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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1383
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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41.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
アクション映画としてのクォリティは高いと思うのですが、つまり、退屈することはないのですが、テーマ自体は既に誰もが疑って止まないイラク戦争における大量破壊兵器不在の問題であり、一人の米国軍人が単独行動で国際問題に迫るという非現実的とも言えるアプローチの仕方とも相まって、ちょっと気が抜けてしまうのです。 同時期に観た他の無名イラク戦争作品が意外にもハイレベルだったことがあったりして、個人的には低評価になってしまいます。 娯楽作品としては高得点とは思いながら、社会派作品なのだろうと受け止めているので、頑張っても7点献上止まりで勘弁といった感じかな?
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 02:08:10)
42.  アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 
アクションは前作同様、「スゴイ!」の一言。余計な批評を全く寄せ付けない、生身のアクションはまさに本物、只管脱帽ものです。 ただ、ストーリー的には、正義のヒーロー的にどんなピンチもモノともせずに突っ走る2人、ってのはいい感じだけれど、前作と混同してしまうシーンもちょくちょく出て来て落ち着かない。何が何やら分からん指摘というか話になってしまうようで、ここでは比較は止めておきますけれど。 とは言え、やっぱスゴイ。満足出来る1本でした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-24 23:13:13)
43.  アルティメット 《ネタバレ》 
いいですね~♪ 殆ど頭を使わないで楽しめるこの手の作品って、必要です。いろんなジャンルの作品を観ている中で、時としてこういう作品を観るのも必要。実に爽快です。 ただ、ストーリーが爽快ではない。妹ネタは、も少し軽くいって欲しかった。悲惨な状況、復讐ネタ、それが入るとコミカルなカットや台詞が出てきても、洒落では済まされなくなってしまう。そこんところが減点ポイント。 それでも、この超人的アクションは必見です。脱帽もののシーンが続出。いっそのこと、中途半端にストーリーを盛り込まず、徹底的にアクションで詰めてったらいかがかしらん。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-24 22:20:25)(良:1票)
44.  MOTHER マザー(2004) 《ネタバレ》 
冒頭の少年の死のシーン、ヒロインが囁かれる「恐い子たちに気をつけて」という少女の台詞、話の展開としてはなかなかに惹かれるものがあります。 ただ、ヒロインの行動があまりに短絡的に映ってしまう。展開を早めるために無理無理行動しているみたいな。まぁ、最後まで見れば、そして好意的に受け取れば、子どもたちの亡霊(=恐い子たち)に取り憑かれたが故の行動と見做せないこともありませんが…。  ストーリーとしては比較的シンプル。 第二次世界大戦の戦争孤児300人が引き取られた孤児院。たった2人の医師では力及ばず、多くの幼い命が失われていった。戦後も孤児院は運営されたが、子どもたちの亡霊はその場を彷徨い続け、時として「遊び相手」を自分たちの世界に引き込んでいた。 老朽化した孤児院の整備のため入所児童たちは施設を離れるが、当面の施設管理のため住み込みの掃除婦アンナが雇われる。そして、素肌に虐待の跡を残す彼女もまた家庭には恵まれず、ついには望まない妊娠までしていたのだ。 孤児院での生活の初日から、好奇心旺盛な彼女は「恐い子たち」の痕跡を追うが、母の愛を求める亡霊たちにとって、彼女こそ待ち望んでいた「母」であった。 いつしかアンナは、亡霊たちが築き上げていた白い世界に招き入れられ、「子どもたち」の永遠の「母」となっていった。  だいぶ端折るとこんな感じではないかと思いますが、なにせ駆け足で展開するのでいささか説明不足。折角の美しい映像が、十分な余韻も残せないまま過ぎ去って行く感じです。 オマケの7点献上ですけれど、ほんの少しのアレンジでもっと魅力的な作品になるんじゃないかなぁ?ちょっと勿体ない感じがします。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 12:44:06)
45.  ブロークン(2008) 《ネタバレ》 
映像面の美しさ故、B級感の薄いB級ホラーと言った感じか? ストーリー的には特に斬新ではなく、ラスト近くの解説的シーンはなくても理解可能かと。あれがなければ、もっと謎めいた感じに持っていけそうな気がするけれど、逆に、そう作ったら解りにく過ぎてダメかな? 制作年度の近い類似作品では「ミラーズ」があると思うのだけれど、良く似たコンセプトなんだけど、予算と映像感覚が違うと出来上がりにはこんな感じの違いがありますよ、って思いましたね。 個人的には、こちらの方が好きかな。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-11 10:08:41)
