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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1996
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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81.  ひきしお 《ネタバレ》 
女性のマゾっちくな部分は、大自然の中で「自立」している男性への服従というか、守ってもらいたいという欲求なのか、男をワイルドに奮い立たせる演出なのか・・・最後、うっとり見とれてるカトリーヌの横で操縦桿をにぎるマストロヤンニは、空しくも飛ばない飛行機の中でどのような態度をとるのかが気になる。でも映画はそこで終り。彼女の気持ちが醒めていくのか、どうなるのやら。バカンス先で新たな「自分」を発見する映画は多いけど、これはその中でもちょっと変わった感じの異色の映画だ。当時、私生活でも愛し合っていたらしい二人のラブシーンは自然体のように違和感なく観れ た。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-11-03 23:32:37)
82.  ラストタンゴ・イン・パリ 《ネタバレ》 
男の寂しさを埋めてあげようとする女性。そのような聖なる心を壊すような行為。まるで獣である。それでも彼の闇は何なのだろうと彼女はまたやってくる。しかし奥さんが死んだ時、彼の愛も持って行かれていたのだ。彼は孤独なのではなく、「空っぽ」だったのだ。それが分かった時、彼女は・・・。自分にとってのこの頃のベルトリッチの謎。それは魅力のない人物を描くのに、なぜこんなに見事な映像や音楽を用いて、映画を創るんだろうということ。この前作の「暗殺の森」で特にそう感じるようになった。果たしてベルトリッチが空っぽなのか?それともそういう人物に興味があるのか?後に傑作を創りだした彼の問題意識に興味がある。しかしなぜかベルトリッチを取り上げた映画批評の本ってないんだよね~。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-05-10 10:03:07)
83.  そして船は行く 《ネタバレ》 
この映画と、観る時のこっちとの距離感をどう持てば良いのか、分かりにくい映画でした。でも振り返ってみると、見所は結構たくさんあり、まぁ面白いのかな?て感じでした。さすが、巨匠。でもラストの撮影風景はいらないと思うんですが。それにしてもボイラー室で競うように歌ってましたが、石炭の粉塵でのどをやられないか?とヒヤヒヤしました。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-03-11 06:07:54)
84.  暗黒街のふたり 《ネタバレ》 
先に「地下室のメロディ」や「現金に手を出すな」を観てたので、この邦題からして、ギャングものと思ってしまった。でも、ジャンギャバンの懐深いおとっちゃん役も悪くない。味がある。この映画に出てくるような、むかつく刑事や裁判官が出てくる物語って結構あるけど(例えば「暴力脱獄」のような)、これが源流だったか。ラスト、観客にもハッピーエンドなのか、そうじゃないのか、中々教えてくれないので、(観終わった後の感想は)ちょっとがっかりだった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-06-19 22:54:48)
85.  現金に手を出すな 《ネタバレ》 
これは犯罪映画というより、ジャンギャバン扮するマックスのダンディズムを楽しむ映画ですね。品格がある。ギャング映画といえば、下っ端はすぐ殺されてしまうけど、この映画は中々人を殺めない。結局、マックスは犯罪で得た老後の資金を失う事になりますけど、それは映画のお決まりで、仕方ないですね。でもこの後、どうやってマックスたちは生きていくのでしょう。これの後、金に困って、おこした犯罪が「地下室のメロディ」なら面白いんですけどね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-22 17:25:20)
86.  哀しみのトリスターナ
養女に手を出さなきゃ、尊敬されて幸せに終わったであろうに・・・女は怖い、男は弱い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-20 21:01:38)
87.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
