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 > にじばぶ さんの口コミ一覧。7ページ目
にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3270
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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121.  気のいい女たち 《ネタバレ》 
実にヌーヴェル・ヴァーグ的な魅力に溢れる一本ではあるが、話にまったく脈絡がない。 そこがまたヌーヴェル・ヴァーグ的だと言えばヌーヴェル・ヴァーグ的なのだが・・・  挿話の全てが突飛なものばかりで、パリジェンヌ達の怠惰な日常をつらつらと綴っただけの内容。 それでいて、どこかミステリアスで刺激的な内容に仕上がっている。  内容を楽しむというより、このいかにもフランス映画的で、写実的な雰囲気を楽しむといった趣の作品だろうか。  それにしてもラストの猟奇的殺人シーンはなんだったのか。 全く前後につながりがないだけに解釈のしようもないが、納得がいかないと同時に、とても印象に残るラストでもあった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-29 00:10:26)
122.  アルジェの戦い
ううむ・・・ 戦争というもの、民族闘争というもの自体に、「不毛の争い」という問題が内在する以上、本作を手放しで楽しむことは、私にはできなかった。 非常に強く訴えかけてくる作品だと思うが、どこかで感動し、共感し、もしくは楽しめない限り、高い評価をつけることが私にはできない。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-28 21:24:04)
123.  熊座の淡き星影
本作でヴィスコンティの長編作品は『異邦人』を除き、全て鑑賞した! それが、ただただ嬉しい。 さらば、ヴィスコンティ! もうこりごりだ。 もう観ないぞ!
[映画館(字幕)] 5点(2008-09-18 19:05:19)
124.  ドイツ零年 《ネタバレ》 
前に一度観たことがあったような気がしたが、記憶が定かでなかったので、もう一度鑑賞してみた。 やはり観たことがあった。 しかし、どうも印象が薄い。 第二次大戦後の風景をフィルムに残した記録映画としては貴重な作品だが、話はただ単純。 それがイタリアン・ネオリアリスモなのかもしれないが、映画としての面白さという点では疑問が残る。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-20 18:36:30)
125.  イタリア旅行
夫婦の倦怠を常に漂わさせながらストーリーが進行し、題名通り、イタリアを夫婦が車で旅するというロード・ムーヴイ作品・・・と、いえばいかにも私好みのイタリア映画だが、何故か退屈してしまった。 ロッセリーニという監督は、『ドイツ零年』や『無防備都市』『戦火のかなた』などのリアリズムに徹した戦争映画の名作を数多く残しているが、本作のような“愛”をテーマにした作品はイマイチなように思う。 愛の倦怠などはミケランジェロ・アントニオーニこそが真打であり、ロッセリーニはやはり戦争映画を叙事詩的に撮るべき映画監督なのではないか。 ゴダールがロッセリーニに影響を受け、後のヌーヴェルヴァーグを形作っていったというが、それは単に雛形にしたというだけで、本作とヌーヴェル・ヴァーグにおける男女の描かれ方とは、だいぶレベルが違う気がする。 ヌーヴェル・ヴァーグ作品には退屈な作品も多いが、本作よりはそれでも幾分かは面白い。 本作は、ただダラダラと倦怠期を過ぎた夫婦の旅路を映しているだけで、あまり観ていて面白くはない。 最後も唐突で無理矢理だった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-20 17:00:28)
126.  めんどりの肉
なんだかコレ面白いぞ!! 掘り出し物をした気分。 細かいことを言えば、多少無理な部分もあるが、全体的にとてもよくできたストーリーで、スピーディに楽しく観ることができた。 少なくとも、そこら辺の有名フランス映画よりは面白いし、よくできている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-14 22:54:16)
127.  哀しみのトリスターナ
カトリーヌ・ドヌーヴはやっぱり骸骨に見える。 しかも本作では、その美脚を披露することもない。 話としてはそれなりに楽しめるし、映像も綺麗だ。 しかし、全体的に少しずつ物足りない。 全ての面において、何かが欠けている。 つまり中途半端なのだ。 話としてはかなり過激な部分を含んではいるが、少し描き方が上品すぎる。 フランス映画的と言ってしまえばそれまでだが、もう少し工夫が欲しいものだ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-13 17:36:35)
128.  トロピカル・マラディ
