったと思います。
8点(2004-07-22 20:43:27)(良:2票)
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