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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2017
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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201.  ダントン 《ネタバレ》 
もはや歴史となったフランス革命だけれども、当時は生身の人間たちが今と変わらず調整に手間取ったり苦慮したり、え、そんなこと聞いてないよ?とすったもんだしてたりしたはずで。それも何やら命がけの様相だ。教科書の人物(要アンダーライン)だったロベスピエールが等身大に立ち上がり、見事な理想家ぶりを見せてくれた。融通利かなくて生真面目な彼に対して硬軟併せ持つダントンは民衆に大人気。二人の感情のもつれの背景をもう少し見せてくれたらな。映画を観た、というより歴史の勉強した気分になった。煤けた壁に薄汚れたレース飾り。栄華が過去のものになりつつある混乱の時代をよく再現した美術は見事だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-06 01:38:02)
202.  サクリファイス 《ネタバレ》 
さて、タルコフスキーだ。しかも2時間半だ。うあ観るのに覚悟がいるなあ。台詞にとらわれないこと、プラス理解しようとしないこと。この2点を自ら言い聞かせて観賞。のっけからニーチェの終末論を語りだす郵便配達夫に引く。ま、まだ始まって数分なのにこうですか。哲学的で難解、眠たくなる要素てんこもり・・かと思ったら自分でも意外なほど引き込まれた。光あふれる、とはまた逆のしっとりした品格ある映像。居間の調度品の優雅なこと。磨きこまれた木の床、風にたなびくレースのカーテン。不吉な振動に棚から零れ落ちるミルク。床一面に広がる白。窓とベッドと鏡のみの子供部屋はゴシックホラーのようでどきり、とする。心惹かれる妖しさ。映像詩人とよばれている監督だ。学生の頃詩の解釈が苦手だった私のような人間は、考えることを放棄して感覚でキャッチすることが正しい観賞の仕方なんだろうな 多分。眼福でありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-04 02:13:00)
203.  ハーレム
このナスターシャ・キンスキーが一番好きです。母となって深みの増した美しい表情、若い頃の迫力はそがれたけれど、しっとりとして見惚れたものです。映画館に三度通ったのだけど、その都度タイトルで何か勘違いしてやってきたようなおっさん連中が居眠りしているのに苦々しい思いをしたものでした。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-24 12:02:46)
204.  フォーリング・ダウン
脂ぎってないM・ダグラスが実に斬新。
[映画館(字幕)] 6点(2011-12-20 01:53:00)
205.  ノスフェラトゥ(1978)
疫病を恐れて静まり返った夜の街。石畳の上をマントを翻して走る吸血鬼の白い頭がぼうっと光ってなんともシュール。怖いような気もするんだけど、クラウス・キンスキーの白塗りがどうかすると『ひょうきん族』っぽく見えてしまったのが敗因で怖がれず。不真面目さがここで出た自分に立腹。
[地上波(字幕)] 6点(2011-12-20 00:14:02)
206.  殺意の夏 《ネタバレ》 
アジャーニ若い!すぐキレたかと思うと、なついてきたりでしなやかな肢体と合わせて まるで猫のよう。なかよしの小母さんにプチ悪態ついてる姿も微笑ましい。話はどんどん陰惨な過去が明かされてうわ~となったとこで救いの無いラスト。9歳の女の子に戻ったアジャーニの演技がさすがで、あやっぱりこの人は狂っているとしっくりくるな、と失礼なことを思いました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-12 17:41:48)
207.  男と女(1966)
夕陽に照らされた街並み 波打ち際に犬 男に駆け寄る女と子供 そして音楽とアヌーク・エーメ。麗しさに心をゆだねて観賞しましょう。話が凡庸とか男がけっこうちゃっかりしてるなーとか脇に置きましょう。66年当時で、このお洒落感。フランス文化の貫禄すら感じてしまった。アヌーク・エーメのコート素敵だなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-10 01:10:27)
208.  潜水服は蝶の夢を見る 《ネタバレ》 
難病を扱った作品はやはり見ていてつらいのだけど、主人公の元ELLE編集長の彼の独白がドライで、からりと話が流れてゆく。「子供を見られるのは幸せだ」としみじみ言ったかと思うと、「自分を憐れんでるな、僕は」と自らを客観視する。元妻に愛人へのメッセージを言わせるくだりには、あんたねえ、とこちらが突っ込む余地も与えてくれる。彼の憎めない性格と、想像力の翼にのって波間に遊ぶ海辺のシーンの美しさに救われた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 16:22:24)
