121. 死刑台のエレベーター(1958)
マイルスデイビスが、ジャンヌ・モローを食ってしまったところがある。■ところで、 ここの「あらすじ」、ルイが青年医師ってなってるけれd、なんかの間違いでは [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 23:14:49) |
122. ベッドタイム・ストーリーズ
試みが失敗しているとは思わないが、おもしろくないのだからしょうがない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-24 08:12:02) |
123. サマー・ドレス
主人公の楽しさが伝わった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-20 13:39:41) |
124. 小間使の日記(1963)
ジャンヌ・モローのくたびれ加減、よくいえばアンニュイさが、時代背景あるいは中産階級の怠惰な反復を、よく表現している。楽しい映画、ではない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 18:56:00) |
125. 海をみる
人物がよく描けすぎていると思う。それだけに、結末が予想できてしまうので、サスペンスとしては難がある。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 00:10:59) |
126. ブルジョワジーの秘かな愉しみ
こういう話を、飽きがこないで、楽しめて、しかも、作成側の意図を感じさせるように作るのは難しいと思うけれど、この作品は、完全に成功していると思います。私は、これ、結構好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 12:41:49) |
127. エンジェル(2007)
エンジェルのリアリティに戦(おのの)き、強く惹きつけられないのだとすれば、もう少し翻弄される人生を経験したほうがよい。…それにしても、ランプリング以外は、イングランドとは縁が薄いはずなのに、19世紀イギリスが見事に出来上がっている。「上手い」とはこういうことを言うのだろう。ただ、マイケル・ファスベンダーが、他の役者と違う芝居をしているために、映画の深みが失われているのは、残念。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-06 19:57:47) |
128. ぼくを葬る(おくる)
《ネタバレ》 フランソワ・オゾンが、一番素直に、露悪的でない範囲で、自分自身のことを描いた映画…ではないかと感じる。その意味で、この作品は、オゾン・ファンにとって、リトマス試験紙のような意味合いも持つと思う。最後の場面は、ヴェニスに死すのオマージュかしら。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-30 09:33:03) |
129. 恋人たち(1958)
ジャンヌ・モローでないと、この映画は説得力がない。瞳で、唇で、眉で、背中で、そして、うなじに説得力がある。こういう女性は、後にも先にも、ジャンヌ・モローしかいない。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-17 22:10:31) |
130. 鬼火(1963)
主人公の鼻もちならなさと苦悩みたいなものは伝わってくるが、それが絶望としては、感じさせられない。時代の雰囲気のフィルターを通さないと、伝わってこないものがあるのか。 エリック・サティも、著作権が切れて、角川映画で使われるような音楽になってしまい、手あかにまみれた感が強い。 ジャンヌ・モローは、うまい、と思わせるのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-08 22:54:13) |
131. 自由の幻想
途中までは「突っ込み」のないドリフ大爆笑の流れだったが、最後の当たりがサスペンス調になってしまってきた。最初から、うまく組み合わせれば、もう少し楽しめたように思う。案外、Adriana Astiの突然の裸身に、一番非日常を味あわせていただいた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-05 17:21:28) |
132. 欲望のあいまいな対象
二人一役は成功しているが、ちょっと安易な感じがする。ただ、二人一役と、このタイトルと、思わせぶりなテロの背景がなかったとすると、底の浅い作品でしかなくなる。ただ、あえて、底の浅い作品であるように作ったようにも思える。少なくとも、もう何回か見てからでないと決めかねるプレグナントな作品ではあることは間違いないようだ。小道具とか舞台回しはヒッチコックを思わせる。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 22:25:06) |
133. 戦争は終った
《ネタバレ》 いやあ久々に良い映画を観た。Ingrid Thulin、Geneviève Bujold、Annie Fargueと魅力的な女優、適度な緊迫感、それでいて、エンターテイメントというより、視覚や触覚にべたっと訴えてくるしつこさがある。こうした映画が、あまり注目されていないのは、残念だなあ。いやあ良い映画を見た。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-03 23:21:43) |
134. すべての些細な事柄
淡々とした日常に光をあて、沈んだように見える病者の一瞬の輝きをカメラは逃さない。しかし、それも些細な事柄でしかない、という撮影者の視線に、静かな感動を覚える。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-25 08:57:25) |
135. ホスピタル・アラート
サスペンスとしては、普通のサスペンスだが、あまりに露骨に役回りが決まっているので、誰が犯人で誰が悪者かがわかってしまう。最女医クレール・キャセイ役の主演女優が美しいが、そもそもなんでマークが彼女を病院に呼び寄せたのかが分からないので、大幅減点。後の病院の爆発の映像があまりにチャチ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-25 08:54:00) |
136. カノン
よくできているとは思うが、心動かされることはなかった。同時に、この映画に心動かされない自分に対して、少々、残念に思った。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-29 01:32:05) |
137. カルネ
「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」の最上位にランクされたので、観賞。ひきつけられる映像と興味深い内容だが、これだけで、高い評価をするほど、こちらの感性は高くない。しかし、この映画が、「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」の最上位というのは、どうもいばれない。とりあえず、カノンを楽しみにしよう。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-25 08:05:34) |
138. パッション(1982年/ジャン=リュック・ゴダール監督)
相当難解なんではと構えていたけれど、割に、すっと入ってきた。終わり方も、いいですね。 [DVD(字幕)] 5点(2009-08-16 03:31:58) |
139. 真実の瞬間(1991)
《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ(ジョー・レッサー役)のように、さっさとヨーロッパに逃げておけば良かったのに、と思うのは、卑怯な人間の考え方だろうか。信念を曲げないのは大したもんだと思うよ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-06 03:02:21) |
140. 告発
《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技はさることながら、クリスチャン・スレーターやゲイリー・オールドマンのパーソナリティが変に前面に出てこないところに、かえって人間の内面を揺さぶる部分があるのかもしれない。ケビン・ベーコンも、これでもか、と演じすぎていないのがよい。それも、これも、監督の腕なのかもしれない。残酷な場面を冒頭にもってきて、見る側のスイッチを入れる演出も見事だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 08:52:48) |