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鳥居甲斐守さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.   《ネタバレ》 
保守とか革新とか、右とか左とか、今ではもうどーでもよくなってきたけど(現にソ連なんてとっくの昔に消滅してしまったけど)、それでも全然古さを感じさせない作品。権力の陰謀というテーマそのものは平凡であるにも関わらず、切り口が非常に斬新で、フランス映画独特のシニカルな味が全編にわたって良く効いている。途中でストーリーの軸足を野党議員から予審判事に移していったところに、作り手のセンスの良さが窺える。あえてケチをつけるとすれば、こん棒で一発殴っただけであんな風になるのかなと思うんだけど、まあ実際にあった事件をモデルにしてるらしいので・・・。それにその辺はあまり本質的ではないし、ということで納得。バシリコスの原作を読みたいと思ってさんざん探したけれど、絶版になっているらしく結局見当たらず。残念。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-06-08 19:20:27)
2.  うつくしい人生
セピア色がかかったような映像とブライアン・ヤマコシの琴の音色。それぞれの役者がきっちり自分の役割を果たすことのできる演技力。本当にいい映画を言葉で表現するのは難しい、ということを教えてくれる作品。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-06-02 20:47:38)
3.  変態村 《ネタバレ》 
タイトルの凄さにつられて思わず観てしまった。印象としては、若い女ばかり12~18人を強姦した上殺害し、森の中に埋めた、いわゆる「モンルアルの狼」事件を髣髴とさせるような作品。しかし、看板に偽り有りとまでは言わないけれど、このタイトルだとまるで村中の人間が変態のような印象を受けるが、本当の意味でド変態野郎と言えるのは、あのオヤジ二人だけのような気がしないでもない(もちろん程度の差はあれ他の奴もそれなりにおかしいんだけど)。邦題のつけ方に、もう一工夫欲しかったというところ。あとは、ヨーロッパの森の不気味さと、荒廃した村の雰囲気なんかは、よく出ていたと思う。ストーリーもテンポがよく、登場人物のキャラクター設定も面白い。泣いてばかりいる歌手の兄ちゃんも、非常にイライラさせられて見事狙いどおりはまっている。もしあそこで銃を取って変態オヤジに立ち向かったりしていたら、その辺の三流ホラー映画と同じになってしまう。私的には近頃拾い物の良質ホラーです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-03 19:18:58)
4.  ハイエナの賭け
あははは…、殺りすぎだっつーの!でも、結局本当のワルって…、あの親子???!
[地上波(吹替)] 7点(2007-07-04 19:24:43)
5.  グレート・ビギン 《ネタバレ》 
ひとつひとつの映像は偶然にしてはあり得ないほどキレイで素晴らしいんだけど(作品資料によると撮影に16年!かかったそうです)、テーマがデカ過ぎて映画としてのまとまりに若干欠けているような気がします。人間なら人間、カエルならカエルというようにある程度ジャンルを絞って、その誕生から死までを追うという形の方が良かったと思う。生物一般というアバウトな扱い方なので、全体として総花的になってしまっているという印象を受けました。それにしても人間の胎児ってすごく動いてるもんなんですね。驚きました。羊水が腐る発言で謹慎した誰かさんにぜひ観て貰いたいものです(笑)。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2008-06-10 23:18:36)
6.  少女首狩事件 《ネタバレ》 
いろいろ突っ込み所もあって、邦題も相変わらずイマイチですが、アルバトロスにしてはなかなか面白かったと思います。マリー役の女優さんも可愛かったし。でももう少し犯人のパーソナリティを掘り下げても良かったと思う。ジャンルイのおやじが刑事のクセにアブなそうで何かやらかすかと思ったけど、あのまま逝ってくれてかえってホッとしました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-05-01 23:47:39)
