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1.  ある天文学者の恋文 《ネタバレ》 
もっとシンプルにまとめられるべき話なのに、思いついたネタを次々に詰め込みすぎなのです。一方で、主人公男女2人のやりとりは、妙に生々しく、この世にいない者としてのある種の距離感がありません。結果、ただ目まぐるしい、そして制作側に都合の良いだけの展開になってしまっています。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-09 01:40:39)
2.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
背景やディテールの説明はびっくりするほど省いて、粛々と淡々と進んでいく。しかし、一つ一つのシーンの重量感と説得力が異様で(主人公の青年の目力も込み)、加えて場面設定の趣旨目的が明確であるため、なぜか内容が把握できてしまう。しかもその過程で、フランスにもアルジェリアにも肩入れせず、ただ起こっていることを忠実に追っているため、見る側の予断も排除できるような作りになっています。また、モノクロにしたのも正解であるのみならず、その中で光と影を巧妙に駆使し、画面の迫力を高めています。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-19 01:25:03)
3.  アラン・ドロンのゾロ 《ネタバレ》 
単純な正義の味方の勧善懲悪ものなんですから、もっとコンパクトでよかったと思うのですが・・・ゾロの活劇シーンが売りであるのは当然としても、同じようなパターンが何度も繰り返されると、味わいも落ちてくる(馬車内のインチキ一人二役みたいなスパイスがほかにも欲しいところでした)。そして一番の問題は最後の対決シーンであり、あれだけ延々とやられると、かえって実は両方とも弱いのでは?という疑惑まで招いてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-01 00:38:29)
4.  アレクサンダー大王
いや、まあ、とにかく長かった・・・。しかも、アンゲロプロス監督の場合、名もなき市井の人に何かを仮託したり象徴させたり、その上でその情念を炸裂させたりするところに妙味があり、だからこそ仰々しく重々しいカメラワークや映像にも意味があったりするのに、最初からそれなりの立場の人だったりすると、もろに面白みに欠けてしまうのです。しかもこの作品の場合、撮り方からして、全員似たような黒マントで、似たような風景での似たようなアクションが繰り返されているので、結局は、長いだけに感じてしまいます。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-01 00:52:20)
5.  暁の用心棒 《ネタバレ》 
これはまた何ともつまらなかった・・・。主人公の動きも筋の流れも役者の芝居もものすごく適当で、一丁上がりで作ってしまった感満載です。最後のガトリング銃なんかは何とか盛り上げようとした形跡が窺えますが、それを使う必然性がないので、意味がありません。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-02-18 21:59:39)
6.  暗黒街のふたり 《ネタバレ》 
ああもう嫌いなんですよ、こういう話。主人公側は主人公側でとにかくノーガードというか、先々のことを考えていない上に危機察知意識も薄いし、逆に突っ込みどころ満載の捜査手続や裁判手続のいい加減さも言わずもがな。大体、ラストがそうなるのは冒頭で堂々と宣言されてるし。その上で、映像とか役者の演技には妙に力があったり、台詞も最低限にきちんと刈り込まれていたりして、つい見入ってしまう質があるのにも腹が立つ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-12 01:16:22)
7.  ある愛へと続く旅 《ネタバレ》 
導入部のところで、全体に観念的で自己満足的な描写の雰囲気が漂っているなあと思っていたのですが、結局最後までそう変わりませんでした。終盤のひねりはなかなかインパクトがあったので、何とも惜しいところでした。いろいろ展開している割に、時系列的・場所的な拡がりも、あまり感じられなかったんだよなあ・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2016-01-20 01:30:40)
8.  ある過去の行方 《ネタバレ》 
前作「別離」同様、じわじわとした感情の動きの中で少しずつドラマが動き出し、その中にサスペンス的な要素も組み込まれているという構成。じっと息を潜めて見ているような描写が、物語の確実性を高めている。ただ、もっともらしいシーンが続く割には、結局何も起こっていないような気はするし、子役の二人が、演技が上手い割にストーリー上はそれほど機能していないのも、ちょっと残念。あ、一番「これだ!」と思ってしまったのは、キッチンでの喧嘩のシーンで、磨りガラスの向こうを人影がすっと横切る一瞬。こういう、ぎりぎり視覚の端に残るような情報の出し方は好きなのです。
[DVD(字幕)] 6点(2015-09-17 22:48:06)
9.  明りを灯す人 《ネタバレ》 
穏やかにのんびり進んでいるっぽい前半にも、何か不吉な予兆を感じさせる一瞬がちらほら見え隠れしているんですよ。で、クライマックスのテントの中でそれが炸裂してしまう・・・その主人公を襲う容赦ない結末と、そこからの2カットで表されるその後の希望。原始的だからこそインパクトのある締め方です。キルギスの普段見ない風景や生活がいろいろ見られるのも興味深い。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-03 01:03:28)
10.  甘い生活
思いつきで撮られたような映像を脈絡なく延々と並べ立てられても・・・途中いくつかシークエンスを抜いて、2時間くらいにしても分からないんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-09-13 00:01:31)(良:1票)