46.  ECHO エコー 《ネタバレ》 
新しいですね。所謂「残留思念」じゃなくて、ここではそれが「音」。ヒロインの仕事が「音」に関するものなんですね。だから、音が謎の突破口になっていく。別に超能力者じゃあない。そこがまた良いです。どちらかっていうと、オカルトやホラーじゃなくて「オーロラの彼方へ」と似たテイスト。 地味なヒロインですけど、それがまた直向さを表現していて好感が持てます。 それにしても大がかりな「あやとり」みたい。よくぞ、その手法に気付きましたね。アイディア勝負の1本でした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-14 12:05:57)(良:1票)
47.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
なんたって原題は「JCVD」ですからん、そりゃもうヴァンダム一色! でも、なんだか情けないオヤジになってるぞ。どうしたヴァンダム!テレビ東京推奨?のヴァンダミング・アクションはどうした!そんな強盗一気に蹴散らせ!と、とにかく自然とエールを送りたくなります。 途中出て来るタバコを落とす蹴りと、最後に強盗にくれてやる蹴りはやっぱり流石のキレ。寂しげだけど、なんかカッコいいな、ヴァンダム。 単なるセルフパロディじゃなく、演出的にも一工夫凝らし、十分楽しめる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-14 01:49:06)
48.  リボルバー(2005) 《ネタバレ》 
冒頭、ジェイソンの髪型に引いてしまった?でも、元がカッコいいと何着てもOK。んなわけで、この作品はジェイソン万歳ってとこで「ありえね~~~~!」部分にもしっかり目を凝らして楽しみましょ。  (追記) 上のレビューが2009年にDVDで初見のレビュー。意味不明な6点。今回CSで見直したら全く別の印象だった。てか、なんだ前回のレビュー。我ながらヒドイ。まるで見当違いで「ネタバレ有」って何が? なかなかに評価の分かれる作品ですよね。前半のクライムサスペンス的緊張感ある展開。ジェイソンひと暴れか?と思いきや抑えた演出。え?アクションじゃないの?髪の毛生えてると弱いの?みたいな。 でも、アニメーションが登場するあたりで転換。あらあらあら?この演出は??そして、不治の病が誤診だったところで再転換。あり金失い呆然としてクルマの窓に激突。ここから別モノ的演出が始まる。実は死んでました系作品かと思わせるが如き展開。監督は楽しみ過ぎじゃないの?クライムサスペンスがサイコミステリーにチェンジ!そのくせ、冷酷な殺し屋が優しいオジサンになってあり得ない暴挙に出たりとか。混乱の極み。しかも、混乱は収斂することなく幕を引く。 という訳で、観直して書き直したレビューの結論。この作品は監督のお楽しみの果てに産み落とされた。だから、観る方もどうぞご自由に。こう観れば良作、あぁ観れば駄作。決めるのはあなたです。レイの気合いの入った演技に見惚れたので、前回より1点アップの7点献上です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 02:53:42)
49.  タクシデルミア ある剥製師の遺言 《ネタバレ》 
観たくって試写会に応募したけどハズレてしまい、上映中は自宅近くでやってなくて観れず、そのまま忘れてしまっていたけど偶然レンタル屋さんの棚で目に止まり借りた作品。 きちんと情報収集しないで観たから非常に衝撃的でした。心づもりもないままに進んでいくストーリーは、一体何を言いたいのやら解らないまま。 でも、父の代の途中で輪郭がつかめ、剥製師の代にはテーマがはっきりと見えてきました。 表現方法は斬新、と言うか力技。これでもかの繰り返しには監督のエネルギーを感じます。確かに、汚い!エグイ!エロい!ひとつ間違えば最低オゲレツ映画。でも、ギリギリのところで芸術の方向に逸れて行く、ってか向かっていきます。 考えてみれば、人間の頭の中で考えていることなんて、映像化してしまえば到底他人に見せられるようなもんじゃないことが多々あり、この作品で繰り広げられる物語は決して異常ではなくデフォルメしてるだけなのかも。サイコ作品と御伽噺は紙一重な訳で、この作品の表現はそのあたりを真正面から受け止め、そのまま来た方向に打ち返していると言う感じかな? 向き不向き、好き嫌いは強力に分かれますけど、これは必見の作品と思います。良いも悪いも観なきゃ判らんです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-26 06:09:58)
50.  ヒットマン(2007)
細かく言い出せばいろいろあるかもしれないけれど、あまり酷評はしたくないです。 何故なら、ただただカッコいいから。ストーリーだとか映像表現だとか、あまりこだわらないで、アクションゲームがベースの作品として、只管視覚的に楽しむと言う条件付であれば、及第点以上の作品じゃないかなぁ?