この映画の事件は、知識としては知ってましたが、こんな近代化された所で起きてたとは。もっと原始的な(失礼しました)部族のぶつかりあいと思ってたので、ショックでした。なぜ、このジェノサイドが起こったかをもう少し丁寧に描いてくれたら良かったんですけど。でも、それは他の映画を観ればいいことですね。「ノーマンズランド」でもそうでしたが、国連の無力さが悲しかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 01:42:57)
88.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 
僕はこの映画、あまり感心できなかった。ラストの方で「なぜ皆と同じように過ごせないか」と夜中になくシーンがありましたが、そこから映画を始めるべきだろう、と思いました。28年間の自分では何もできず、排泄の処理などやはり精神的につらいこともあったと思います。でも周囲は生きてくれることを望んでた。そして、詩を書いてた。自分を表現する事ができたのですよ。僕はこの詩集から主人公に生きようと思わせる何かが始まって欲しかった。カメラに向かって自殺のコメントを述べるシーンがありましたが、あれは彼に残された最後のプライドのあらわれだったのかも。まあ、「ジョニ-は戦場へ行った」という映画もありましたけど、ヨーロッパの方がこういう映画はうまいですね。この監督、次作に期待します。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-17 19:23:04)
89.  若者のすべて 《ネタバレ》 
なんのこっちゃ~!?!  ビスコンティの映画は変な映画ばっかりのように思う???  この作品、なんらかの神話をベースにしているのかもしれないが、人間のニオイのしない人物たちに ついていけないんです。 アノ場面から、もうこんな映画に金を使うこと自体、貴族趣味だと感じて、しょうがなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2018-04-07 01:10:46)
90.  見出された時-「失われた時を求めて」より- 《ネタバレ》 
う~ん、誰しも一度は耳にしたことがあるであろうマルセルプルーストの「失われた時を求めて」。大著の一巻、しかもコミック版で読んで、いい気になって、映画に挑んだのがいけなかったか・・。1時間観て、まるで訳が分からん!たたでさえ同性愛ものは苦痛なのに、こうも男性女性入り乱れたら、こりゃ気が変になる!と思い、(誓って言いますがこんなことしたのは初めて)原作の内容の理解にウィキペディアの力を借りた。なるほど、時間軸がバラバラな目の回るような展開も「無意志的記憶」というものの演出かと、自分に納得させて、最後まで何とか観きった。ウィキさんによれば、非常に読む価値のある本らしいが、私は多分読まないと思う(笑)。全編コミック化されたら、分からんが・・。しかしコミック版でも丁寧に読んでしまったのがいけなかったか、読後何やら変な自意識に捉われてしまった。こりゃ危険だ(失笑)
[ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-11 04:29:50)
91.  ヤコペッティの大残酷 《ネタバレ》 
一言で言うなら、精液の匂いのする映画だった。ヤコペッティは、自分が子どもの頃、映画館に通っていたとき、やたら彼のドキュメンタリーのポスターがあったが、どれも子どもの見る内容ではなかったので、あれは何だろうと思っていた。あれから40年、発掘良品でとうとう鑑賞してみた。ひどい映像ばかりだが、カメラマンは有名なパゾリーニの撮影担当者らしい。ストーリーも歴史的宗教的な意味があるのだろうけど、それをふまえず観ると、ただのエログロナンセンスである。原案はボルテールの哲学小説「カンディード」から来てるらしい。哲学・・かなぁ、これ(笑)。途中、ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」を思い出したが、彼の方が女性からもてるだろうなぁと思った。最後は、男側の身勝手な世界観をたっぷり描いた後に、若者も同じような苦労をするなどと説教じみたことを言うから、ご苦労さんと心の中でつぶやいてあげた。
[DVD(字幕)] 5点(2016-06-11 22:08:13)
92.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 
