1. 顔のない眼
《ネタバレ》 あんまり合わなかったです。日本的なじわじわ、じりじり、じめじめした怖さが好みの私にはこの映画はあまりに耽美でナルシシスティックで肌に合わず。なんか顔を得ていく描写も、顔の皮をビリィーってとって、ファサーって乗っけるだけみたいな。癒着部分はどないなってるんでしょう‥。それを想像するとある意味怖い。まぁろくな父親ではないかもしれませんが、犬にガブつかせるあたり非道ですね。この残酷さは少女漫画的かもしれない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-15 23:39:00) |
2. REM レム
《ネタバレ》 とってもわかりやすい。悪く言えば面白みや盛り上がりにはかけるかも。しかしながら(あんまり賛同はしませんが)リンチの再来と言われているだけあり、映像に面白い所がちらほらありました。 うねうねと動く指、浴槽の巨大な赤ん坊・・・。ギョギョギョっとします。 今後に期待!!!! [DVD(字幕)] 7点(2009-07-29 21:27:43) |
3. 8人の女たち
何だか単純におもしろくないと思いました。ミュージカル調は苦手だけど、たとえばシカゴとか面白いっ!!って思えるものもあるんです。でもこの映画はミュージカル的面から見てもゴージャスでもスタイリッシュでもないしテンポもそんなに‥。推理面?それはもう全然‥。おしゃれ感を楽しむ映画なのかな?でも自分の好みでないものを「ね?格好いいでしょ。お洒落でしょ。洗練されているでしょ」と言われ続けているようでくどかったです。 色味は綺麗です。でも自分には楽しむポイントが見いだせませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-16 11:16:48) |
4. アメリ
《ネタバレ》 アメリのような友人がいます。見た目はすごくかわいい。悪戯が大好き。子供のような残酷さ。偶に小悪魔ならぬ悪魔の片鱗を見せる。はまったものには物凄い集中力を見せて徹底的にやりぬく。ある意味器用。恋に恋する。少し奥手‥‥。付き合っていると振り回されるしイライラする可愛さ余って憎さ百倍になることも多々。 でも、やっぱり彼女の残酷さは純粋さともいえるし、突き抜けた器用さは不器用ともいえ、応援したくなる。友人としては大変な時もあるけど、彼女の可愛さはアメリに通じると思う。アメリはブラックな面があるけど罪がない。この映画は可愛くてちょっと犯罪手前だけどクスっとしてしまう。合うか合わないか割ときっぱり分かれそうな映画だけど面白かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-09 23:58:17) |
5. マルホランド・ドライブ
ぐねぐねで枝分かれしまくりな道を超スピード出してドリフトする車にしがみつき、振り落とされないように必死、でもしがみついてると思っていたら全然違う車に乗っていたり、時々落ちたり。また正しい車に戻ろうとするとはるか向こうに車はいってしまっている。そんな話。 最初はまるっきり成り行きを信じ込み、不思議な世界に浸り、理解していると思い込んでいた。しかしそれがすべて虚構であり、あるべく夢見た理想であり、なされなかった一つの物語であるとわかった時物凄い混乱と寂しさ、痛みを感じた。あれもこれもずたずたの精神が夢見た物語だと判断すると、悲しすぎます。いやだ。なんでこんな映像を作れるんだろう? [DVD(字幕)] 10点(2008-12-20 00:15:54) |
6. 橋の上の娘
《ネタバレ》 言葉のやりとりがとても素敵でした。ヴァネッサがコケティッシュ!!!!! [地上波(字幕)] 7点(2008-12-12 21:52:20) |