41. シェルタリング・スカイ
気の遠くなるような砂漠の乾きやほこりっぽさを感じました。いつの間にかのやりきれない倦怠感、見知らぬ土地での心細い孤独感、雰囲気だけでも酔えてしまいます。見終ったあとに色々考えさせてくれる映画でした。 7点(2003-09-14 06:14:04) |
42. ジンジャーとフレッド
年をとるということは、現実なんだなあと思わせてくれた映画でした。「田舎の日曜日」「八月の鯨」より、現実っぽくないのに生々しく感じました。 6点(2003-09-10 01:29:11) |
43. 自転車泥棒
むかし、自転車置き場で自転車を盗まれてしまい、近くに似ている自転車があったので乗って帰る途中で、警察につかまりました。この映画ではないけど自分がやられたから、しかたなくっていうのは許されないですよね(コネのある人は、ある程度何をしても許されるので別ですが)。補導されたときに、この映画のセリフを言っていました。生意気だとさらに罪が重くなりました。今だったらもっとカラリとしていそうです。時代を感じさせる映画ですね。 6点(2003-09-02 00:58:03) |
44. オルカ
シャチの家族愛の物語です。ジョーズの2番煎じの宣伝だったけど、違うよなあ。なかなかシャチがかわいいけど、この映画を見る前に見たドキュメントでシャチがアザラシの赤ちゃんをもてあそんでいるのを見ていたんで、当時はシャチ!とか思って見てました。 5点(2003-08-26 04:02:11) |
45. 地獄に堕ちた勇者ども
退廃的な映像には惹かれるのですが、映画自体にはそれほど惹かれませんでした。「ベニスに死す」も最初見たときは2点、次が5点、次が9点くらい印象が変わっているので、もう一度見れば変わるかもしれないけど、数十年前に最初に見たときの印象は「ベニスに死す」より良かったです。 6点(2003-08-26 03:56:46) |
46. カビリアの夜
「いつも男にだまされているのに真実の愛に出会えると信じている、純心無垢な魂を持った娼婦カビリア」という映画コピーなんですが、カビリアの行動にそっくりな知り合いがいるんです。「ほしいのは本当の愛」とかくさいことを言っては毎回捨てられて、そのたびに不死鳥のように次の相手を探してのめりこみます。現実を見ているようで泣くほど大笑いしながら見てしまいました。そんなことなくてもとてもいい映画です。 8点(2003-08-19 10:23:24) |
47. カサノバ(1976)
映像や舞台、メーキャップばかり印象に残ってしまいました。大好きなフェリーニですが、これと「サテリコン」は少し苦手です。 5点(2003-08-19 10:16:07) |
48. ラ・マンチャの男
当時、日本の洋楽番組でテーマソングがヒットしていたので興味を持って見に行きました。独特の味があるいい映画でした。映画を観て音楽がさらに良く感じてきました。 7点(2003-08-18 10:34:38) |
49. シャンドライの恋
飽きてしまいました。映像的にも内容的にも好みでは無かったです。 3点(2003-08-14 22:51:03) |
50. 木靴の樹
色々な風景やシーンがあとあとまで残ります。素朴でかわいく寂しく愛しい映画です。 7点(2003-08-11 23:41:43) |
51. 青い体験(1973)
高校時代に同級生に付き合わされて見に行きました。つきあわせた同級生がとなりで「ちくしょう。俺もやってほしい」「なんでこいつばかり」とかぶつぶつうるさかったので、映画より恥ずかしかった。この男の子事故で死んじゃったんですよね。 4点(2003-08-06 01:01:52) |
52. 1900年
オールナイトの映画館で見ました。長さを感じさせない映画でした。ドミニク・サンダが本当にきれいです。 6点(2003-08-04 07:36:31) |
53. アラビアンナイト(1974)
男根型の弓矢のシーンが印象的でした。かなり昔に見たのでえげつないなあという感想でした。 5点(2003-08-04 06:07:16) |
54. テオレマ
何かの解説で、この映画を「神が主役の映画」と書いてあったのを読みました。とりこにすることがセックスなんだろうか、よくわかりません。話は面白いんだけど、パゾリーニで心から好きだといえるのは「華やかな魔女たち」だけです。 5点(2003-08-04 06:05:28) |
55. アポロンの地獄
不思議なきり方、落とし方、面白く見ていましたが、好きな映画ではないので5点。 5点(2003-08-04 06:02:52) |
56. ソドムの市(1975)
当時、試写会でノーカットかぼかしなしかで放映して問題になった映画だったので、いいなあと思ったのですが、映画を見たら、これでも飽食感があったので、これで十分だと思いました。 5点(2003-08-04 06:01:40) |
57. デカメロン
高校時代に見た映画ですが、あれこれ理由をつけてはHをしている、というのが当時の感想です。面白い映像と下品な小道具が楽しいです。 6点(2003-08-04 05:59:25) |
58. 家(1976)
カレン・ブラックのちょっと蓮っ葉な感じが大好きです。この時期、大林の「ハウス」とかもあって、古い家が怖かったです。この頃、ベティ・デイビスも年を取ったなあと思ってみていましたが、八月の鯨を見た時は、まだ若いなあと思ったりしました。 5点(2003-08-04 01:05:32) |
59. ロミオとジュリエット(1968)
ニーノ・ロータの音楽が美しく、時代設定や衣装も見事です。映画を観た当時は、こんな若いのに不純異性交遊だとか思ってました。 7点(2003-08-03 04:50:28) |
60. ブラザー・サン シスター・ムーン
最初テレビで見てドノヴァンのテーマとともにえらく感動しました。映像もきれいでほんわかです。でも後に映画館で見たらテレビにない放蕩シーンがあって、ちょっとびっくり、ゲンナリしました。カットされていた短い方が良かったというと邪道かもしれないけど。テレビ版なら8点か9点なんですが・・・。 7点(2003-08-03 04:40:09) |