209.  ノー・マンズ・ランド(2001)
序盤、現場のシビアなリアリティに比べて、中盤以降の国連やマスコミの俗な側面の描き方がベタすぎてこの映画の見方がわからなくなった。国連のミニスカ秘書、あれは笑わそうとしているの?皮肉ってことなの?コメディっていうことでいいのですか? ? ラストもねえ。衝撃といえばそうですが・・鯨が岸に打ち上げられたって人間はっちゃきになって助けようとするのに あんなことあるかな。なんぼなんでも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-06 16:01:45)
210.  クィーン
ヘレン・ミレンが凄いんだ。もう女王様にしか見えない。生身の人間が国家を象徴することの覚悟と孤独がひしひしと伝わった。トニー・ブレアが終盤に王室擁護の台詞を本当に叫んだのかどうかは分からないけど、一理ありすぎ。皆押し黙るのもむべなるかな。ラストシーンで女の子が「女王様に」と花束を差し出したのには涙が出てしまった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-02 01:14:55)
211.  ザ・インタープリター
はっきり言ってストーリーそのものはあまり面白くない。シルビアのアフリカでの過去もざっくりしすぎてよく伝わらないし。相変わらずのS・ペンの熱演空回り。特筆すべきはキッドマンの美しさ。知性も感じる彼女の美貌が国連通訳の役柄にもすっぱりはまる。すらりと縦に長いスタイルに、さらりとまとめた金髪。全編ダークな配色でまとめたファッションが、ジャケットから普段着に至るまで素敵で素敵で。ぜひ参考にしよう、と意気込んだところでああ何もかもパーツが彼女と違いすぎるわぁと気付く寂しさ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-28 16:51:21)(笑:1票)
212.  テス
どうも一昔前の文芸作品はべったべたの愛憎劇が多くて肌に合わない。この映画もストーリー云々より記憶に残るのは映像美と、ナスターシャ・キンスキー。ああ、彼女から発光されるのは美の極致。この世のものではないような。すっかり魂を抜かれたワタクシ。弱冠15歳の美の女神に手を出したというポランスキー監督。この小男を私は絶対許さない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-03 23:48:14)
213.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
リュック・ベッソンが撮ったイルカ大好きな西洋人のためのファンタジー。ジャン・レノはこの作品はおそらく素なのだろう。ボロが出ず無難にこなしている。ほっ。ジャックはまるでかぐや姫。海のものだから最後は海に還ってしまうのね。でもさあ それなら陸の女に恋するのは掟違反だよ。R・アークエット扮するジョアンナがあまりに不憫で一言物申す。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-05 23:44:35)
214.  モンディアリート
中盤あたりから主人公のむさ苦しさに目が慣れてきて、クソガキだった子供まで可愛くなってくる不思議。‘きちんと’生活してないひとたちだけど、生命力旺盛というか・・まあいいかという気持ちになる。タフなお姉さんはキレイだし、チケット手にした子供の昇天しそうな幸福の表情がとてもとても良かった。
[地上波(字幕)] 6点(2011-07-20 14:14:59)
215.  日曜日が待ち遠しい! 《ネタバレ》 
いやあ・・微妙。はっきり言うとサスペンス部分は設定も演出もポンコツ。人物の相関も分かりづらいし、誰が何の動機で行動してるのか後になって考えてみてもピンと来ない。オマージュだというヒッチコックばりのどきどきは皆無です。 まあ脚本が死んでても雰囲気でなんかいい感じに仕上がる作品もありますよ。本作だってファニー・アルダンとトランティニヤンですからその可能性も多分にあったのに、キャラ付けが失敗しちゃっているのでせっかくの逸材がパアではありませんか。 アルダンの役どころはもっと軽くて若い「探偵ごっこ大好き」なお嬢さんが務めるべき。アルダンでは分別のある大人にしか見えないので、なんでそんな馬鹿な行動をするのか観ててしっくりきませんし、トランティニヤンは単なる粗暴な頭の悪いオヤジ設定しか与えられてません。こんな男にアルダンが惚れるわけない。 つまり話がすっと入ってこないうえ、人物らのやってることはさらに?が付きまくる残念映画なのですがそこはトリュフォー、画は綺麗に撮れています。女性の脚をやけに映すのにはスケベ根性も伺えるけど、アルダンのプロポーションは素晴らしくて眼福ではありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-21 23:07:58)
216.  メイド・イン・アメリカ(1993) 《ネタバレ》 
