1. 華やかな魔女たち
《ネタバレ》 パゾリーニ生誕100年を記念した特集上映にて鑑賞。 場所は渋谷のユーロスペース。 10年以上見る機会を待ち続けた作品で、念願叶っての鑑賞。 5話からなるオムニバス作品。 もちろんパゾリーニのが一番良かった。 あの親父の髪型がすごい。 色彩もすごい。 ニネット・ダヴォリが相変わらず面白い。 ユーモアあふれる作品だった。 [映画館(字幕)] 6点(2022-10-25 17:41:52) |
2. 薔薇の名前
《ネタバレ》 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-06-10 23:29:13) |
3. バーバレラ
ちょっとエッチな大人向けSF映画。 フランス・イタリア・アメリカ合作だからこその味わいアリ。 とにかくジェーン・フォンダが美しい。 ブロンドに長い足に白い肌。 当時30歳とは思えない魅力を発している。 下らないと言ってしまえばそれまでの内容だが、体の力を抜いて観られる娯楽作として十分楽しめる。 言わば、脱力系エッチSF映画の金字塔だ。 目の保養として、金髪のエッチなおねえちゃんのコスプレを観たいなら、ハズレのない作品。 監督のロジェ・ヴァディムは、相変わらずブロンド美人を選ぶセンス、そして演出がにくいほどに上手い。 というか、単なるスケベ(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-13 19:43:49)(良:1票) |
4. パリの灯は遠く
《ネタバレ》 淡々と進む展開は、いかにもフランス映画って感じでそれはいいんだけど、話があまりにつまらない。 アラン・ドロン演じる主人公のフランス人をどんどん追い詰めていく内容で、その狙いは分かるのだが、スリリングさもないし、謎かけもないし、工夫がない。 それでもアラン・ドロンの魅力でなんとか魅せるが、それ以外に見所がないのが、どうにも救い難い。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-27 00:30:57) |
5. 裸足の伯爵夫人
本作には沢山の「俗物」的な人物が登場し、彼らはことごとく嫌悪の象徴として描かれています。 しかしながら、本作自体が俗物的であるのが何とも皮肉で、致命的であります。 それは人間に例えるならば、他人を非難している割には、その非難している人物そのものが非難されるべき人物であるかの様な状況です。 しかしながら、俗物的な作品であったとしても、それが面白いか面白くないかということとは別問題です。 本作は、脚本的にかなり楽しめました。 時間軸が交錯し、後半になるにつれ、物語ぐんぐんと引き込まれていきました。 最後もなるほどな~、と納得できましたし。 古き良きアメリカ映画は単純に楽しむことができさえすれば文句なしですね。 テクニカラーによるカラー映像も美しかったですし。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-28 08:41:06) |
6. 花咲ける騎士道(1952)
《ネタバレ》 うーん・・・こういった「勧善懲悪」的な展開で、無理矢理ハッピーエンドな作品はどうも合いません。 ジェラール・フィリップのかっこよさだけが唯一の魅力。 [DVD(字幕)] 2点(2008-03-31 21:18:49) |
7. 激しい季節(1959)
他の方もおっしゃている様に、短いのに退屈で長く感じた。 ただし、こちらも他の方がおっしゃっている様に、女優陣が美しい人ばかり! やはり、フランスよりイタリア女優の方が好みだなぁ~ 大人の色気漂う女性、目パッチリの黒髪女性、清純派の金髪少女と、バラエティに富んだ女優陣で、3人とも美しい。 映画そのものより、これら3人の美しいイタリア女性を堪能できるという部分で楽しめた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-29 14:24:48) |
8. 万事快調
本作を観て、万事不調になりました。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-10-15 11:50:30) |
9. 8 1/2
言わずとしれた「フェリーニの代表作」。 この作品を「フェリーニの一番」に推す方々も多い。 確かに他の作品とは異色であり、「現実と幻想」が渾然一体となった演出は素晴らしいのかもしれない。 しかし、1950年代のフェリーニ作品が大好きな私には、「この作品辺りからフェリーニの作風が変化したマイナス記念碑的作品」の様が気がして、どうも好きになれない。 [ビデオ(字幕)] 1点(2007-09-03 16:07:23) |