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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1631
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1.  プロジェクトV(バイオント) 史上最悪のダム災害 《ネタバレ》 
この映画のコトを知るまでは元ネタの事故(歴史的な大惨事)とゆーのも恥ずかしながら知らなかったのですが、確かに色々と耐え難い事件ではありますよね。オーラスではソレをまずまず見事な映像でしっかりと表現してくれてますので、尚更にその悲惨さをヴィヴィッドに実感できると思います(観ていてだいぶ辛くなってしまいました)。その部分には、娯楽・趣味としての映画とは違うもう一つの大きな価値がある作品だとまずは思いますよね。皆様も是非。  集団心理における種々の「錯覚」に近いモノの産物…というコトかとも思いますが、別にこーいう人命に係る事象のみならず、シンプルに自分の仕事に落とし込める様な教訓も多々得られた、という気もします。「誰がソレで好い…て言ったんだ!」なんて私の仕事環境ですらモ~耳タコなお話なのですし、やっぱ「根拠は何か」⇒「ひたすら(客観的な)数字こそ頼りになる」とかってのも再認識しましたよね。もっとも、取り扱うデータの解釈…という意味では、コレもやはりとにかく「先入観」こそが最大の敵…だとは思いますね。なんらかバイアスがかかった状況では、例えデータ自体が客観的でも如何ようにも「(半ば故意の)取り間違え」は発生しうるワケで、だからそーいう人には(基本的には)正しい判断なぞ期待できないのだとも思うのですよ。まあ、この場合はソレでも結果フェイルセーフに倒れていれば好かった…という問題なのかも知れませんケドね。
[DVD(字幕)] 7点(2022-10-15 09:43:31)(良:1票)
2.  ブラック・サバス/恐怖!三つの顔 《ネタバレ》 
全体的には時代相応に非常に古典的なホラー・スリラーではあるのですが、まず第一に相当にチャンとつくられたホラーであるのでして、セット・美術面の重厚さは率直に中々素晴らしいです(何かの流用なのでしょーかね?)。怖がらせ方(=怪異の本質的な部分)もまたシンプルで古風なのですがソコは流石のマリオ・バーヴァ、コレも率直にどれもそこそこ以上に怖いです(私はともかく、子どもとかが観たら今でも結構怖いと思いますね)。キャストの女性陣も揃って品好く美形で、その意味でも中々グッドな雰囲気が醸されていました。オーラス、ボリス・カーロフが少しコミカルに締めくくってくれるのも、コレも実はワリと適切だと思いましたね(公開当時なら尚更そう感じられたでしょう)。   1.電話(25分) 極めてシンプルな話だが、静かにそこそこ迫力は出せているかと。主人公の恐怖の演技もまずまず+前述どおりかなりの美形なので引きつった顔がまた美しくて好い雰囲気。ラストの刃傷沙汰なども含めて諸々やりすぎない、とゆーのもまた古風だが、コレも今作では逆に好い様に作用している様にも感じられる。一つだけ、流石に内容に比して尺が少し長い様な気もする(掴みとしては全然悪くないケド)。  2.吸血鬼ブルダラック(41分) 短編とは言えコレも非常に重厚なつくり。ヴルダラックとゆーのはスラブ系の神話的概念で、人狼あるいは吸血鬼というトコロを意味するらしい(原作はトルストイの中編)。吸血鬼ものとしても確かにオーソドックスかつ古典的ながら本質的にとても恐ろしい話ではあるし、ヴルダラックは愛する者の血を好んで吸う、というのも中々悍ましくも興味深いお話のポイントになっている。ホラーとしても要点はごく重厚で陰鬱な雰囲気+ボリス・カーロフの見た目(特に異常なまでに悪い顔色)、という意味で重ねて非常に古典的な作品ではあるものの、その2つの面のクオリティは全く悪くなく、やっぱり子供が観たら夜寝られなくなるんじゃね?というレベルで怖いという様にも思われる。3作品の中では一番好き。  3.一滴の水(22分) ラストも比較的シンプルな幽霊もの。タイトルにもある通り、水滴を使った怖がらせ方がこれまた古風だが今観ると逆に少し新鮮で、エッセンシャルな怖さとゆーのを十分に堪能できたと思う。一点、技術的な問題ではあるのだが、蝋人形的なお化けがフツーに(=特に特殊効果無しで)出まくるのにはあまり超常現象感が感じられない、ソコは少しだけイマイチかも。ただ、コレも決して出来は悪くないかと。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-01 21:22:08)
3.  フェリーニのローマ 《ネタバレ》 