6点。 カンヌ映画祭の監督賞受賞作品。 シネマート六本木にて鑑賞。  この日の4本目の鑑賞で疲れているせいもありましたが、後半は見事に観る気力が失せていきました。 このアピチャッポン・ウィーラセタクンという監督の作品は、とにかくラストが緩みすぎで苦手です。  前半はバンコク・ホモ・ストーリーで気分がダウン、中盤ではタイ式ホウ・シャオシェン作品の様な味わいでとても良かったのですが、後半でタイ式プレデターみたいになり、再度ダウン。 そして、ラストの間延びした緩みすぎフェイド・アウトにノックアウトされました。  お疲れさまでした・・・
[映画館(字幕)] 6点(2008-07-03 20:34:29)
129.  殿方ご免遊ばせ
フランス映画のことを「理屈っぽい」とか「難しい」とか言う人がいるが、たぶんそういう風にいう人はフランス映画をあまり観ていない人だ。 本作を観れば、そんなフランス映画に対するイメージは間違っていることに気付くはず。 本作は、とてもスピーディで、明朗で、バカっぽくて、楽しくて、単純だ。 主演のBBことブリジット・バルドーは、やっぱり可愛い! キュートという言葉がまさにぴったりである。 そこにきて、完璧なスタイル。 腕も脚も細くて綺麗なのに、何故だか胸が大きい。 そして色白金髪。 BBを目当てで鑑賞したのだが、十分に満足できた。 ただし、この頃のBBは少し子供っぽすぎるかなぁ。 ゴダールの『軽蔑』辺りの頃の方が、色気とキュートさのバランスがとれているような感じがする。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-07-02 22:08:51)
130.  裸足の伯爵夫人
本作には沢山の「俗物」的な人物が登場し、彼らはことごとく嫌悪の象徴として描かれています。 しかしながら、本作自体が俗物的であるのが何とも皮肉で、致命的であります。  それは人間に例えるならば、他人を非難している割には、その非難している人物そのものが非難されるべき人物であるかの様な状況です。  しかしながら、俗物的な作品であったとしても、それが面白いか面白くないかということとは別問題です。 本作は、脚本的にかなり楽しめました。  時間軸が交錯し、後半になるにつれ、物語ぐんぐんと引き込まれていきました。 最後もなるほどな~、と納得できましたし。  古き良きアメリカ映画は単純に楽しむことができさえすれば文句なしですね。 テクニカラーによるカラー映像も美しかったですし。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-28 08:48:41)
131.  刑事(1959)
余韻がまったく残らなかった。 ただただ推理物としてのストーリーがせわしなく流れていくだけ。 とにかくスピーディでセリフも沢山飛び交うが、それだけだった。
[DVD(字幕)] 4点(2008-06-23 21:59:47)
132.  小間使の日記(1963)
ブーツフェチ老人や片っ端から下女を孕ませる主人、そして少女を強姦する男など、変態男たちが幾人か登場する。 彼らはいずれも地位も金もある男達で、社会的に立派な立場にいるのだが、その裏には、性的倒錯や性癖を隠し持っている。  それらの欲求を、立場を悪用して強要する男達に対し、ジャンヌ・モロー演じる小間使は、至極冷静に受け流す。 その態度は、それらの男達を嘲笑するかのような態度であり、魅力ある女性の前には、社会的力はあっても、男はいかに無力であるかを表現しているようだ。  しかし、全体的に間接的な描写や、遠まわしな表現が多いので、決して解りやすい作品には仕上がっていない。 それが災いしてか、どうもストレートに楽しむことができなかった。 フランス映画的ではあるが、もう少し表現するべきところははっきりと表現し、メリハリの利いた、スキャンダラスな問題作に仕上げてくれると、もっと楽しめたように思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-06-19 19:15:22)
133.  戒厳令(1972) 《ネタバレ》 
同じくコスタ=ガヴラス監督の『告白』を観たばかりだったので、少し物足りない感じがした。 『告白』は観ていて疲れるほどの過酷で残忍な内容だったが、本作はそれほどでもない。 ただし、冒頭で主演のイヴ・モンタンがいきなり死体で登場した時はびっくりした。 そして、拷問の“実演”シーン。 これもかなり衝撃的。 随所にインパクトはあるものの、本作と同じコンビであるコスタ=ガヴラス&イヴ・モンタンの『Z』や『告白』に比べると、凡作の感は否めなかった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-06-17 22:53:57)
134.  告白(1970) 《ネタバレ》 
高度に政治的で過酷なドラマ。 超がつくほどの力作。 最後までみるのに相当な体力を要した。  冒頭から続くイヴ・モンタンに対する尋問シーン。 拷問とまではいかないものの、限りなく拷問に近い尋問だ。 この描写が何とも独特で良い。 残酷な描写を、大げさにハリウッド的に見せるのではなく、リアルで細かくネチっこく見せてくる。 独房の中で立ち止まることも許されず、ずっと歩けと言われる。 想像しただけでも辛い。 そして寝ていいと言われても、あっという間にたたき起こされる。 こりゃきつい。 ご飯をくれても、すぐに取り上げられる。 ひどい。 こんなシーンが1時間以上もリアルに綴られ、主人公同様、観ているこちらも体力を奪われていく・・・  イヴ・モンタンの迫真の演技も光り、ただならぬ作品に仕上がっている。 ただ、楽しい作品という表現は適切でない気がする。 ただただ凄くて過酷な作品なのだ。 そういった作品をどう評価するか。 それはとても難しいし、評価の分れるところだろう。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-13 22:40:25)
