41. カジノ
オープンングのインパクト、かっこよさは秀逸。でも語り部を2人にしたのは凝り過ぎて失敗。話も途中から単なる痴話ゲンカになってたし、ラストには大きな失望。絵に描いたような竜頭蛇尾。 4点(2004-02-23 01:01:10) |
42. 男と女(1966)
よくこんなキザでスカしたセリフが思いつくものだと、引きながら感心した。いわゆる大人の恋愛というのでしょうが、人付き合いが器用で口の達者な人たちを主役に置かれても、共感も感情移入もできません。女優さんは綺麗だった。どうでもいい話ですが、どっかで聞いたことのあるテーマソングだなあと思ったら、地元のプラネタリウムの待ち時間の曲でした。懐かしかった。 4点(2004-02-23 00:52:37) |
43. ノー・マンズ・ランド(2001)
戦争を皮肉ったブラックコメディかな、と途中で思ったのですが、どうも違う。戦争というものがそもそも下らないもので、それを淡々と観察するするように撮っているから妙に笑えたんだな、と納得。どうせならとことんコメディにした方が・・・という気もしましたが実際に戦場に行って来た人が作ったのなら、何も言えません。 8点(2004-02-12 21:13:51) |
44. 太陽がいっぱい
ヒロインの存在の無意味さ、アラン・ドロンの不必要な半裸、殺人までの段取りの悪さ。それらを差し置いても素晴らしい映画。トリックで驚かせるというよりは運命の皮肉や残酷さをしみじみ感じるタイプの作品だと思った。 8点(2004-02-10 20:23:53) |