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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1922
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1.  ラビング・パブロ 《ネタバレ》 
1980年代、世界最大規模の麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を一代にして築き上げた、コロンビアの伝説の麻薬王パブロ・エスコバル。一時は世界に流通するコカインのほぼ8割を牛耳り、自らに歯向かうものや裏切り者を容赦なく血祭りにあげ、さらには政府に対して公然と反旗を翻した、衝撃的な彼の生涯を彼の愛人であったニュースキャスターの目線から描いた犯罪ドラマ。そんな実在した麻薬王を貫禄たっぷりに演じるのは名優ハビエル・バルデムで、語り部となる彼の愛人を演じるのは人気女優ペネロペ・クルス。実生活でも夫婦であるこの二人の豪華共演ということで今回鑑賞してみました。監督は、前作『ロープ/戦場の生命線』でリアルで乾いた戦場描写の中にときおり人生のやるせなさをほろ苦いユーモアを交えて描き、鮮烈な印象を残してくれたフェルナンド・レオン・デ・アラノア。観終わった直後の率直な感想を述べさせてもらうと、いやー、とにかく衝撃的な内容でございました。このパブロ・エスコバルという人、もう無茶苦茶です。敵対する人間を容赦なく殺しまくり、その生涯で殺害に関わったのはなんと少なくとも300人!麻薬で荒稼ぎしたその金でスラム街に貧しい人々のための住宅を建設し、その功績を最大限活かしてなんと政治家にまでなってしまうのです。当然、それはアメリカや政府の反発を招き、翌年に失脚させられてしまうと今度は私設軍隊を使って公然と政府に宣戦布告。これを機に、コロンビアは実質的な内戦状態に突入。アメリカの介入や敵対組織の攻勢により追い詰められると、自ら投降。でも、彼はその圧倒的な財力を活かし、今度は自らの力で刑務所を建設します。でもそこは刑務所とは名ばかりの豪華な家具家電付きのほぼ別荘。酒や女をはべらかし、夜毎どんちゃん騒ぎ&乱交パーティー。あまつさえ彼はそこで裏切った仲間を二人、生きたままチェーンソーで切り刻むという冷酷非道ぶり。さすがに世論の反発を抑えられなくなった政府はエスコバルを普通の刑務所へと移送しようとするものの、彼はその足で悠々と脱獄……。さすがにこんな無茶苦茶な事実があるわけないと、映画を観終わって僕はすぐさまウィキペディアで調べてみたんですが、……なんとほぼ全て事実でした(笑)。そんな彼の波乱万丈の生涯を過不足なく二時間の映画に纏め上げたこの監督の手腕は素晴らしいと思います。とにかく最後まで緊張感が途切れず、クライマックスなんて思わず食い入るように見入っちゃってました。見た目こそ温厚そうなメタボおやじながら、冷酷無比なケダモノの心を持つ麻薬王を鬼気迫るように演じたバルデムも良かったですが、彼の愛人である金とひかりものに目がない性悪女を見事に演じたペネロペ・クルスもまさに嵌まり役でした。偉業を成し遂げた世界の偉人の立身出世物語を真逆にひっくり返したような逆偉人伝、成功するためにはやはり持って生まれたカリスマ性と類稀なる行動力が必要だということを改めて教えてくれました。まあ良くも悪くもですけど(笑)。
[DVD(字幕)] 9点(2021-06-25 04:01:29)
2.  バレット・ヘッド 《ネタバレ》 
若造がへまをやらかし、誰も居ない寂れた廃工場へと命からがら逃げ込んだ三人の強盗たち。何とか大金の入った金庫だけは持ち出せたものの運び出すための車は事故で動かない。町には警察がうじゃうじゃ、連絡を取った仲間が助けに来てくれるのは日が暮れてからだ。三人は仕方なくこの工場で夜になるのを待つことに。だが、彼らはまだ知らなかった。その工場では夜な夜な違法な闘犬賭博が開催され、そこには殺処分される予定だったイカレタ殺人犬が居ることを――。突如として襲い掛かってきた血に飢えた闘犬と、三人のコソ泥たちの命を懸けた闘いが今、幕を開ける……。そんな明らかな低予算作品なのですが、エイドリアン・ブロディやジョン・マルコビッチ、アントニオ・バンデラスという渋めどころの役者陣共演に惹かれて今回鑑賞してみました。