1. メン・イン・キャット
《ネタバレ》 ワーカホリックな父親が家族愛に目覚める、という典型的なファミリーコメディ+ファンタジー+猫、な映画。猫はとても可愛い。とても可愛いんですが、猫好きとしてはハラハラする場面も多いので要注意。特にクライマックスシーン。コメディなんだから死ぬことはないってわかっているんだけど、もうほんとに何でこんなことでって思われるんでしょうけど、見てて辛かったです。ウォーレン・ビーティ演じるペット店主が所謂魔法使い的な存在で、なんだか不思議な力で蘇ったのはなんとなく理解できるんですが…パラシュート開く前に手を伸ばして抱っこしたっていいじゃない…。 [インターネット(吹替)] 6点(2018-04-27 02:03:44) |
2. アーティスト
《ネタバレ》 ストーリーは簡潔に言えば、昔のハリウッドを舞台にした売れていく新人女優と落ちぶれていく映画スターの純愛物語。過激なバイオレンスもドロドロした陰謀もエロスも一切ありません。主要登場人物は基本的に善人ばかり。シンプル故に、合わない人には本当に眠い101分になると思われますが、私個人は楽しく鑑賞する事ができました。 個人的によかった点→前評判通り、犬の演技は最高。気が付けば画面の中で犬を探している始末(笑)。主人公を助けるため警察官の元へ走るシーンと、自殺しようとする主人公を必死で止めようとするシーンは涙腺が緩みました。 あと個人的にツボだったのは主人公に仕える老運転手の存在。好きなんです、有能な老執事が。 気になった点は、ペピー役のベレニス嬢。笑顔がとてもチャーミングでスレンダーな美人なのですが、個人的にずっと「ロッキーホラーショー」のフランク・フルターが浮かんでました…ごめんなさい。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-24 16:19:13) |
3. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 悲劇の王妃マリー・アントワネットの生涯を、美麗な映像とポップな小道具を使って描いたダイジェスト。ただそれだけ。あまりにもポンポンと年代が飛ぶので、詳しい歴史を知らない人には???の嵐だと思う。女性ファッション誌のグラビアの如く、コレでもかコレでもかと「お堅いフランス王室の中で自由奔放に思うが侭生きたアタシ」を見せ付けられ、結局残った感想は「お菓子が美味しそうだった」くらい。ドラマ性を求める人に、この映画は向かないでしょう。難しい事は考えず、キレイなものを見たいだけの人にはおすすめ。コレは映画ではなく、マリー・アントワネットのPVです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-20 19:29:06)(良:1票) |
4. ターミネーター2
低予算で作られた前作を上手く昇華した2作目。細かいツッコミをすればキリがないですが、それを補って余りある娯楽アクション大作っぷり。今見ても15年前の作品とは思えない斬新さとストーリーの面白さは何度見ても飽きが来ない。「何か面白いアクションない?」と聞かれたら、とりあえずターミネーター1と2をセットで勧めます。 [映画館(字幕)] 9点(2007-01-03 21:55:19) |
5. アバウト・ア・ボーイ
《ネタバレ》 中年男と少年の友情物語。中年男は独身のプレイボーイ、少年は学校で苛められているし母親は情緒不安定だしで普通なら何か事件が起こりそうな設定なのに、少し不器用な男の性格とポジティブな少年の性格がそれらの要素を見事にスルーしている。暴力表現もなければセックス表現もなしの安心して見れる映画。見始めたら最後、彼らの生活がついつい気になって最期まで見てしまった。ただし、映画としては少し物足りない感じなので7点、で。 [地上波(字幕)] 7点(2007-01-02 19:47:07)(良:1票) |