これも全体としては率直にかなり訳ワカメな部分も多いが(特に「現代」のローマのターン)、個人的には「過去」のローマの種々のシーンからは愛だとか郷愁だとかいったポジティブな感情を大いに汲み取れて、その部分に関してはかなり面白く観れたと感じる。序盤のレストランのシーンやボードヴィル劇場、娼館の場面など、非常に粗野でそれはもはや「野蛮」とも言える様な無秩序ぶりには、それでも人々の活力というものが溢れて、どこかとても魅力的に目に映った。例えばそれは少しだけ『寅さん』を今私が観たときの様なノスタルジイ、とでも言いますか、古い時代の人々の力強さやそのコミュニティの緊密さ・親密さが滲み出ている様な、とゆーか。  それらの描写の端的な物珍しさ・ユニークさという部分には確実に観る価値があると思う。個人的には、観て損した感は全く無いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2021-02-16 21:33:49)
4.  フェリーニの道化師<TVM> 《ネタバレ》 
序盤や終盤は少し劇映画ぽいけど、中盤の感じ、あと全体的にも実質はドキュメンタリなのですね。その意味では、種々の道化の貴重な「芸」というものを味わえる点で、個人的にはかなり興味深く観ることが出来ました。雰囲気的にはチャップリンの喜劇に近いかな、と(これは、実はどっちが先か、と言われればけっこう難しい問題なのかも知れませんが)。オーラスの大騒ぎなんか特にそんな感じでしたが、色付きでしかも「映像の魔術師」の業ともなれば、かなり美術的にも面白い映像だったのは間違いありません。  音楽はニーノ・ロータなのですが、基本的にはポピュラーな既存の音楽で構成していましたかね。ただ、終盤にどー聴いても『ゴッドファーザー』な音楽が入ってたのはちょっとビックリしましたが(ゴッドファーザーの公開は1972年で、本作の2年あとですね)。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-11-11 22:26:42)
5.  フェリーニのアマルコルド 《ネタバレ》 
基本的にはコメディ風に、種々のユーモラスなエピソードをテンポも台詞回しも小気味好く、音楽も楽しげに綴ってゆく、その様子が、実に心地良いノスタルジックを醸している。映像も美しく、実際のそれよりも一層、色彩豊かで色鮮やかに目に映るかの様にも思われる(よく観ると、別にそんなに彩ってるという感じでもない風景なのだけど)。前述どおりの軽快さもあり、決して2時間が退屈だということも無いと思うが、ここに特段の話の内容がある訳では無いのもまた確定的な事実(その意味では私の嫌いな「2時間になっている必然性が感じられない」映画だとも言えるケド)。登場人物も率直に、揃って実にしょーも無いことばっかやってるし。  何と言うか、押しも押されもせぬ巨匠になったフェリーニは、いつもただただノホホンとやりたい放題やってるなあ、という印象が強い。それはそれで構わんが、にしても、もう少し格好をつけてキッチリカッチリしたこともやって欲しい、と思うのである。  グラディスカ役のマガリ・ノエルは、ずっと『8 1/2』のサンドラ・ミーロだと思って観てました(見事に勘違いでしたが)。こういう見た目が、フェリーニの趣味なのでしょうかね(まあ、子供の時からそうですよ、という様な内容の本作ではありますが)。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-01 15:35:01)
6.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 
この映画、やりたかったのは後半のアクション展開であり、その意味ではホラーではなくてスプラッタ・アクションですかね。前半はまだホラーと言えなくもないですが、フレディ&ジェイソンのいつもの仕業な展開にはあまり気が入ってる感じでも無く、大して怖くも面白くもありません。しかし、中盤からは(怖がらせるのはもはや放棄していますが)ショック描写がひたすらどんどん派手になってゆき、終盤の超バトルへとごく自然に繋がってゆきます。そのお待ちかねのバトル展開ではフレディもジェイソンも思いっ切りハッチャケており、キャラものとしてはある意味、これ以上無いホドに楽しめるでしょう(これが正しい『フレディVSジェイソン』だ、と思えました)。  かつ、懸案の脚本も(設定が無茶な割には)それなりに良く出来ており、その部分でもまあまあ面白く観れるのではないかと思います。ホラーの名優ロバート・イングランドの最後のフレディであることも含め、割り切って観れば十二分に楽しめる作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2019-11-19 20:53:17)
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