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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
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自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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81.  シラノ・ド・ベルジュラック(1990)
 これだけ高評価にも関わらず未だDVD化されない、これこそ「掘り出し物」の映画である。完成度はかなり高い。  この作品、女性はやはり現実主義、男性は真のロマンティストであることを証明しているようだ。  仮にテレビに出てくる「汚れ」のリアクション芸人が現実はロマンティストだったとして女性は見方を変えたりするだろうか。所詮女性という生き物は一番可愛いのは自分であり、次に恋愛対象の男性は間違いなく外見、もしくは経済状況で判断する。美しい詩を書くなんてのは、それが原因で有名にでもならない限り、ただの紙くずである。  都合の悪い男がいれば、自分の人生が上手くいかないのは全て男尊女卑が原因だと社会のせいにする。それでも歳を取れば条件も緩やかになり、最後は『男は健康ならそれでいい』というのだから始末に置けない。  手紙の主がシラノだと知って、ロクサーヌに同情できる女性は何人いるだろうか?  「シラノ・ド・ベルジュラック」は、まさに男性のために書かれた恋愛小説であり、無償の愛を与える喜びを描いた理想の物語である。  「シラノ」は「スーパーマン」「スパイダーマン」と形を変えて普遍的なテーマは変えずにこれから先も同じパターンで作られていくだろう。  主演のジェラール・ド・パルデューは安心して見ていられる。  彼が主演の「レ・ミゼラブル(8時間バージョン)」と共に是非本作もDVD化してもらいたいものだ。 
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-03-01 03:00:45)(良:1票)
82.  私のように美しい娘 《ネタバレ》 
 タイトル(邦題)とトリュフォーという監督の高評価に裏切られた気分です。  主人公の女性に全く魅力を感じません。どうみても娘には見えません。実際調べたら32、3歳らしいけどアラフォーにも見えます。でもいましたよね?一時期ワイドショーで騒がれていたアニータを思い出しました。  邦題を考えた人のセンスは買いますけど、実際は「私のように美しい女…と勘違いしているキチガイのおばさん」にしたほうがいいかもしれません。  このおばさんに振り回される男たちにもストレスを感じました。観ているこちらが恥ずかしくなるくらいのギャグのセンス。中でも一番鼻についたのが、論文学者のセリフ回し。秘書との会話はまるで小中学生の夏休みの自由研究について語っているような次元の低さ。これは脚本家の質の問題か、字幕のセンスの問題か?  でもこれだけイライラする男だっただけに、最後の最後のどんでん返しだけはチョットだけスッキリしました。  それに加えて主人公の音程の外れた歌声にも何故かハマりました。
[レーザーディスク(字幕)] 3点(2009-02-22 22:41:51)(良:1票)
83.  つぐない 《ネタバレ》 
 キーナ・ナイトレイと言われても知らない私にとっては何故このジャケット、このクレジットの順番なのかさっぱりわからない。  この映画は主人公は明らかに妹のブライオニーである。  13歳のブライオニー役を演じたシーアシャ・ローナンは「ペーパームーン」のテイタム・オニールに匹敵するほど魅力ある女優である。(モー娘の加護ちゃんに似てなくもないが…)  シーアシャ・ローナンが出ているシークエンスだけ判断すれば間違いなく10点あげたいところ。  原作未読なので何とも言えないが、姉カップルと妹の人生が途中からつながらなくなってしまうため、特に男の戦場シーンには倦怠感を覚える。  タイトルの「つぐない(贖罪)」は妹の気持ちと判断していいと思うが、それなら全編妹の目線で話を進めないと、謝罪する気持が伝わらないと思う。  前半はモタついていてついていけない。早く本題入れよって思った。監督の音声解説を聞いてみたが、冒頭から「そんなの分かる訳ないじゃ~ん!」と言いたくなったのが率直な感想。  最近観る映画は偶然か、時間軸をずらして、先に結果を見せておいて後から「実はこうだったんですよ」というシーンを作るケースが多い。流行りなのか?本作もそうだ。なんだか誤魔化されているようで気分がよくない。ストレートに見せてほしかった。  似たような作品で、松本清張の「天城越え」(映画は田中裕子主演)を思い出した。あちらのほうが人間の本質をついていると思う。 
[DVD(吹替)] 4点(2009-02-16 16:19:37)
84.  アメリカの友人 《ネタバレ》 
 満足した「都会のアリス」に続いて鑑賞し、期待してしまったせいか、イマイチパッとしなかった。  展開の変化とクライマックスの盛り上がりに欠ける。  ストーリーは死の宣告を受けた主人公が家族のために殺しを引き受けるといったところだが、つかみどころのないシーンの連続に退屈する人が多いかと思う。  一応、西ドイツ映画でフォルクスワーゲンも使われるが、英語のやりとり(デニス・ホッパー)もあるせいか、ヨーロッパよりアメリカの雰囲気が漂っている。  クレジットではデニス・ホッパーが主役のようにみえるが、実際は「イージーライダー」と同じようなポジション。次元大介である。  殺しのシーンは敵の抵抗もほとんどなく淡々と実行されていく過程が冷酷さを増してアクションとは違うスリルを味わった。しかし、一つ言わせてもらいたい。本作を観て「太陽がいっぱい」の続編と気付く人間がどこにいるというのだ?! 
