1. アサルト13 要塞警察
敵をワナにかけて「してやったり」があるわけでもなく、敵の侵入や内部崩壊で主人公が署内を駆けずり回るというわけでもなく、リアルに徹するならもうちょい敵の強さにも説得力が必要だろうし、ほんとにどうということのない撃ち合いだけで、いまさらリメイクするほど優れたストーリーでもないような・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2008-06-02 00:34:55) |
2. ダニー・ザ・ドッグ
一時期しょーもないCG多用の作品が続いてたので「テレビでやってたら観よう」くらいに思ってたのですが、意外と面白かった。サムがダニーのことを最初から分かってるかのように勝手にしゃべりまくってストーリーがどんどん進むところや、敵対勢力に襲われるシーンで死亡も確認せずに退散するところなど、やや都合良すぎな気がしますが。ヒロインは最初すごく老けて見え、サムのちょっと若い奥さんかと思いました。/ボスのバートは、こいつほんっとに憎たらしいわ~と思わせる演技ですね。リーの方も、ここまで演技力を問われる作品はあまり無かったんじゃないでしょうか。闘技場みたいなところで最後にハンマー振り下ろしたシーンの殺気溢れる表情がスゴかった。アクション面もバカみたいなCG演出がなくてよかったです。/あとラストの方、サムがバートを殺したと思ってる方がいるみたいですが、気絶させたんでしょ?前後のセリフとサムが捕まってないことからも明らかかと。 [地上波(吹替)] 7点(2007-07-14 01:04:50)(良:1票) |
3. バイオハザード(2001)
ゾンビよりミシェル・ロドリゲスの白目がコワい。 [地上波(吹替)] 4点(2006-12-28 20:01:11) |
4. ランド・オブ・ザ・デッド
"ゾンビ"というものが、一体何を象徴した存在なのか、解釈は人それぞれだと思います。ある時はチカラを持つ者に対する復讐者であり、ある時はただ目の前にある資源を食い尽くしていくイナゴのような矛盾した存在であり、ある時はこの地球上で日々繰り返される殺戮により、地獄から溢れ出すほどに膨大になった霊魂の象徴だったりするわけです。/『えじき』までの3部作は、そういった色々な側面をそれとなく(←これ重要)、また人間同士のエゴ、業というものをストーリーに織りまぜることで、ただのホラーではない傑作映画として語り継がれることになったのだと思います。/それが今作でゾンビ達は"虐げられた者達の代弁者"とばかりに、"自ら"行動を起こします。いままでのロメロゾンビに見られた、色々な側面を象徴する不条理な存在ではなく、ある種の政治的主張を背負いながら、富の象徴である高層ビルへと行進するゾンビ達が陳腐なものに見えてしまいました。/そして正義感あふれる{カッコイイ}主人公の活躍。そこには人間ゆえの業やぶつかりあいによるドラマは存在せず、勧善懲悪のヒーローアクションとしての印象しか残りません。/グロシーンも『えじき』に比べると目を覆いたくなるほどのシーンは無く、デニス・ホッパーの最後くらいスゴイの見せてくれるのかと思ったら・・・。/今回メジャーゆえに求められた"分かりやすさ"が悪い方へ出てしまったという印象。ロメロゾンビとしての重みや余韻を感じない残念な作品でした。 [映画館(字幕)] 6点(2005-09-08 23:43:39) |
5. キス・オブ・ザ・ドラゴン
香港時代の華麗なアクションとは対極の、ほんとに痛そうなリーの生身のアクション(ビリヤードの球は自分が痛そうだけど)と無口な役柄が相まって、今までの作品にはない"凄み"を感じます。(縫い傷もかわかぬ間に激しくアクション!) ストーリーの方は手堅くまとまってる感じ。ヤ○ザのような警察に無茶苦茶にされるジェシカ役が見てて痛々しい。 最後に見せるリーのはにかむような"かわいい"笑顔でホッとします。いままでにないリーを見られる映画として評価。 7点(2004-02-14 01:09:34) |