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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1645
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1.  バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー 《ネタバレ》 
こないだのフランス製実写版『シティハンター』はまだ観てないのですが(実は『シティハンター』自体に疎くって)、アレの監督の次作品!というコトのよーですね(+その監督含む今作の主演4名は、元々コメディグループを組んでるお仲間さん達ってコトらしくて)。フレンチ・コメディってヤツの個人的印象としては、ラテン系よろしくとにかくお気楽!+特に男がチョ~軽薄!て感じなのです…が今作もご多聞に漏れず完全なるそーいうヤツ!+コテコテな近年のヒーロー映画のパロディコメディ!ではありましたかね。ごく短尺で、好みはありましょーが(個人的には)諸々のギャグも結構質が高かったと思えてまして、暇潰し用の笑えるヤツとしてなら十二分に有用(+私は実際に大いに楽しめた)という感じですかね⇒クライマックスのアベンジャーズ・ピタゴラスイッチ・大惨事!なんてかなりの爆笑!でしたですよ。  ひとつ、多少懸念点があるとしたら、思った以上にワリかしおバカ下ネタ&不謹慎ネタが多いってコトぐらいですかね(⇒全くの部外者にも関わらず文字通り「被弾」するトム・クルーズとか、パロディとしてもライミ版スパイダーマンのあの名シーンをこ~んな下品な茶化し方は好いのかな?と思ったりもしますが…)。でも、コレもコレこそがおフランスの風情…と思うのがまた正直なトコロではあります。
[DVD(字幕)] 7点(2023-12-17 21:53:26)
2.  ハイテンション 《ネタバレ》 
大昔に観た時はやはり然程好い印象ではなく、理由は重ね重ねシンプルに、私はこーいう「今までのは実は全部幻覚だったのです!」系の映画がとにかく不得手…ってコトなのですね。でも、久方振りに今回観直してまずは感じたのは、この映画はその部分の「トリック」に関しては最早全く「整合性」を考慮してはいない、というコトであって、だから確かに本作を理の通った映画として(=整合性を高度に求めて)観てゆく、とゆーのはあまり好ましくない鑑賞方法かな~と第一には思い直したのですよね。  その上で、純粋にその「不条理」のもたらすモノも含めての「恐怖」を求めて今作を観てゆくならば、やはりコレもごくシンプルに実に優れた「ホラー」だな、とも思いますよね。繰り広げられる陰惨な血ミドロのキレ味といい、全編を貫く極上の緊迫感といい、ソレでいての緩急とゆーか、ジットリとイヤ~な怖さと逃げ出したくなる様なパワフルな怖さに終始サンドイッチされてゆく加減とゆーのが今回モ~堪らなく心地好かった!のですよね。加えて、実はその肝心のマリーのキャラクター的な部分の話の流れ・個々の描写の意味的な繋がりとゆーのは、コッチはワリと好く整っていてその面でも完成度の高さとゆーのまで感じられました(もちろん、その「オチ」の不合理を私の様な理論で「飲み込める」コトが大前提ではあると思いますが)。主演女優とフィリップ・ナオンの演技の高さも含めて、個人的には良作以上に思える作品でしたね。是非。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-12-08 19:59:00)(良:1票)
3.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
ワリと序盤から、率直にかな~り「荒唐無稽」な作品に思えてたとゆーか、でその感覚は最後まで観ても結局変わりませんでしたですね。が、昨今の戦争映画ってこの手の娯楽に振り切ってるファンタジック系と、もう一方は徹底的にリアリズム側に寄ったごく重っ苦しい系にキレイに分かれてる様な気も…とも思えてまして、なのであくまでコレは娯楽系の戦争映画だと思って(あまり気にせず)割り切って観るコトにはしたのですね。ゆーて、かの名作潜水艦もの『U・ボート』とかにだって描写の一部にはやや誇張のあるモノも含まれていた…とは言いますし(水圧で鋲が吹っ飛びまくる…て、そんなん電気溶接してるに決まってんだろ!とか)。  で、そーして観てゆくと全編に渡ってかなり緊迫感のある状況が続くのがアクションとしてそこそこ優秀なよーにも思えたり、却ってメリハリが無いよーにも思えたり、潜水艦ものだと思ったら他にもナンだカンだと色々(近代兵器も沢山)出てきてお得感もあったり、でもやっぱちょっと荒唐無稽・出木杉・(ちょっとダケ)支離滅裂にも思えてうーん…となったり、と中々忙しい映画でした。結論、ジェラルド・バトラーのグラス艦長とミカエル・ニクヴィストのアンドロポフ艦長がとてもカッコ好かったのでこの評価とします。この2人にはやはり少しダケ、名作『眼下の敵』の方の2人を思い出してしまいましたよね。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-18 23:38:25)