11.  ああ結婚 《ネタバレ》 
ソフィア・ローレンの表情七変化と表現力を鑑賞するだけで十分楽しめる作品。それぞれの回想で背景を明らかにし、かつ視点もはっきりさせるという構成も気が利いています。ただし、ラストのあの展開はいかにも唐突で、中盤以降は男性側が頭悪くて情けないだけの存在になってしまっていたので、あのように持っていくのであれば、その奥にある人情の機微をもう少し描写してほしかった。それと、一途に尽くしてきたアルフレードには、何か報いが欲しかったのですが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-12 03:07:54)
12.  愛の風景
それにしても長かった・・・ストーリーだけ考えればそこそこ波瀾万丈なはずなのに、それを感じさせないのは、演出が平坦なせいでしょう。風景と映像の美しさに5点。
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-17 00:11:18)
13.  ある公爵夫人の生涯 《ネタバレ》 
愛のない夫との生活と、公爵夫人の立場の奥に秘められた本当の愛情というところがテーマなのでしょうが、それにしては突っ込みが何とも浅すぎる。この内容であれば、社会的立場も周囲の視線も全部はね返すようなギラギラするほどの強い衝動がその底に流れていなければならないはずなのですが、主人公の言動にその辺の描写はあまりされていません。また、夫の対応の方にも面白みがなく、単なるつまらない夫になりかけてしまっています。なので、最後に家に戻ったときでも「えっそれだけ?」という感じ。全部のシーンを華麗に彩った美術関係と衣装関係の執念は素晴らしい。視覚的にはとても楽しいです。
[映画館(字幕)] 5点(2009-05-11 01:45:55)
14.  愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン 《ネタバレ》 
Ⅰで地道に積み上げた伏線がⅡで開花しまくり、かと思いきや、Ⅱもやはり当たり前のやりとりを淡々と重ねている感じです。マノンがセザールを告発する場面など、一番大事なところなんだから、もう少し工夫してほしかったんだけどな・・・。ただし、ラストのデルフィーヌとの対面から収束に至る流れは切れが良く、作品の印象を高めています。それと、エマニュエル・ベアールの美しさはやはり強烈。それだけでなく、あの格好で山道や岩場を飛ぶように動き回っているのが凄い。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-25 02:57:14)
15.  愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン 《ネタバレ》 
国内公開時は、Ⅰ・Ⅱまとめて上映されてたような・・・。さて、もっともらしい邦題、仰々しい二部構成、しかもそこで泉をめぐる愛憎人間模様が展開されるとなれば、壮大かつ華麗なドラマ絵巻を期待してしまうところですが、予想に相違して、なかなか地味な内容です。カメラはひたすらジャンの地道な農作業を追い続けます。立ち枯れた作物のショットなどどきっとするところもありますが、大自然の脅威や作業の過酷さがフィルム内に適切に切り取られているかというと、そうでもありません。一大重要場面のジャンの死のシークエンスなど、コメディチック(!)ですらあるし・・・。というわけで、何かが起こりそうで起こらないまま、Ⅱに続きます。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-25 02:49:10)
16.  アパートメント(1996)
「昔の女を突き止めて訪ねたら別の女がいた」というたった一点の謎だけを軸に、よくぞここまで作品を拡げてくれたものだと思います。交錯する時間軸の中でいくつものポイント場面を提示し、それを進行に即して少しずつ解決し、しかも説明的解決に陥らずに自然な形で閉じているのが見事。また、落ち着いた暖かい感じの色彩感覚も印象的でした。
[DVD(字幕)] 7点(2008-06-19 02:36:30)
17.  穴(1960) 《ネタバレ》 
固い地面や壁を穿つ音、鋸で格子を切断する音、さらには器具を下に置いたりする音まで、作業中の集音がいちいちしっかりしているのが素晴らしい。また、作業中も、カメラは変に浮気することなく、必死に動く手元をじっと撮り続けます。ラスト、「鏡を返した瞬間」の衝撃は言わずもがな(それまで、鏡を使うたびにピンチらしいピンチは何もなかったのが効いている)。というわけで、作品としてのインパクトはかなり強烈だったのですが、技術的には非常に優れていても、人物描写はそんなにしていないので、感動が大きく残るわけではないのですね。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-04 03:36:49)
18.  アザー・ファイナル
試合の企画自体も素晴らしい(単なるサッカーファンの思いつきというのがさらに素晴らしい)が、その企画に乗ってあげる両国のサッカー協会も何とも素敵。競技の部分だけでなく、両国の日常的風景も含めた映像関係も非常に貴重だと思う。ただし、ドキュメンタリーとして評価した場合は、編集が細切れであり、データ関係の提示も不足しているという点は、マイナスといわざるをえない(関係者のインタビューなど、もっと長く見たかった)。
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-30 01:00:41)
19.  赤い影
すみません、唐突な展開が多くて、どうしてそういう話になるのか、必然性がほとんど理解できませんでした。
3点(2004-12-18 03:42:43)
20.  愛の嵐
 雰囲気はまあまあ良かったのですが、中盤以降の展開がだれまくりで、眠くなりました。それと、どう考えても分からないのですが、マックスはルチアにとっては忌まわしい存在ではあっても、積極的感情の対象とはなりえないのではないでしょうか?
2点(2003-05-11 01:27:18)
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