完全にタランティーノの出世作『レザボア・ドッグス』を意識して撮られたであろう本作、確かにこの殺伐とした空気感や主人公たちの哀愁漂うキャラクター設定などは良かったとは思うんですけど、なんだろう、この最後まで付きまとう、腑に落ちなさは。やはり、あれですね。いくら血に飢えた狂犬とはいえ、大の男が三人も居るんだから、頑張ったら何とかなるっしょというところですかね。ヤクチュウと老いぼれとひょろひょろというへっぽこ三人組だとはいえ、みんなで力を合わせたらあんな小さな犬っころぐらい何とか押さえつけられるだろうに。そこのところがどうにも説得力に欠けて、僕はいまいち物語に入り込めませんでした。随所に挿入されるそれぞれのキャラクターたちの犬にまつわるエピソードの見せ方や、何度も繰り返される犬目線の映像などはけっこう撮り方も凝っていて面白かったんですけどね。うーん、全体的にあと一歩足りない印象の作品でございました。
[DVD(字幕)] 5点(2019-12-12 00:47:50)
3.  オートマタ 《ネタバレ》 
ロボット・プロトコル第1「生物への危害を禁ず」第2「自他の改造を禁ず」――。2044年、太陽熱の異常な高温化により、地表の大半が砂漠と化した未来社会。激減した人類は、オートマタと呼ばれる原始的なロボットを頼りに細々とその営みを続けていた。環境汚染対策、治安維持、老人介護やペットの世話、果ては売春と社会の隅々にまで浸透したそんなロボットたちは全て、二つの安全規格(プロトコル)によって制御されている。オートマタの製造・販売、開発やメンテナンスまで一手に引き受けるのは巨大企業ROC社だ。その保険部門で働くジャック・ヴォーカンは、ある日、信じられないような報告を受ける。とあるオートマタが、なんと自分の身体を修理・改造していたというのだ。「第2プロトコルが破られた」。ジャックはすぐさま調査に乗り出すのだったが、そこには人類の存亡を巡る陰謀が待ち構えていたのだった……。荒廃した未来社会を舞台に、ロボットの機密を巡る陰謀に巻き込まれた男の運命をスタイリッシュに描いたSFサスペンス。冒頭から強調されるいかにもブレードランナーを意識した――というかもろパクリな未来社会に苦笑しつつも、この陰鬱でダークな世界観はなかなか好みなのでけっこう期待して鑑賞してみました。なんですけど、うーん、僕はものの見事に嵌まらなかったですね、これ。やりたいことは分かるのだけど、なんか全体的に空回っているような気がするのは僕だけでしょーか?いつか海に行きたいと願う主人公も悪役となる企業の重役もプロトコルを破った黒幕も、結局何がしたかったのか最後まで観てもいまいちよく分からなかったんですけど。なので、クライマックスの銃撃戦もまあ気持ちが乗らない乗らない(笑)。こういうのがやりたいという監督の思いが先走った結果、脚本がおろそかになっちゃった典型的なパターンじゃないでしょうか。期待してた分、色々と残念なSF作品でございました。4点。
[DVD(字幕)] 4点(2017-05-03 00:12:02)
4.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
この映画、確かに中身がない。史実を基にしたと言いながら、はなからリアリティとは無縁のストーリー展開に、あり得ないような漫画みたいなアクションシーンの数々(アメコミが原作だから当然かもだが)。それでも、この超が幾つも付くぐらいのスーパーマッチョな男たちが、その煮え滾るような男汁を無尽蔵に周囲に撒き散らしながら、スクリーン狭しと暴れまくる姿を暑苦しいまでに映像化してみせた、監督のその中2病的情熱に意味を見出さずにはいられない。やっぱり、どんなくだらないことでも、信念を持ってとことんまで極めれば、もしかしたら素晴らしいものが仕上がるかもしれないという、奇跡のようなお馬鹿映画の傑作だろう、これは。 普通の映画監督が撮っていれば、目も当てられないくらい酷いものになっていたであろう。ザック・スナイダー、大した奴だ。
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-06 19:27:25)
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