4.  パリのランデブー 《ネタバレ》 
パリを舞台にしたオムニバス…ですが、描かれるのは(いつもの)恋愛模様とゆーよりは、恋愛絡みのごくみっともない有様、という点ではかなりシニカル強めな作品集だと言えますかね。個人的には、笑えるかと言えば十分(クスリと)笑えるものではあったのですが、本質的にはあまり好みでない系統ではありました(笑いの「質」としても)。  まあ、コレをフランス映画よろしくな美男美女がまた演じて(特に女性陣のレベル高し)そして舞台も文字どおりに瀟洒なパリのあちらこちら…てな具合に、決してみっともないだけではないごくシャレオツな作品にまた仕上がっちゃってるなあ…と思ったりもしたのですケドね。   1.7時の約束(27分) まあ、しょーもない男ではありますケド、こんな偶然はそれこそ「あり得ない」のですから、こんな時こそ笑い飛ばすべき…だったのではねーでしょーかね(あの表情で固まってしまってはそれこそ防戦一方になっちゃいますですよ)。対する女の子の(決してやり過ぎないながらも)朗らかに凛と勝ち誇った様子はままグッドでした。  2.パリのベンチ(31分) 本オムニバスはどの作品もかなり純粋な会話劇でしたが、中でも一番その傾向が強かったすかね。ひたすらパリの公園を散歩デートする様子が続いてゆくのはそれこそ『ビフォア・サンライズ』のパリ版、的な風情でした。ただ、そのパリの中でもそこそこ自然が豊かで閑静な公園の様子とゆーのは、思いがけずかなり心地好かったです。その意味ではごく羨ましいデート風景だったとも言えますね(中身はどーあれ)。  3.母と子1907年(35分) パリ在住の画家で長身でイケメン、と手駒はかなり揃っているにも関わらず、やってるコトは(3作の中でも)一番みっともない…という残念さ加減は(個人的には)ちょっと痛々しさが過ぎて笑えはしなかったすかね。あの口説き方はちょっと酷いですって(彼女がイイ人だったから好かったものの、最後はちょっと呆れてませんでしたかね)。ま、その顛末を自分の芸術に昇華・結実させた…というラストは、実は決して悪くない…とも思いました(人生って須らく、結局はそーいうモンじゃない?という意味で)。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-29 22:46:34)
5.  バクラウ 地図から消された村 《ネタバレ》 
最後まで観ると、思ったよりも遥かに完全に西部劇なのですよね。その意味では、序盤から妙ちきりんなミステリアスさをプンプンと醸してるのはシンプルに大いなるミスリードだとも言えます(特に、中盤以降散見されるUFOは中々手酷い目眩ましですね)。  前述どおり、そういった本筋とは(実は)関係ない幾つかの要素を除けば、非常にシンプルな話なのです。その意味では、個人的には序盤からの異様な雰囲気に完全に惑わされて(罠に嵌って)しまってからのこの終着というのは、やや肩透かし気味というか、若干以上にシックリ来なかった、というのが正直な感想です。ジャンルとしては(西部劇部分を除けば)スリラーに非常に近いですが、恐怖描写・アクション展開・またはグロ描写、といったものについては率直に特に目を引く様なレベルのものも無いといってよいでしょうし。  ただ、典型的西部劇なシビアさ(殺るか殺られるか、或いは、自分の身は自分で守る、といった様な価値観)を現代にそのまま移植したことによる異様な「殺伐とした感」といい、ミスリードとはいえのこれも異様にミステリアスな雰囲気といい、その面ではかなり独特な雰囲気を擁する映画であることは間違いないです。一種、唯一無二な空気感を擁している、と言ってもよいかも知れません(とは言えこの部分も前述どおり、本質的には非常によくある西部劇のモノ、でしかないとも思うのですケド)。  評点はちょっと迷いましたが、個人的な大枠の「観た感じ」を信じて、低めに付けておきます。
[DVD(字幕)] 6点(2021-05-29 08:37:59)
6.  8人の女たち 《ネタバレ》 
