1. モンスーン・ウェディング
最初の方でごちゃごちゃと大家族のいろんな人が出てきて、あまり整理されてないなあと思っていたら、そのままごちゃごちゃと最後まで行ってしまいました。同時並行的な展開でいろいろやりたかったんでしょうけど、それをするには、演出側の焦点絞り力も場面まとめ力も欠けています。 [DVD(字幕)] 3点(2020-10-31 01:36:29) |
2. モラン神父
じわじわとした会話の積み重ねは、実に品があって心地良い。前半は周りにあれこれと人がいたのが、いつの間にかいなくなっているという集約の構成も巧妙。ただ、その後に何か変化があるかというと特にあるわけではないので、結局は最初と同じ状態のまま終わってしまったという感も拭えないのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2019-07-23 01:09:26) |
3. モリエール 恋こそ喜劇
せっかく面白そうな設定なのに、ぶっ飛び方や突き抜け感が足りない。最後までテンポが悪く、ダラダラした雰囲気のままに終わってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-03-19 20:15:19) |
4. モア
ドラッグ・カルチャーという社会的背景をそのまんま映像化したかのような、何とも直球であっけらかんとした作品なのですが、主人公がなあんにも考えずに思いついたままで行動しっぱなしなのがそれに妙にフィットしていて、かえって微笑ましい。イビサ島の美しい風景もなかなか。ただ、肝心のピンク・フロイドの音楽が、途中から出番が減っているのが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-07 21:21:39) |
5. 殯の森
《ネタバレ》 途中からは延々と森の中をさまよっているだけで、しかもオチらしいオチはなし!そこまで勝負に出ていると、逆に何も手を加えない日常生活描写をかえって作為的に感じてしまう前半よりも後半の方が良い。 [DVD(邦画)] 3点(2011-09-07 02:32:49) |
6. モディリアーニ 真実の愛
やたらとダラダラしていて盛り上がりにも欠けていて、見ていて疲れました。モデルの知名度やエピソードに寄りかかりすぎたのが敗因ではないでしょうか。いくら主人公が重要人物であっても、それを支えるサブキャラがきちんとしていなければその存在も光りません。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-02 03:45:59) |
7. モーターサイクル・ダイアリーズ
《ネタバレ》 素材としての目のつけどころは良いのですが、もっと良い作品になったのでは?という感じ。マチュピチュ遺跡とかチュキカマタ銅山などの美味しいところを回っていながら、ほとんど「ただ行っただけ」であっさりすまされている一方、ハンセン病診療所到着以降はえらくペースダウンしているのが気になりました。また、単なるロードムービーではない、後の革命家としての素養の発現という部分ももっと見たかった気がします(多少は描かれてるけど)。ただし、アルゼンチンのパンパやアタカマ砂漠なども含めた南米の各地の風景のショットはやはり強烈だったのと、ラストの「祭りの後」のほのかな倦怠感と虚脱感を滲ませた締め方は印象が良かったので+1点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-04 01:57:47) |