7.  ブラック・ドッグ 《ネタバレ》 
トラックの荷台に乗っていたワンちゃんは、タイトルとの関係からいっても、当然ストーリー上何らかの役割を果たすのかなと思ってたけど(悪い奴に噛み付いて銃を奪うとか)、何もしないのね(笑)。お約束の家族愛とか銃撃戦とかカーアクションとか、全体的にそこそこ良かったんだけど、レッド役の役者がイマイチ貫禄が無いのが残念。聖書の引用とか知的っぽい味付けもあまりサマになってないし、重厚さが求められる役どころのはずなのにチンピラみたいになっていたのは惜しい。無理を承知で言わせていただくと、デニス・ホッパーあたりを持ってくれば相当引き締まった作品になったと思う。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-12 20:15:34)
8.  ナイト・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
映像が綺麗。ロケーションも良い。モン・サン・ミシェルみたいな城郭とか、ラストの教会の描写など創り手のセンスの良さが窺える。だが結局、それだけの映画になってしまった。ストーリーの方は残念ながら極めて微妙。5人の面子が揃い、さあこれから聖骸布を探しに行くぞってゆう展開になるまでが長過ぎるというのもあるが、一番ずっこけたのは、苦労して手に入れた聖骸布を、どこの馬の骨とも分からん奴に渡してしまう事。亡きルイ9世に対する忠誠心か、それとも聖骸布を取引の材料にしてしまうことに対する躊躇いなのか、その辺は定かではないが、あまりにもあっけなさ過ぎる。重要な所なんで、もう少し肉付けして欲しかった。余計なエピソードとかに時間を取られ過ぎ
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-31 22:50:25)
9.  ストリッパー パリ18区
モニカ・ベルッチと来て、この邦題と来れば、当然ある種の猥褻な期待感が高まるわけだが、その点では見事に外してくれました。確かにセクシーかつ妖艶ではあるのだが、あくまでストーリーの中でのセクシーさであって、単純にストリッパー的エロさを期待して見ると肩透かしを食うでしょう。それにしても、この邦題の付け方って(笑)…。エロもない、マフィアものに付き物の激しいドンパチもない、台詞も少ない…。ないない尽くしではあるが、雰囲気は良く出ていました。台詞を少なくした分、「画」に強くこだわらざるを得なかった創り手の意思が感じられました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-09 21:52:42)
10.  冬の猿 《ネタバレ》 
内容としては、基本的に2人の酔っ払いがクダを巻いているだけなので、映画としては「何だコリャ?」になるはずなんだけど、それをとりあえず笑える作品に仕立て上げているものは、やはり名優ジャン・ギャバンの演技力と言う他ない。ホテルの酒蔵でドイツ兵を罵るシーンなんかかなり笑えます。酔っ払って無茶苦茶やっているにも関わらず、周囲の人間がなんとなく治まっているのも妙におかしい。しかしそうやって笑いをとる一方で、何ともいえない男の哀愁漂うラストが胸に染みます。ホントは酒なんか飲みたくないんだけれど、どうしても飲まずにはいられない男の悲しさが伝わってきました。あと、花火のシーンは、カラーで観たかった。モノクロなのが残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-03 19:21:11)
11.  シックス・パック 《ネタバレ》 