[レーザーディスク(字幕)] 5点(2009-02-16 08:25:14)
85.  サン・ジャックへの道
 ロケが奇麗だし、自分も巡礼って死ぬまでに一度は体験してみたいって思ったけど、その中で繰り広げられる人間ドラマが陳腐で私には入り込めませんでした。  三兄弟の仲が悪い理由が全く描かれてないから、心が通い合う理由も伝わってこない。  登場人物たちの心境の変化にも、「え? そこで変わる?!」って思うところがアチコチあって…。  吹き替えで観たせいかな? なんだか海外ドラマ的っていうか、セリフのやりとりに日本語の自然さが全くないんですよ。  それにCGを頻繁に使うのは、せっかくのロケを台無しにしていると思う。なんだか実物までCGじゃないかって疑ってしまう。  本作に似た旅企画って、日本のテレビでもたくさん放送されているし、例えば「電波少年」のヒッチハイクとか「あいのり」なんか観ちゃうと、映画として観るのはもういいかなって感じです。私的には同じレベルです。  ロードムービーは私の大好きなジャンルですが、正直ガッカリの一本でした。   
[DVD(吹替)] 5点(2009-01-30 07:02:05)
86.  みなさん、さようなら(2003) 《ネタバレ》 
 冒頭で「我が娘に(捧げる)」みたいなテロップが入っていたが、それなら娘だけに鑑賞させればいいのにって思った。  登場人物は、末期癌で死を迎えようとする父と、それを見送る善良な知人たち。しかし、どうしてお父さんがここまで慕われているのか全く伝わってこない。人間ドラマがない。ただひたすら会話だけが続く。フェイドアウトの多用がストレスを感じた。  監督が癌なのかな…?  正直、よく賞なんか取れたなって疑問に思う。  観客を無視して作った独りよがりの映画としか言いようがない。  邦題のタイトルはおかしいと思う。物語はお父さんの死後の人物を描いて終わるのだから、タイトルは「おとうさん、さようなら」ではないだろうか?   
[DVD(吹替)] 2点(2009-01-27 08:21:03)
87.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 
 以前DVDで観た時はランダムに変わる時間経過に少し疲労を感じたが、テレビ放送されたものを改めて観ると何故かスンナリ入り込むことができた。長い映画だが、セリフも含めて全て覚えていた。  ボクサーのマルセル・セルダンの死を知らされて「愛の讃歌」が流れてくるシーンはちょっと残酷。何回観てもこのシーンだけは胸が痛くなる。ベタかもしれないけど「愛の讃歌」はエンディングで使って壮大な終わり方にしたほうがいいのではと思った。この終わり方はちょっと淋しい。でも上品で最高のセリフと演出、ピアフ本人も満足してくれるでしょう。     
[地上波(吹替)] 8点(2009-01-04 16:01:16)
88.  やわらかい手 《ネタバレ》 
 予告を観てかなり期待したが、蓋を開けてみれば、それ以上に物語が全く広がらず、終始風俗の話しだけで終わってしまった。  登場人物は脚本通りに演じただけで人間臭さが全く感じられない。  全て段取り芝居なのだ。  映画の中でも言ってるように、この手の職業は歌舞伎町では普通に行われている。  孫の手術費用を稼ぐのに、手に職を持たないおばあちゃんが風俗という職業に躊躇うのは理解できるが、それで観客の同情を買おうとしている、そのやり口がどうも解せない。  風俗が世間的には後ろめたい仕事なのは事実。しかし、それをそのまんまにして終わらせているところが許せない気分で……。  せめてラストで「これからも頑張っちゃうからね~!」と明るく終わってくれていたら、私の評価も少しは変わっていたと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2008-12-22 06:36:11)
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