21. ゴールデンボーイ(1998)
前半の「老人と少年の心理戦」の方が山場になっちゃってて、後半の「老人から少年の心に受け継がれた人間の闇」の方が淡白に映っちゃうのはやや映画としては不恰好になっちゃったか。でも大衆向けの俗なサスペンスよりも、こういう想像力を働かせる事で深みの出てくる作品って自分の好みなので、かなり好きな作品です 9点(2003-11-13 01:02:09) |
22. アメリ
こういうのを「エスプリ」つーんでしょう。真面目にどうこう語るのは逆に無粋かなと。素直にそのエスプリにクスっと笑えればそれで良し! 7点(2003-10-22 01:50:16) |
23. ショーガール
やっぱバーホーベン凄ぇなぁと唸ってしまう。登場人物は皆バカばっかり。世の中こんなもんだよね~♪っていうシニカルさがたまらん。(イギリス的に高尚なシニカルさとは違ってこの人の場合メチャメチャ下衆な感じがするのが大好きです)。ラジー賞を喜んで受け取るセンスとユーモアを理解出来ない奴を俺は信じたく無いな~と思う。劇中の登場人物はクソばっかで感情移入の余地も無いが、それを作った人間に感情移入してしまう。これぞまさにバーホーベンに他ならない 8点(2003-09-23 23:59:47) |
24. ノー・マンズ・ランド(2001)
うん、これは良い映画ですね。軽すぎず重すぎず、明るくて暗い。エンタメであって、そうでない。ここまでバランスよくてそれでいてちゃんと印象に残るし、戦争映画(反戦映画)でもこういうの作れるものなんだなって知りました。あまり実際の戦争背景は知らないんですけど、戦争って何だろうね?人間ってなんだろうね?世界の成り立ちとか仕組みって何なのだろうね?なんて事を考える 8点(2003-05-28 22:02:40) |
25. ジェヴォーダンの獣
耽美でスタイリッシュな衣装に惹かれ、伝承をベースにしたミステリーサスペンスなのかと思ってみてみたら・・・おバカアクションムービーだったのね。そりゃないぜモナミ。って情報仕入れないでみた俺も悪いのか(汗)。香港臭漂う感じと、ガリアンソードには、わらわしてもらいましたけど。ジェヴォーダンつうより冗談なんじゃないかと(寒っ!) 3点(2003-05-28 21:51:27) |