1. 家の鍵
アンドレア・ロッシの演技でない演技、シャーロット・ランプリングが齢62にして滲ます人生の感。そしてこの映画の持つ絶対的な力。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-26 00:34:15) |
2. ソドムの市(1975)
…そもそも、この映画を観ようと思った人達(私も含む)の気持ちが知りたくなった。様々な観賞後評を読むにつけ、もしかするとパゾリーニにしてやられてたりするのかな。。などと。。。確か、大昔の公開試写会で無修正版が上映され(意図的?)話題に。その記憶が大人になるまでずっと引きずって。。。。映像表現はやはり旧いかな。だから逆にグロいと感じる部分もあった。ただ、「官能」を感じさせてくれる部分がなかった。それを期待してた自分が甘かったのかな。その世界を真に理解する人にはこの映画に潜む(であろう?)陶酔がわかるのだろうか。サドの小説を読むかぎりは何かしら訴えてくるんだけどなぁ。。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-27 01:56:38) |
3. ヴェニスの商人
「読まずに、観てください!!」 原作など知らずに、何の先入観も持たず、ただ純粋にこの映画を味わってください。 さすれば点数もきっとあがるでしょう。 色んな観方、感じ方があってしかりです。シェイクスピアが本当に描きたかったのは…。 この点数は決してつまらなかったからではありません。あえて中庸に。 下の評にもありましたが、ほんとに読まずに観てほしい。 あえてネタばれにせずに。。上手く書けません。 [映画館(字幕)] 6点(2005-12-27 00:35:00) |
4. ヒトラー 最期の12日間
これから多くのレヴューが書き込まれる事でしょう。劇場で観る価値ありです。 [映画館(字幕)] 9点(2005-08-30 06:26:59) |
5. 海を飛ぶ夢
テーマも深いし、映画として見応えもある。ストーリーの運びも絶妙だし、俳優の演技も申し分ない。…ただ、なんだろう。伝わるものが明確なだけに、語りすぎていたのかもしれない。饒舌に過ぎたのかもしれない。惜しむらくは…。ハリウッドじゃできない物にして欲しかった。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-20 04:05:11) |
6. ラストタンゴ・イン・パリ
《ネタバレ》 44才にして見直して、初めてわかった。あまりにリアルだ。若くしてこの映画を撮ったベルトリッチの才能。おそらくは、それを見抜いて出演を諾したマーロン・ブランドの圧倒的存在感。若い肢体を見せつけるマリア・シュナイダーの感性の奔放さ。23才に翻弄されている我が身を重ねて、満点をつけたいところだが、ラストにマイナス評価。あれでは「男」は、全てから逃れられてしまう。しかし視点を変えれば「男」にはハッピーエンドでもあるのか。…「足を洗って」「OK」このシュナイダーの投げかけと、さりげないブランドの返事が一番リアル。…あまりに私的なコメント。。。 8点(2004-09-04 02:26:04) |