「シェルブール」のカトリーヌ嬢が何でこんな役をやることになったか・・。この前作、ポランスキーの「反撥」もかなりの役だったもんね。混乱してる監督には、このような女性は、怒りを感じるのかな?この作品はブニュエルの混乱ぶりが分かって、観る方としては複雑な気持ちだった。う~ん、映画史上有名な監督ではあるけど、俺はいいかなぁって感じ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-19 14:57:36)
93.  ドリーマーズ 《ネタバレ》 
双子の姉の弟を想う繊細な気持ちは分かるけど、映画としてここまで裸の描写をする必要があったのだろうか?正直ちょっとげんなりした。私の中では裸を見せすぎる映画は官能作品などとは思えない。あぁそうか、これはエロティック映画だった。洗面所で排尿するシーンから始まったので、気持ち悪い映画の気はしてたけど。ベルトリッチは、好きな作品と、嫌いな作品の差が他の作家にくらべて、極端に大きい。この作品や「ラストタンゴ」は嫌いで、フランスは建物の中ではセックスばっかりしてそうなイメージがしてしまうくらいだ。「シャンドライ」「孤独な天使たち」などの小粋な作品を創った人とは思えない。どうやら空っぽ人間を描く、というのはベルトリッチの大事なテーマのようで、そちらの作品はどうも好きになれない。でも空っぽ人間が政治運動にのめりこんでいくのは興味深い。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-05 11:17:44)
94.  ああ結婚 《ネタバレ》 
「ひまわり」コンビだから、期待して観たけど、ちょっとがっかりだったかな?全然ロマンチックではなかったんだね。マストロヤンニが心のない人間をうまく演じてた。特に最後の子どもと接するときの間抜けぶり。こりゃコメディなんですね。タイトルから察するべきだった。コメディだから、最後ソフィアローレンが受け入れるんだろうね。コメディだもんね。ナイス邦題!
[DVD(字幕)] 5点(2012-11-13 02:18:45)
95.  青い体験(1973) 《ネタバレ》 
「愛を読む人」を観てて、そういえば・・・という感じで観ました。でもこっちは、ただのクソガキが主人公ですが。こんな野獣だらけの家にお手伝いさんとして来るというのは、火薬の中に火を投げ入れるようなもので、こういう展開もありうると計算した上で、お手伝いさんとしての就職をしなさいよ。でもこりゃコメディですね。ラウラが、こういう展開になるのに品を落とすことなく演じていたので良かったです。話も無理なく描かれてました。でもこのクソガキの心境も、自分がこの年齢だった頃のことを考えれば、分からんでもない。ただ、ウマイこと、こんな体験ができたってことは、この少年の今後はどういう事になるんだろう?この少年役の俳優さんは数年後事故死しちゃったらしい。日本だったら、映画の中の少年も、もう普通じゃいられないだろうね。やはりイタリアだからこそ、なのか?
[ビデオ(字幕)] 5点(2010-02-01 03:40:34)
96.  黒いオルフェ 《ネタバレ》 
カーニバルの前夜からのウキウキ感からはじまって、何やら謎めいたスト-リー。あの死神が、何者なのか説明されてない理由がこのレビュ-を読んで、やっと分かりました。神話が土台になってるんですね。ストーリーはともかく、しおらしい女性が一旦、リズムにのって、踊りだすところは圧巻。
[地上波(字幕)] 5点(2008-05-16 22:28:15)
97.  悪魔の美しさ 《ネタバレ》 
ゲーテの「ファウスト」をベースにした作品なんだろうけど、「悪魔」を若返る前の老教授にしたからか、よく分からなかった。ストーリーの知識は一切なく借りて観たので、途中から、この話は「ファウスト」である事が分かった。この邦題の「美しさ」って、ジェラールフィリップの事だろうけど、「ファウスト」なら主人公が虜になる王妃のことかと思ってしまった。因みに「ファウスト」未読。手塚治虫の漫画で内容の大筋を知ったくらい。だからなのか分かりづらかった。演出がイマイチなのか、自分の鑑賞能力が低いためか。他の人の意見も読んでみたい。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-08 16:07:37)
98.  踊れトスカーナ! 《ネタバレ》 
とにかく、楽しい事のおきそうなBGMがずっと流れてて、主役の人は性格良さそうな超美人をものにして、嫌な事の全くおきそうにない映画。こういう映画も大事なんでしょうね。疲れてる人がいたら、薦めたい1本です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-18 18:16:42)
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