1. レスラー
《ネタバレ》 ミッキー・ロークのプロレスラー役へのなりきり度は噂どおり高かったですが、マリサ・トメイのストリッパー役も負けてませんね。 お店で見せる顔と外で会った時の顔の違いが妙にリアルで良かったです。 ロッキーシリーズのような感動的な結末があるわけでもなく、どちらかといえば娘の言う通りどうしようもない男の話ですが、なぜか見終わってからいろいろ考えさせてくれます。 彼は娘との関係修復に失敗して自棄になったのか。あるいはそんな自分への罰なのか。それともこれが人気レスラーだった男の宿命なのか。 感動とは少し違った余韻の残る映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 21:38:41) |
2. パリより愛をこめて
《ネタバレ》 トラボルタ演じるスーパー捜査官のハチャメチャぶりを楽しむ映画でしょうね。 ガンアクションやカーアクション、格闘シーンなどにはかなり力が入っているので、それなりに見られるアクション映画には仕上がっています。 主人公がコンビを組まされて・・・といういわゆるバディムービーなんですが、その点での面白さはあまり感じませんでした。 これはアクションもユーモアも全部トラボルタが担当しているところが原因でしょう。 事件の概要は初期の「24」を足して端折ったような感じで、展開的にもかなりのベタです。 時間が短いので退屈はしませんが、2010年公開なのを考えるともう少しひねってよという感じもします。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-01 21:21:50)(良:1票) |
3. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 新旧二枚目スターの共演が話題になった映画ですが、今見てもそういう印象は変わりません。 ベタなカッコよさにこだわる演出はいかにもトニー・スコット作品です。 ポルシェで颯爽と走り去るサングラス姿のロバート・レッドフォード。並走するヘリでヒロインと見つめ合う一途なブラッド・ピット。 カッコよすぎるラストに痺れるもよし、呆れるもよしです。 この映画には最後に「ディナーアウト作戦」という言葉の仕掛けがあるのですが、この複線部分を初見で思い出せる人は素晴らしいです。 自分は初見ではなかったのですが、それでもすっかり忘れてました。 [地上波(吹替)] 6点(2011-04-21 22:07:30) |
4. ジョニー・イングリッシュ
《ネタバレ》 「ピンクパンサー」のノリに近いスパイコメディ映画ですね。 最後が大がかりなシーンの割に適当な解決の仕方で笑いました。 途中に出てくる日本語のギャグは、吹替えよりもオリジナルで見た方が確実に笑えます。 ヒロインは有名な歌手のようですが個人的にはイマイチでした。 [地上波(吹替)] 5点(2011-04-10 11:35:13) |
5. エスター
《ネタバレ》 エスターの衣装や持ち物、孤児院のシスターなど、導入部分でいかにもゴシックホラーを連想させているのが上手いです。 自分も途中までは半分そのつもりで観てました。 まぁなんといってもエスター役の子がいい演技してます。 真相が分かってからの展開がちょっとありきたりで物足りない感じもありますが、逆に言うとそれぐらいエスターは魅力的な悪のキャラクターでした。 そういう意味でも、DVDに入っているもう一つのエンディングの方が好みですね。 [DVD(字幕)] 8点(2011-01-06 23:45:45) |