アメリカからフランスに渡ってきた連続女性殺人犯を追い詰めようとするベテラン刑事ナタン。だが容疑者として浮上してきたのは米国の外交官だった。折からの仏米経済交渉もあいまって、捜査は厚い壁に突き当たる。そこでナタンは若い女性警察官を囮に使い犯人逮捕を試みるのだが…。ストーリーはこんな感じですが、まず印象に残ったのは、ナタン刑事の強引なやり方が目立つこと。「フランスにはこういった連続殺人の前例が無いから(ホントかな?)犯人はアメリカ人だろう」って、かなり強引な決め付け。こういう決め付けって刑事事件捜査ではかなり危険ですよね。囮捜査も見事に失敗しちゃうし。刑事も刑事なら犯人もかなり無茶苦茶。職質してきた警察官をいきなり殺しちゃうし。しかも夜とはいえ道端で。いくら連続殺人でも警察官は殺さないでしょう。ただボウリング場のシーンからラストにかけては、さすがに緊迫感あり、見ごたえありました(顔面がスイカみたいに破裂するおかしな場面がありましたけど)。それにしても気の毒なのはマリーヌ。いくら囮とはいえ可哀想すぎる。 
[地上波(字幕)] 6点(2007-01-23 23:42:29)
12.  ハンニバル・ライジング
雰囲気がなんとなくボーン・アイデンティティーとかのアクション映画に似てるなと思いました。東西冷戦時代のヨーロッパをリトアニアからフランスまで、途方も無い長距離をどうやって移動したのか、作品の中ではさらっと流されてましたけど、そっちの方がめちゃくちゃ興味深いです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-07 19:40:20)
13.  しあわせの選択 《ネタバレ》 
序盤から中盤にかけて連発される西欧流のジョークは、生憎と純和風の小生としては理解不能で、面白くも可笑しくもなく、ただ展開がやたらとめまぐるしいだけで妙に退屈させてくれる。アイスホッケーをやっていたと思ったら、次のシーンではもうモデルになってたりで、話があっちこっちに飛んで理解しづらい。ほとんど映画の態をなしていない。確かに主役のおネエちゃんは、綺麗でナイスバディ(笑)だが、ただそれだけという感じがしないでもない。終盤あたりに来てようやく少しハジけてきたかなという感じ。特に、ティナに関わった男たちが没落していくあたりとか、ティナの「さげまん」ぶりがなかなか面白い。しかし、ようやくコメディらしくなってきたなと思ったところで唐突にラストを迎える。あれが彼女の「選択」なのか?てゆうか、このおネエちゃんが主体的に自分の行く末を選択したという風でもなく、ただ周りに流されているだけのような気が…。結局、自分で何かをやるというのでもなく、ただ男をとっかえひっかえしているだけで、それを仰々しく「選択」とか言われてもなあ…、トホホのホー。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-18 23:16:22)
14.  魂を救え!
決して面白くなくはないのだが、見終わった後に妙なもやもや感が残る。自分のスーツケースに見知らぬ人の首が入っていることが分かった時のマチアスの行動に、まずもやもや…。パーティーって…普通行く?次に、ブライシャーから見ればマチアスは、フランス外務省や情報部門に顔が広いという点で格好の「使者」であるという論理に、もやもや…。何、この超後出しジャンケンの論理。牽強付会も甚だしい。さらに、タレントのカイヤに似た不細工女とのロマンス話とか、何か本筋と関係あるのかなと思わせておいて実は関係がなかった、というパターンに、またしてももやもや…。時間が長いのはそのせいか。どこかを直せば凄い面白い作品になりそうなんだけど、具体的にどこを直せばいいのか、よく分からず、やっぱりもやもや…。かくして真相は霧の彼方へ消えたのであった…。
[DVD(字幕)] 5点(2007-06-26 22:06:32)
15.  ザ・コード(2002)
ヤニス、キモいよ。親友の奥さんに罵声を浴びせたり、家庭を破壊してまで、何故そこまで彼に拘るのか?まともな神経とは思えん。方向が違うだろ、方向が…。ドリスもドリスだよ。今の生活と、昔の友情の板挟みで悩み苦しむって風でもなく、意外にアッサリとマフィアに復帰してしまう。こちとら完全に拍子抜けだ。もう少し迷えよ。まあ、マフィアの世界にどっぷり浸かっている弟にアドバイスとかしてる時点で、意欲満々なのミエミエなわけだが。2人の友情がこの作品の核なんだから、それを物語るエピソードみたいなのを、1つか2つ入れてくれると雰囲気も違ってくると思うのだが、その辺がどうも薄い。ただラストの銃撃戦のヤニスは、スカーフェイスのアル・パチーノみたいで、なかなかの存在感でした。またドリスを誘惑する愛人ニーナ役のクロチルド・クローの妖艶さも一見の価値あり。そりゃ、あんな女に誘われたら、復帰したくもなるわなあ~。