オチは中々秀逸だと思いますが、そこまでの実際の展開上にはミステリ的な面白さというものは薄くて、否、そもそも展開上に現れるのは面白さ、というよりは醜い人間性のエゲツなさ、だとでも言いますか。これをコメディとして楽しめるのは、それは率直に女性の方ではないか、とも感じます(純真な男のコである私なんかは正直ドン引きでしたですよ)。コメディだとしても少なくともかなりシニカルな方のヤツですね(私がごくごく苦手なヤツ)。  ただ現場そのものは、ある種超豪華な女優陣の面子とプライドを賭けた頂上決戦の場と化しており、凄く近寄り難い非常に危険な様相を呈していました。キャラが立ってたのはまずユペールですかね~ただ彼女は比較的分かり易いキャラで、その演技のもたらす面白さも少し表面的かとも。ドヌーブも単純なキャラで実は見た目ほど存在感も無いかと思います。悪辣ぶりが際立っていたのはベアールで、コッチは見た目にも若々しさとキレがあってこの8人においては重要なアクセントとなっていたかと。ただ私が一番印象に残ったのはアルダンです。正直訳の分からないキャラだし容貌も大味だったですが、ミステリアスな魅力、という意味では一番深みのあるものを感じました。そこら辺、女優の演技合戦という部分には間違い無く観る価値がある作品でしょう。  一点、件のミュージカル要素については、別にコンセプト的にアリかナシかで言えばアリっちゃアリかと思いますが、やるんだったらもうチョイ本気でやって欲しい、という感じですかね。特に歌ってる時の動き・振付け的な部分が非常に適当に思えました。そこは残念。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-17 00:41:07)
7.  パターソン 《ネタバレ》 
いけませんねコレは。羨ましすぎるじゃないですか。平穏。ひたすらな平穏だからこそ、むしろ些細な出来事がみな愛おしく見えてゆく。この生き方には確かにひとつの真理が在る様に感じられるし、大袈裟かもしれませんが一種、人のあるべき最善の姿の様にも思われます(ちょっと大袈裟ですね)。それこそ、種々の宗教において定義される「隠者」の要素を、多分に、かつ現代的に持ち合わせている様な、とでも言いますでしょうか。  また、彼の仕事がバス運転手だというのも如何にも洒落込んでいるじゃあないですか。世の喧騒を離れて静謐に暮らしつつも、日々バスに乗っては降りていく数多の人々は必ず何かしらな葛藤を抱えて彼の傍を通り過ぎてゆく。そこから彼は確実にインスピレーションを拾い得て、自分の世界をより深化させていくのだと。  駄目ですね。人が皆この生き方を選べる訳ではないし、仮に自分はそれを選べたとして、選ぶべきなのか。人と人が欺き合い、出し抜き合う混沌の現実から逃避することは許されるのか。  精神もまた、老いるものだと思います。この映画から抗い難い魅力を感じ取れるように為ったということ自体が、自分の精神的老化を示しているように思えて仕方が無いのです。何とも複雑な気分にさせられる映画体験でしたね。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-14 02:39:23)(良:1票)
8.  ハッピーエンド(2017) 《ネタバレ》 
色々と矢鱈に混み入った人間関係を背景としてかなり繊細な内容を扱っているが、第一に相当分かりにくいつくり(説明描写も少なく、後から前のシーンの意味が分かる構成も多い)なのと、第二にイマイチ何が言いたいのか分からないやや難解なテーマ設定で、映画全体の可読性はかなり低い。希薄な内容を複雑な設定で「上げ底」しているだけにも感じられる。
[DVD(字幕)] 4点(2019-12-14 11:33:30)
9.  ハウス・ジャック・ビルト 《ネタバレ》 
今まで観た中でも最悪な映画の1本だが、ここまで来ると誉め言葉である。極めて邪悪・残虐・醜悪な展開・演出のオンパレードで(私の観た回でも途中退出者がいたぞ)、母子皆殺しのシーンは流石の私も目を背けたくなった(私も相当グロ耐性が付いてる方だと思っているのだけど、これはアウトだった)。  ただ、ややアヴァンギャルド、かつまたもや相当に独創的な各種演出それ自体の質・オリジナリティは流石だし、バッハのパルティータをリフレインする音楽感覚も優れていると思う。殺人犯の心理分析もそこそこ良い線を突いていると思うし、マット・ディロンの凶悪極まりない演技はこれも質が高い。異常犯罪系の映画としては多様な側面が各々に優れた良作であり(特に良いと思うのは、前述の異常殺人者の心理描写の巧みさ)、かつ一種芸術的な雰囲気すら醸し出しているハイ・クオリティな本作は、その方面に関心のある人にとっては必見な作品と言ってもよいかもしれない。一言、一般の方には「観てはいけない」映画だとお伝えしておく。
[映画館(字幕)] 7点(2019-12-14 00:33:18)
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