言わんとするテーマは米国普遍の価値観だし、キレイに心地よくまとまっていると思うけど。 でも30年前のコメディは今観るとやはりキビシイ。当時なら笑えたかなあ。笑わせのツボというより全体のノリが感覚としてズレている感じ。 のっけから交通ルールまる無視でチャリを飛ばすウーピーの画が破天荒というより「常識無い人」に思えるし、精子バンクの提供者に押しかける娘にも引く。ましてや黒人じゃないからって当たり散らすウーピーのキャラはもうただの迷惑で、たぶん今なら脚本段階で却下でしょう。 それにねえ、やっぱりウーピー・ゴールドバーグにラブシーンは要らないよ。今作はとりわけ文句ばかりのオバサン役だし、男性が恋に落ちる要素がどっかにありました?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-07 23:07:19)
217.  北の橋
うん、分からん。現実と想像の入り乱れるドン・キホーテ型作品と聞いておいて良かったな。まともに取り組んですべての謎解きをラストに求めたら大怪我するところだった。 ジャック・リヴェットですから、‶分からない”ままでも良いんです。持ち味といいますかね。でも、かの「セリーヌとジュリー」のような「分からないなりの納得感」というのが乏しい。おいてけぼり感が半端ないです。 もっとも、パリの街は中心も郊外も雰囲気があって素敵でした。演じる二人の母娘女優もなんだかクセになるような魅力があります。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-04-21 23:15:24)
218.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
街も人も丸ごとパステルカラーの世界に放り込んだようなキレイな色彩。男子も女子も皆スタイル良くてキレ良く回転し、高々と脚を上げる。ストーリーの意味などほぼ無く、能天気に運命の恋人とやらを信じる若者たちと超がつくほどのご都合主義な展開。 明るく無邪気で健康な、これはこれでミュージカル映画のひとつの完成形なのだろうけど。個人的にはミュージカル映画が苦手、ということを再認識しただけでした・・。 カトリーヌ・ドヌーヴと実姉のキャスティングってこれ合ってます?ドヌーヴって陽より陰の女優じゃないですか。この目がつぶれそうなくらい明るい映画に、暗めの姉妹がどうしてもハマっているように見えなかったのですが。 そして突然挟まれるバラバラ殺人事件。明るい世界に降ってわいたダークな事象に「おっ」と思いましたが、こんな猟奇事件に対してもマダムらの反応が薄っすい(!)。大してイジられもせず、さらっと通過した殺人事件。大丈夫かこの人たち。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-28 22:55:54)
219.  恋の秋 《ネタバレ》 
美しいブドウ畑の田園風景とファッション。会話のやり取りから浮かぶ人物像。ここら辺はいつものロメールです。お得意の恋バナなんですけど、今作は登場人物らが40代なんですよね。それなりに人生経験を積んでるのに恋愛の仕方が20代と同じなのが、個人的にはちょっと痛いなあと思ってしまった。 意地を張るのも、思い切って行けないのも、若さがあるから初々しくてキラキラしいのでは。ぱっと見はおじさんとおばさんだもんなあ。やってることが、イザベル変じゃない?出会い系で人物を偽るなんてふつう相手は怒りますよ。嘘じゃん。相手の心を弄ぶことになるじゃん。中年ならそれ位わきまえてないと。 マガリもさ、結婚式に出席するのにニットとデニムの普段着で大丈夫なの?フランス人て服装のマナーには寛容なのかな。 中年に若者様式の恋愛ごっこをさせたロメール監督、ちょっと筆を誤ったかな?と思って観ていたのですが、いやいやラストシーンに超弩級の火種を撒いて終幕しましたよ。含みのあるイザベルの表情。今後の彼らのドラマにまだまだ一波乱あるんだろうなと思わせて怖いなー楽しみだなー笑。やっぱりただ者じゃないエリック・ロメールなのでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-22 15:39:13)
220.  バツイチは恋のはじまり 《ネタバレ》 
うーん、ユーモアの許容度が人によって試されるといいますか、ヒロインの行動が笑えるか笑えないか評価が二分しているラブコメですね。わたしはビミョーかな。そんなあー、と苦笑する感じ。イザベルは残酷だしジャン=イヴはお人好し過ぎるし、演者が違っていたら目も当てられない不快作になったかもしれません。 そう、ちょっとやり過ぎな話をも「これはコメディなんですよ」と発信し続けられているのはダイアン・クルーガーとダニー・ブーンが好感されているから。クルーガーは綺麗なので見てるだけで眼福ですし、今作は必死に目標を完遂しようとするおバカぶりが悪意の無いものに感じられるので、観てる側はギリギリイザベルを嫌いにならずにいられるのだと思います。 ダニー・ブーンも散々な目に遭いながら、話を重たくせずにする芝居をしています。傷ついてもそうは見えないように振る舞う彼の懐の深さにはこちらが救われる思い。ほんと、男性陣には現恋人のフィリップ含め、酷い脚本だものなあ。イザベルがジャンに心惹かれる説明描写も少ないですし。ラブコメだけど、誰もが楽しいハートウォーミング系ではないです全然。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-13 23:21:27)
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