[DVD(字幕)] 5点(2007-06-25 22:44:25)
16.  MASAI/マサイ 《ネタバレ》 
時に叙情的に、時にエスニックに響きわたる音楽と、セピア色がかかったような映像が印象的な、「プチ」ドキュメンタリーな作品。トゥルカナ族との戦闘シーンや、肝腎のヴィチュアとの対決シーンは、なんとなくアッサリし過ぎの印象だが、この辺はやはり、ガチンコの中で生きてきた本物のマサイの戦士が、「ウソ」の戦闘を演じなければならない難しさが出たというところでしょうか。実際には飛んでこない槍に対して反応するなんて事、日常ではやらないわけだから、まああの辺が限界なのでしょう。同じアフリカ先住民を扱った映画としては、「ブッシュマン」という差別的なタイトルと内容の作品がありましたが、あれよりはまともな取り扱いを受けているという印象を受けた。この手の映画で危険なのは、植民地の人間に対する西洋人の傲慢さみたいなものが時として垣間見えることだが、この作品に限って言えば、特典映像等を観ても、ドキュメンタリー出身の監督始め関係者が尊敬の念を持ってマサイの人々と接しているように見えた(あくまでそう見えただけで、ホントのところは分からないが)。
[DVD(字幕)] 5点(2007-04-03 19:17:07)
17.  女は女である
フランス映画やゴダールという人について全然勉強したことが無いので、この映画の面白さがまったく分かりませんでした。一応、コメディのようですが、笑えませんでした。というより、笑うべき個所が理解できませんでした。ただひとつアンジェラとエミールが本を使ってお互いを罵り合っているシーンだけが少し笑えた程度です。点数をつけようにも理解不能なのでつけようがなかったのですが、一応「可もなく不可もなく」としてつけることにしました。「独創的な喜劇映画」という理由で、ベルリン映画祭特別賞を受賞しているようですが、確かに「独創的」です。それだけは良く理解できます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-18 22:17:34)
18.  ポネット
まあ、泣く子と地頭には勝てんわなあ・・・
[DVD(字幕)] 4点(2008-07-02 20:22:35)
19.  冒険また冒険
何かいちいち理屈っぽいな、これ。フランス映画の悪いところが出ちゃったかなあ。特に前半なんか、何がしてえんだよコイツら!の連発だった。いちいち回りくど過ぎるし、詰め込みすぎだよ。盗みのエピソードなんてひとつかふたつで十分なのに。ラストもアフリカに着いたとこで終わりでいいいのに、余計なのくっつけちゃうから・・・フランスの近現代史にある程度通じてないと理解できないようなギャグが満載で、分かってる人には面白いかもね。それでも後半から徐々に持ち直してきたようで、大使や将軍とのからみが妙に笑えたんだけど、そこに辿り着くまでが・・・それにしてもキツイよ、これは。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-06-17 22:32:52)
20.  甘い泥 《ネタバレ》 
イスラエルのキブツというと社会主義国家で言うところの集団農場のようなイメージしかなかったんですが、実際にはもっと幅広い共同体(大きな学校?)のような感じでそこだけは興味深かったです。でも映画としては一言で言うと、「そんなに嫌なら何故さっさと出て行かねえの?」というに尽きます。カルト教団でもあるまいし、その気になれば簡単に逃げ出せそうだけど。行き先もないわけではないんだし…。所々に垣間見えるエロはいいとして、「変態村」以来、久々の子牛フェラには若干違和感を感じました。閉鎖集団の異常性の表現なんでしょうが、オープニングにアレ持ってこられたら、さすがにちょっと引いてしまう。土砂降りの雨の中、親子2人で話し合うシーンなど印象的な場面がいくつかあったものの、最後までしっくりこないまま終わってしまった、というのが正直なところです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-25 23:46:54)
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