1. ニキータ
《ネタバレ》 過去にも見たけど最近、テレビ放送していたのでもう一度見てみました。ヤク中のアバズレを何から何まで教育し直して暗殺者に仕立てるのはいくら政府とはいえコストかかりすぎだし、あんなに苦悩しながらの暗殺計画じゃ失敗するリスクも高いだろう。そのわりに劇中では超一流の暗殺者扱いでなんだか不自然。暗殺者劇としても主人公の心情を描く物語としてもなんだかどっちつかずで中途半端。あと取って付けたようなジャン・レノの登場は必要だったのか?リュック・ベッソン作品のネームバリューはでかいけど期待していたほど面白くなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-08 23:48:42) |
2. 最強のふたり
もちろん被介護側の性格や経済的余裕などいろんな条件があった上でのことなんだろうが、介護における対等ってこういう関係のことなんだろうなと思わされる。ドリスのどぎつい冗談にフィリップが激怒するんじゃないかとちょっとハラハラする部分もあったり、無神経にずかずか踏み込んでるように見えて実は適度な心遣いを感じられるのはやはりドリスの生まれ持っての才能なのだろう。そして、これまで多くの介護者を見てきたフィリップは面接の時にそれを見抜いたのかもしれない。同情と思いやりは似て非なるもの。離れすぎず近すぎず二人の距離感が素晴らしい。そして、これが創作話ではなく実話を基にしているということに驚かされた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-11 22:10:46)(良:1票) |
3. フェイシズ(2011)
《ネタバレ》 鏡で自分の姿を見た瞬間の声の出ない悲鳴はミラがよくやる演技で、女性らしい甲高い悲鳴よりリアルだよなぁと思う。この相貌失認は実際に存在する障害で、一人の役を複数の人間が演じる(恋人のブライスにいたっては実に15人!)ことによって人の顔が判別できない状態を上手に表現しているが、中盤まで見ると犯人がわかってしまうのでサスペンスとしてはストーリーがかなりお粗末。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-11-11 17:12:34) |
4. 華麗なるアリバイ
《ネタバレ》 狂言回しにあたる主人公が登場しないせいか誰に感情移入してよいのかわからないままだらだらとストーリーが進行して終わってしまった。ところであの人物はなぜかばったのだろう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-04-24 20:40:56) |
5. 地下鉄のザジ
有名な映画作品だが自分にはこの芸術性を解することはできなかった。支離滅裂なストーリーと噛み合わない台詞。それがこの映画で見たことのすべて。記憶に残ったことといえば自動車や家具など小道具類のデザインがオシャレだったこと。ただし最後には壊されてしまうけど。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-11 23:38:48) |
6. しあわせの雨傘
《ネタバレ》 平凡な主婦だった主人公が夫の会社で代理社長を務めるうちに自立した女性に成長、ついには議員になる。1977年の映画だったらこういう平凡な話でも納得するかもしれないが、この作品って2011年なんですよね。ドヌーヴ主演の作品を見るのは『反撥』に続いて二作品目。年代が飛びすぎてかなりのギャップが(笑)。今でもお綺麗ですけどね。あと、ドヌーヴと岡田茉莉子は似てるなと思いました。 [地上波(吹替)] 4点(2012-07-02 06:21:06) |
7. TAXI NY
カーアクションが凄かったTAXIのリメイク版。酷評されてますがクイーン・ラティファが主役というキャスティング嫌いじゃないです。どうしようもないヘボ刑事を現実に助ける人ってこういう肝っ玉かあちゃんみたいな人だろうなって気がしますから。冒頭の自転車のアクションから事務所に戻ってヘルメットを脱ぐシーンの体型の変化にはちょっと苦笑。オリジナル版も見てますがどうせリメイクするならストーリーはもう少しアレンジを加えるべき。全く一緒では新鮮味がない。 [地上波(吹替)] 6点(2011-09-05 03:00:28) |