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-01 20:57:44)
51.  TAXi4
私はこの第4弾、好きだな~。確かに肝心要のカーアクションが殆どないのは寂しい限りだけれど、コテコテのフレンチギャグが炸裂してて大いに笑えます。特にベルギー人の犯人を拘束している衣装(?)がカワイイ!ストラップかキーホルダーが欲しいかも。署長のキレっぷりもいいですね。最早主役ですよ。(しかもラストに吹き替えなしのオマケつき。これにはビックリ。) ま、次作に期待はしませんけど、結構満足しちゃいました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-13 00:41:29)
52.  デッドリンガー
全く同じ顔を持つ二つの人格。途中までは(最後まで?)どこまでが現実なのか判りにくい描き方となっています。俳優陣が揃っていることで、低予算映画的な雰囲気の中にも重厚感に満ちている感じ。どこまでが真実?それとも妄想?そんな風に観ていくと、結構深読みできる部分もあったりして良く出来た脚本なのでは? 短めの作品なので(?)多少展開に無理な部分も感じますけど、それゆえ中だるみもさして感じることなく観賞できました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-13 00:56:47)
53.  太陽(2005)
ロシア映画は殆ど観ないし、アレクサンドル・ソクーロフ監督の作品を初見の私としては、極めて表面的な感想しか述べられませんが、ひとりの人間としての昭和天皇の苦悩がテーマであるのならば、いまひとつ踏み込みきれて居ないように思えました。もっと人間的に描けなかったものか?外国人から見た日本人の無感情ぶりとは、かかるものなのか?なんとも消化不良な感覚が残りました。映像的には重み深みが感じられるのだけれど、物語の進み方が軽いのかもしれません。内在する激しい感情をもっと別の形で表現できなかったのか?何か釈然としないまま、単調な割には余り時間を感じさせられない2時間が過ぎていきました。それと、キャスティングは、これで良かったのかなぁ…?ちょっと微妙。
[映画館(字幕)] 7点(2006-10-15 14:17:29)
54.  -less [レス]
冒頭、家族のやり取りを見ていてウンザリしていたものの、結末が見えてきて初めて製作者の確信犯ぶりに気付きましたね。家族のギクシャクした感じ、これでもかと繰り広げられる自己中心的な台詞の数々。良く出来てますね。同種の作品は数多いので、模倣作とならないよう努力したあとが随所に見られます。ただ、キーパーソンとも言える白いドレスの女は必要だったのかなぁ?怪談話で終わらせないためには不必要だったのでは?それと、ラストシーンは蛇足だったような気がします。あと一息でかなり高評価できる作品なので、少し残念。それとも、単なる怪談話なのか…?
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 14:35:19)
55.  ファム・ファタール(2002)
映像の美しさ、カメラワークの素晴らしさ。視覚的には納得のいく作品ですね。いろいろとご批判の多い展開ではありますが、観る者を選ぶ作品と割り切ればOKかも? 監督が自由に思いのまま、そして遊び心満点で作った作品として受け止めれば、それほど低い点は付けられません。結構、好みの展開だし。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-11 13:24:36)
56.  サイレンス/血の呪
エロディ・ブシェーズの熱演が光ります。ジェラール・ドパルデューの重厚な演技も素晴らしい。脇を固めるカルメン・マウラも渋いっ!また、テーマの割に暖かな色調の画面が、2人の姉妹の悲しい人生を際立たせています。ストーリー的には、双子の間にある不思議な繋がりがイマイチ明確になっていなかったり、サラの病気の真相が説明不足だったり、強いて言うなら詰めの甘さがあるように思えます。でも、全体的としては纏まりのある良い作品だと思います。ただ、邦題の「血の呪」… そりゃ~ないでしょ!
