1. マレーナ
《ネタバレ》 主人公の少年を見て、ドキドキしながらエロ本を買った中学1年を思い出し青すぎるノスタルジーに浸ってしまいました。今は周りに女性がいても平気でアダルト誌を立ち読みしている自分がいて、鈍感になってしまっていることに嫌になってしまいます。男性ならば誰もが共感できる思春期に通過する性的儀礼なんじゃないかなあ。好きな女性と一緒にいる姿を妄想したりするのも。半ズボンから長ズボン、床屋の席、タバコなどわかりやすい表現で大人への階段を登る主人公の姿を表現できていたと思います。女性の観点から見ればあまりに美しすぎる女性は嫉妬され、たぶん鑑賞した女性の皆さんは嫌悪感を感じていると思うしそのようにレビューを書いている方が多いですね。なぜなら大部分の女性は町の女性であり、マレーナではないから。そりゃあ美しい人に心のそこで苦々しい嫉妬の視線をむけている自分をリアルに表現されれば嫌なものも感じますよ。現在のように生活保護もなく、不安定な政情の中、戦争により、亭主、父親を失い生計手段がなくなったとき現実的に春を売るくらいしか生きる手段はなかったことも容易に想像できますし、それを決意したときに紙を自分で切るシーンなども印象深い。面白かったです。 8点(2004-04-11 19:10:52)(良:1票) |
2. オープン・ユア・アイズ
なかなか面白い設定。トムクルーズがリメイクしたがったのもわかる気がする。たまに主演男優の顔がトムクルーズに似て見えたのはタダの思い込みなんですかね。 6点(2004-02-08 16:46:30) |
3. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 戦争映画の秀作。中途半端に騒ぎ立てて結局帰ってしまう国連軍、われ関せずのその上司、ハイエナのように不幸の臭いをかぎつけオイシイ映像を撮ったらさっさと帰ってしまうマスコミ。戦争というイベントを通して映し出されるエゴと偽善。誰が始めたもわからずに殺しあわなくてはならない悲劇。戦争映画といえばボッカンボカンと無駄に派手な映画、また「戦争反対!」と押し付けがましいヒューマニズムを前面に押し出した映画が多い中、これほどフラットな視線で人間を描いたものは貴重だと思います。 8点(2004-02-03 18:33:50) |
4. セルピコ
切なすぎる。すべてを捨ててまで守らなくてはならない正義って一体。。。私は人生においてくそ真面目になりすぎるな、という教訓をいただきました。 8点(2003-12-31 20:52:58) |
5. フレディVSジェイソン
うーん、これは。。。くだらなすぎっ!!デビルマン対マジンガーゼットみたいなありえなくて、おっさんの私には楽しめませんでした。 2点(2003-12-29 21:12:16) |
6. ギャング・オブ・ニューヨーク
長!!でもそんなに苦痛じゃなかったよ。壮大な映画だとは思うんだけどなんか残らない。何でだろう? 5点(2003-12-24 03:42:33) |