135.  映画ファンの日記
カンヌ国際映画祭60回を記念して撮られた『それぞれのシネマ』の中の一篇。 この短篇自体は大したことなかったが、いくつかの短篇で心ひかれるものがあった。 北野武のも良かったし、アレハンドロ・G・イニャリトゥのも良かった。 ウォン・カーウァイのは期待ハズレ。 ホウ・シャオシェンも、もう終わってしまったのかな?という出来。 「いや、まだ終わってねぇよ(金子賢)」といきたいところだ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-06-08 16:27:32)
136.  高校教師(1972)
これは厳しい。 普通に流して観られるものの、自分にとって共感できる部分がまったくないのが痛かった。 終わらせ方も、大嫌いなパターンだった。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-06-07 00:53:40)
137.  黒衣の花嫁
フランソワ・トリュフォー19本目の鑑賞。 もう残りはあとわずか。  トリュフォーを沢山観ていくと、だんだんその雰囲気に心地が良くなってきます。 映像が優しく、居心地が良いのです。  本作はそんなトリュフォー作品らしい雰囲気が出ていて良かったです。 確かにストーリーには相当無理があります。 殺し方も説得力に欠けます。  ジャンヌ・モローは、「老け」「だぶついた二の腕」「微妙な脚線美」「似合ってない衣装」「目つきの悪さ」などなど、問題ありすぎですが、まあ何とか観れます。  トリュフォーの世界に酔いしれたいファンの方には十分満足できる作品だと思います。  それにしても、トリュフォーはやっぱりサスペンスは向いていないですね~。  ラブストーリーがメインの作品や、家族ものを撮らせると、ほんと巧い監督なんですが、変にヒッチコックに傾倒した影響で、晩年にサスペンスを撮りすぎたのが個人的に残念で仕方ありません。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-05-10 23:54:27)
138.  眼には眼を 《ネタバレ》 
ラストの俯瞰ショットにはマジでやられた。 これは凄い作品だ。 凄いというしか表現のしようがない。  冒頭で、ドクターが手を洗うシーンがある。 手を洗った後も、水をとめない。 私は思った。 「なんで水をとめないんだ?水がもったいないじゃないか。」 と。 この冒頭のシーンに、深い意味があるとは知らず、そう私は思った。   本作は、「巻き込まれ型サスペンス劇」だ。 そしてそこに復讐劇の要素も加わっている。 最愛の妻を殺された男は、復讐をする。 愛というものは、ここまで人間を狂気にする。 愛というものが、人にとってどれほど大切なものか。 それが痛烈に伝わってくる傑作だ。   細かいことを言えば、所々でリアリティを欠く部分があるにはある。 だが、それは「最愛の女性を殺された男が、復讐という想像を超えるパワーを身につけた」と解釈すれば、納得することも可能だ。  しかし、主人公のドクターだが、直接には女性を殺していない。 なんで部下である担当医が狙われずに、このドクターが復讐の的になったのか? そこが納得いかないと言えば納得いかない。  だが、これほど面白ければ、そんなことを気にする必要はないであろう。 あー、面白かった。 本作を沢山の人に勧めたい。  あ、そうだ、水を飲んでおこう・・・
[ビデオ(字幕)] 9点(2008-04-28 01:17:02)
139.  黄金の馬車 《ネタバレ》 
最後は素晴らしいまでの大円団。 とてもよく出来た脚本だ。 アッパレ。  それにしても、主演のアンナ・マニャーニがどうしても魅力的に見えない。 他の作品でも何度か観たことのある女優だが、どうしても魅力を感じない。  3人の男をここまで手玉に取るほどの魅力があるんだろうか。 女優としての魅力なのか? よく解らない。 この部分が解らないと、男性として感情移入するのは難しい。 そこが個人的な本作の難点だった。  テクニカラーの映像はとても美しい。 やっぱりジャン・ルノワールという監督は、画的に見栄えのする作品を撮らせたら天才だ。  『ピクニック』のモノクロ映像も素晴らしかったが、『河』や本作の様なカラー映像も素晴らしく美しく撮る。 それが凄い。  モノクロで美しい映像が撮れる監督でも、カラー作品を撮った途端、凡庸な映像がしか撮れなくなってしまう監督が多い中、これは凄いことだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-04-19 16:28:57)(良:1票)
140.  ルシアンの青春
ルイ・マル作品らしく卒のない内容。 ただし少し長かった。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-10 11:55:37)
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