1. 食人族 VS 首刈族
このすさまじいまでのおバカで残忍性のあるタイトルにまず惹かれました。パッケージに書かれている映画紹介の内容でも確かに“金髪美女をめぐる争い”みたいにあるし、各国でその残酷な描写から即刻上映禁止になったとあるし、これはもう見るしかないと思い、見てみました。だまされました。またしてもオリジナル邦題に。いや、違う方向性になってはいるがこれはこれで良かったといえるのかも。 [DVD(吹替)] 4点(2007-04-01 19:29:43) |
2. フレディVSジェイソン
やや強引なストーリー展開はさて置き、肝心の両雄対決はかなりおもしろかったです。スピード・おしゃべりのフレディに対してパワー・無言のジェイソンという明快なキャラ設定も◎ ラストのお約束的な演出を見て一安心しました。まさか、あんな小娘にヤラれてご臨終ってのはなしだろ~って思ったんで。 [地上波(吹替)] 7点(2005-07-31 19:12:28) |
3. ノー・マンズ・ランド(2001)
感動する映画だと思ってたら、ぜんぜん違いました。いい映画だとは決して言えません。戦争と人間の愚かさを描きたいのか、何とも後味の悪い内容。まあ、戦争映画としてはかなり個性的な作品だと思います。 4点(2004-09-12 22:19:34) |
4. ライフ・イズ・ビューティフル
ロベルト・ベニーニって人がまずすごい。監督、主演、脚本とほぼワンマン状態。それが影響してか映画の前半部のユーモアたっぷりな感じと、後半の一転した作りがけっこう統一感ないような。でも前半を乗り切れば、親の子に対する愛と彼らの運命に嫌でも感動できます。 8点(2004-08-21 18:26:38) |
5. 勝利への脱出
ドイツ捕虜収容所からの脱出が目的なんだろうけど、その脱出に関する描き方が物足りなかった。むしろサッカーをメインに見た方がよっぽどおもしろい。試合も本格的。ペレは出演してるけど、目立ち過ぎるって事はなくてそこが良かった。当初予定してた脱走計画を蹴ってまでサッカーの試合に臨み、結果的に功をもたらすというところは全然思いもよらなかったので楽しめた部分です。 7点(2004-08-13 18:17:54) |
6. 永遠のマリア・カラス
オペラでの歌声はマリア・カラス本人のものだけあって迫力がありましたね。内容的には今一歩というところもあるんですが、晩年のマリア・カラスは寂しいと切ないのとで哀れに思えてしまう面もありました。どんなに才能がある人も結局老いには勝てない、改めてそれを感じました。関係ないんですけど、前にテレビ番組でマリア・カラスの究極のダイエット法がクイズ形式で紹介されてたんですけど、確かサナダ虫という寄生虫を体に入れて痩せるという荒業なんですが、流石にそれは映画の中では描かれてませんでした。 7点(2004-07-25 12:54:34) |
7. イル・ポスティーノ
素朴な男の淡い恋のお話なんだけど、かなりほのぼのとしたいい作品です。純粋に感動できました。マッシモ・トロイージの遺作にして名作です。 9点(2004-07-18 15:03:14) |
8. マレーナ
マレーナが最後町に戻って来た時、町の人間同様に驚きました。何て強い人なんだ。あの少年の年上の女性に対する憧れを含めて、なかなかよく出来た作品だと思います。 8点(2004-07-18 13:59:03) |
9. タイタス
この映画はすごいと思いました。前代未聞の非大衆的スペクタル。もう、作り手側が自分たちの作りたいようにやったって感じ。映像美は見事としか言いようがないです。アンソニー・ホプキンスの非情で貫禄たっぷりの親父ぶりには、ただ圧倒されるばかりでした。 9点(2004-07-16 10:40:16) |
10. 海の上のピアニスト
ピアノ演奏の対決シーンとか、揺れる船の中で何事もないようにピアノを弾くところとか、ピアノに関する映像は面白かったけど、内容を見た場合、果たしてこれが感動するドラマなのかと考えたら、いまひとつ乗り切れない部分がある。初めて目にする町の風景に、こんな場所では僕は生きられないという感じに再び船に戻るナインティーンハンドレッド。ありきたり過ぎます。ラストで興ざめしました。 6点(2004-07-06 22:17:19) |
11. イングリッシュ・ペイシェント
大火傷の男の回想物語。不倫なわけですけども、これはそれに対する報いなんでしょうか。二人ともかわいそうな結末。内容はまあまあだと思うんですが、アカデミー賞取り過ぎな感もあります。はっきり言って、そこまでの作品ではないでしょう。 6点(2004-06-26 08:58:15) |