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わいえすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 107
性別 男性
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1.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 
あれだけ派手に人殺しといて、愛国心がどうのとぶち上げて、犯人がイスラエル人というオチ。素敵すぎます。トラボルタが普通の悪役みたく死んでしまったら、企画通らなかっただろうね。ユダヤ人激怒するだろうね。あるいは上からの圧力で変更したのかもね。2001年公開ということは、テロの前に完成してたのかな。そう、本作はまさに単なるハイテク・クライム・ムービーの域に収まらない、「テロとの戦い」について問いかけた野心作なのである。確かにミスダイレクションだ。ただ単にハイテク版の「レザボア・ドッグス」と「ユージュアル・サスペクツ」を狙って外したような気もするが。トラボルタにわざわざ大天使の名前つけてるのも何だか嫌な感じだ。しかし「ゴッド・アーミー」を観れば妙に納得できるかもしれません。いずれにしてもアメリカ人がこういう姿勢では、テロとの戦いは永遠に終わらないに違いない。監督の意図かどうか知らないが。意外な怪作。さて「ミュンヘン」でも観ようかな。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-19 00:10:04)
2.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 
相変わらず映像と音楽のセンスのよさはピカ一。前作はあれでも結構シリアスな雰囲気であったが、今回は悪ノリが激しい。ヴァンサン・カッセルには最高に笑わせて頂きました。見た目も行動ももろに「ルパン三世」という感じだが、もしかして意識しているのだろうか?それにしても評判悪いな。個人的には結構好きなのに。確かに気になる点はいくつもある。まずストーリーの細部がわかりにくい。ジュリアの老けっぷりには驚かされる。ゼタ子の父親の登場も、唐突というか何と言うか。ジュリアが本人を演じるのも、「シベ超」レベルの禁じ手だ。しかし元々この監督はストーリーや人間ドラマより空気感重視なので、不親切なのはいつものことだし、今回はさらに監督とキャストのおふざけを、そのまま作品にしたような感じなので、名優たちの和気藹々とした軽いノリと、スマートでクールな雰囲気が楽しめれば、それでよろしいんじゃないでしょうか。真面目にやればいいってものでもないしね。  
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-23 22:38:22)(良:1票)
3.  マトリックス
今更ながらDVDで観賞。本作以降、似たような映像をよく見かけるようになったが、それでもオリジナルはやはり違う。かつて見たことがないような斬新な映像が、洪水のように画面から迸り出る様は圧巻である。監督はジャパニメーションからの影響を公言しているが、ただ単に影響されるのと、実写でやるのとは訳が違う。さすがハリウッドである。映画館で観たらさぞかし楽しいだろうと思う。カンフー、禅などの東洋趣味に、コンピューターによる人間支配と、いかにもヒッピーくずれのコンピューターオタク趣味でもあり、サイバーパンクの典型でもある。そういえばここまでストレートなのは、今まであるようであまりなかったかもしれない。というよりも一度廃れたものが、撮影技術の進歩とネットの普及によって復活したような形であろうか。終末思想、「眠れる森の美女」に「不思議の国のアリス」などの古典、ワイヤーアクションと様々な引用をぶち込みつつ、SF特有の難解さをなるべく排して、徹底的に娯楽作に仕上げている点には好感が持てる。と同時に、コンピューターと仮想世界からの開放を隠喩とすると、強力かつ深遠なメッセージ性が読み取れる。「人間は苦痛がないと生きられない」は名セリフだと思う。「ニューロマンサー」「功殻機動隊」に続くサイバーパンクの系譜に新たな歴史を刻み、映画の表現技法に革新をもたらし、社会現象まで巻き起こしたという点で名作であることは間違いない。
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-06 03:43:52)
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