1. 永遠<とわ>の語らい
薦められ、映画館で観たのが3年前。入れ替え制だった映画館で観終わった人が口々に「よく分からない映画だったね」と言っていたのを思い出します。実際に自分も観た直後は全く分からない感じでした。ただただ過去の遺跡巡りが淡々と続き、突如ラストを迎える…一体どこが面白いんだこれはといった感じでしたね。二回目観て少しではありますが、理解出来るようになりました。作品を通じたオリヴェイラ監督の人生観や、主張については他の皆さんのレビューの方が遙かに詳しいのでそちらにお任せしますが、ただこれだけは言えます。これは面白い面白くないなんかで二分される評価を嫌う作品。ただ厳然と在ることでそこに存在を主張するような、そんな変わったタイプの作品です。説明しにくいですけど。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-22 03:18:07)(良:1票) |