7点(2005-02-03 20:15:18)
57.  サイレンス
美しい風景、美しい少女たち、そしてそこに生きる人々の優しさ・温かさ… これはまさに映像美の世界です。しかし、ここではそれ以上に「音」についてクローズアップされます。主人公ホルシードは盲目の少年。彼にとって聴覚と触覚が外界への窓口です。当たり前のように彼は「音」に敏感であり、音の連なりである音楽こそが彼の生きるための糧です。チカラの源です。それゆえ、彼からは貧しさに起因する寂しさ・苦しさが表出しないのでしょう。 作者は、音楽による魂の解放を描いているのでしょう。この作品の美しい世界からは、人間の本来あるべき姿が浮かび上がってきます。大作映画には期待できない種類の感動が、この作品にはしっかりと散りばめられています。
7点(2004-11-14 01:57:27)
58.  REM レム
邦題の良し悪しが少しだけ気になるところですが、ジェフ・ダニエルズの好演に支えられ、全編を通じ緊張感のある映像が続いています。ただし、どちらかと言えば類似する作品は多いような気が… アイディアとしては決して目新しくはないですね。ある意味使い古されたシチュエーションを如何に上手く料理するか、長編作品初監督であるマイケル・ウォーカーの腕の見せ所と言ったところでしょうか。DVDの解説にもあるように、どこかデビッド・リンチを思わせる雰囲気でもあります。 果たして何が現実で何が悪夢か?彼は一体何をしてしまったのか?観る者により評価が分かれるところでしょう。
7点(2004-10-11 07:40:18)
59.  PLAN 75 《ネタバレ》 
少子高齢化で社会保障制度が破綻した国家が「PLAN75」という窮余の一策によって問題の解決を図る、というシナリオは、斬新とは言わないまでも近未来SFのひとつのアイディアとして「今の時代だからこそ」生きて来る設定と言えないことはないと思います。ただ、(元の短編作品は未観賞ですが)長編作品としての掘り下げ方はもう少し何かあったのではないかと思えてしまいました。  登場人物は老いも若きも日本人も外国人もそれぞれに悩み疲弊し、眼前に迫る課題に対しての何らか答えを見つけようと煩悶する。やや削ぎ落した感のあるエピソードではあるものの、主演の倍賞さんは勿論のこと出演者の好演に支えられ、重過ぎず軽過ぎず観る者に(一人ひとりの今のライフスタイルや年齢に応じて)現実味をもって迫ってくるものを感じました。倍賞さん演じるところの主人公の最期の選択には、単に尊厳死を否定することだけではなく、それでは老いても生きることにおける希望とは何か、ということを考えさせられました。  にも関わらず何か絵空事のようにも感じてしまう。その理由のひとつには、「PLAN75」が(もし現実化するのであれば)今まさに必要な施策であって、いつだか分からない未来将来の話だとすれば実効性の低い施策にしか思えず(放っておいても近未来には人口ピラミッドは推移するので)、同時に対象年齢の者にとっては、仮令漠然としたものであっても「死」を現実のものとして受け止めてでもいない限り、さして喫緊の課題にはならないだろうと思えてしまうということがあります。  端的に言わせていただくのならば、興味深いけれども今ひとつ我が身のこととは思えず感情移入しにくいということかも知れません。年齢的には十分片足突っ込んでいる私ですが。  真面目に現代の社会問題を捉えた作品であることは間違いないとは思いますが、何か釈然としない思いが残り6点献上に留めたいと思います。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-18 10:12:34)(良:1票)
60.  ニューオーダー 《ネタバレ》 
メキシコ人の監督が自国の現状と未来将来を憂いて作り出した作品とのことですが、近未来SF的と言うよりも寧ろモキュメンタリ―的な出来栄えといった印象を受けました。世界中のどこかで今まさに起きている凄惨な出来事を淡々と描いているように。  軍事クーデターであれ、侵略戦争であれ、民族紛争であれ、宗教上の対立であれ、平和な我が国で平和な日々を過ごしていれば全く現実味のない話に受け取れてしまうかも知れません。と言うより、こんなことが現実にあってはいけない、仮令現実であっても見たくない、目を背けたい、そんな物語なのかも知れません。兎に角後味が悪い。それは心のどこかで現実味をひしひしと感じている証拠かもしれません。  人の命はこんなにも軽いのだろうか。認めたくはありませんが、時と場所によってはそうなのでしょう。ここに描かれている大富豪や政界や軍部の上層部たち。彼らの命も同じく軽い。次の瞬間には後ろから撃ち抜かれるのかも知れない。いいように利用されては殺されて行くデモ隊や下っ端兵士、そして市民のように。  ある意味、優れた作品だと思います。しかしながら、何とも嫌な作品を観てしまったというのが正直な感想です。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-04-16 12:26:34)
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