1. 女と男のいる舗道
よく使われている色々な文字広告の看板の前で立っているシーン。キスをしたあと相手の吸っている煙草の煙を吐き出すシーンなど好きな映像もありましたがモノクロの良さを感じさせる美しさはあまり感じられず、ストーリー的にも斬新さにどっきりすることもなかったです。見た時期を選ぶ映画かもしれないです。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-05 03:03:00) |
2. 女は女である
アンナ・カリーナを見ててコケティッシュって言葉を思い出しました。すごくかわいかったです。 ブリアリの仏頂面も負けず劣らずかわいくて見とれてしまいました。 街並みやアパルトメント、ファッションだけじゃなくカフェのジュークボックスなどがいい感じで、のちの「アメリ」のような映画に流れていくんだなあと思いながら見ていました。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-01-02 13:20:25) |
3. 王は踊る
リュリが死のまぎわに、国王ルイのために過ごした時間を回想するところから始まります。こういう始まり方をした映画はラストに余韻を残さなければ失敗だと思います。リュリは男色遊びをしながらもルイにつくすのですが、ルイへの愛情があまり伝わって来ません。また他に愛している男がいるリュリの妻の心象も見えてきません。BGVとして楽しむには豪華な映像と華麗な音楽でいいと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-08 01:58:07) |
4. 女はみんな生きている
自分に何もしてくれず、金持ちに売り払おうとした父親が娘に「呪ってやる」というシーンで、娘が「お父さんに、何かもらったのってはじめて」と切り返すシーン素敵です。 セックス中毒の父と、女たらしの息子も笑えます。嫌になちゃうお母さんの気持ち良くわかります。 でも、そういう風にしたのはお母さんなのかもね。 7点(2005-02-20 08:01:16) |
5. 大人は判ってくれない
トリュフォーの描いた子ども映画では家庭内暴力などの多少のベタさはあってもストレートに子どもを描いた「思春期」の方が好きです。この映画はむかし観たせいかもしれないけど、当時は大人の目で見た「大人はわかってくれない」のような気がしました。むしろ大人から見た「大人はわかってくれない」なら良かったなと思う。この映画のフランスの匂いが好きです。子どもだった頃のレオン・ウォルトへ、みたいな感じで描けたら、もっと良かったのに。 7点(2003-08-26 18:20:00) |
6. 幼なじみ
退屈で退屈で、最後まで見るのが苦痛でした。薄っぺらで嘘っぽい人ばかりです。母親がサラエボに行くシーンだけは見ていられたので、その点数2点。 2点(2003-08-03 01:52:08) |
7. 鬼火(1963)
現実と同じ流れで時間が流れていくところに妙にすごいなあと思ってしまいました。ちょっと身につまされました。 6点(2003-07-28 03:02:08) |
8. 男と女(1966)
《ネタバレ》 最初に見たときはたんにおしゃれな大人の不倫の映画だと思っていました。セピアに描かれる現実と色鮮やかな過去の回想シーンの対比が見事です。過去の幸せが今を悲しくさせ、もう死んでしまっているのに今でも大切な夫を思いながら、新しい恋に落ちていくアヌーク・エーメが素敵です。悲しい分だけ美しい映画でした。ジャコメッティの火事になったときのことを話す逸話をふたりで話すシーンが大好きです。フランシス・レイの音楽が映画の魅力を十二分に発揮させています。30年前に見たときは5点。10年前が8点でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-07-28 01:21:47) |
9. オープン・ユア・アイズ
「バニラ・スカイ」を見た後で観ましたが、映像的や些細な部分がこちらの方が好みでした。スタニフワム・レムの小説や、大島弓子のマンガにでてくる、苦しい現実が待っているなら夢でいいから起こさないであげよう的な考えの、もうひとつの答えだなあと思いました。 [映画館(字幕)] 5点(2003-07-28 01:05:37) |
10. 桜桃の味
興味を引く映像で、残る内容なのに、好きかといわれると、そんなこと無い映画。アキ・カウリスマキの映画に似たシチュエーションのものがあるけど、そちらのほうが好き。 5点(2003-07-08 02:24:00) |
11. オール・アバウト・マイ・マザー
アルモドバルの映画って先がどうなるかわかりそうで、わからない。どんどん引き込まれていきました。登場人物たちがみな愛しいです。 8点(2003-06-17 15:39:58) |