1. 山猫
高級料理店に行って スープを頼んだら、味が薄かった感じ。まあ繊細な味を楽しめってことなんでしょうけど、私みたいな馬鹿舌には理解できませんでした。 何事も起こらない長回しが多すぎて「それ削れば半分に出来るだろ」とか思っちゃいます。まあ制作当時とは時間の流れ方も違うと思いますが。 クラウディア・カルディナーレはどこかで見た気がしましたが、「ウエスタン」に出てましたね。目ヂカラが凄い。 ああ、「ベニスに死す」の監督さんだったか・・・一番キライな映画のひとつだったわ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-14 18:05:01) |
2. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
キリスト教徒が原作者なのだから 当たり前だが、キリスト教徒を美化し 弾圧側は極悪非道に描かれている。 キリスト教徒が異教徒を残虐に殺したことなんて 数え切れぬ程ある訳だし、宗教というのはどっちにしても害悪でしかないという印象を強めることにしかならない。 加えて日本・日本人を蔑んでいるような描写まであって、辟易する。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-28 23:25:51) |
3. 群盗荒野を裂く
これ書くまで、イタリア映画と知らなかった。 かなり殺伐とした状況の中、メキシコ人にも矜持はある といったところがテーマか。それにしても、未だにマフィアが幅をきかせていて、治安がなかなか良くならないとは何とも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-27 09:57:38) |
4. ソウル・キッチン
《ネタバレ》 主人公のやってることを見ると 失敗につながりそうなことを結構していて、ハッピーエンドになるのを疑問視してしまいそうだが、何か憎めない「駄目な子ほどかわいい」的な気持ちになってしまった。多分それが監督の狙いで、それにまんまとハマってしまっていた。 まあ深い話ではないので、気楽にボーッと見るのに合っている映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 15:21:20) |
5. 道(1954)
なんとも救いがない映画だけれど、弱いものを丁寧に描いていることで好感が持てます。 「石に意味が無ければ、全て無意味だ」というのは心に残りました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-12-17 22:24:02) |
6. レッド・サン
西部劇とチャンバラの融合というレア感はあるものの、ストーリーは凡庸かな。必然性がなく、ご都合主義という感じ。特に西部劇なんだからネイティブアメリカン出さなきゃっていうのは、なんとも・・・ [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-07 13:33:33) |
7. ウエスタン
何かストーリーは説明不足で、イマイチ話が見えないままに進んでいく。でも雰囲気はアリアリで、入り込める。 出てくる役者も、演技というより「存在感」で魅せるという感じ。 で、決定的なのはブロンソン。バカボンのパパみたいな風貌なのに、カッコイイのは不思議。というかズルい。あんなオーラどうやって身に着けるんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-14 08:30:02) |
8. おみおくりの作法
《ネタバレ》 おそらく自分も、来訪者の少ない葬式 または葬式自体が無いまま 亡くなっていくだろうと予想されるので 当事者感覚で視聴した。 実際に葬儀に来てはくれなくとも、あのように現れてくれる幽霊が一体でも多ければ あまり寂しい思いをせずに 済むかも知れないなという感想を持った。昔はかなり唯物論的な思考を持っていたが、最近こういう話にも寛容になってきたのは、年をとったってことなんだろうなあ。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-10-04 17:29:54) |
9. 太陽はひとりぼっち
流れている現代音楽?に象徴されるように、説明を省いた前衛的な映画を目指して作ったのだろうと思う。絵画で言えば抽象画、文学で言えば詩。でも映画というジャンルでやるのは、かなり難易度が高いと思える。 思わせぶりな描写が脈絡なく現れては、回収されずに流れていく。私には、監督のオナニーを見せ続けられているようで不快。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-31 11:20:31) |
10. マザー・テレサ(2003)
心の貧しい私は見ていてすごく疲れました。ちっぽけな良心を攻撃され続けた感じでした。自分を叱って欲しい人にオススメです。 (年老いていく過程が腰の曲がりのみで表現されているのはちょっと手抜きに感じました。声もあまり変えていないし。) [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-10 12:08:39) |
11. クィーン
最後まで見通すことは出来ましたが、ただそれだけ。事実を素材にしているとはいえ、多分に創作が入っていると思うと醒めてしまうんですよね。大して面白くは感じられませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-03 11:36:32) |
12. ラ・マンチャの男
ドン・キホーテは好きで、あの長い話を読んだ経験もあります。演技も素晴らしく、いい作品だと思います。もし私がミュージカル嫌いでなければ8点でしょう。というかドン・キホーテでなければ、最後まで見られなかったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-22 06:43:09) |
13. 荒野の用心棒
このイーストウッドかっこいいと思える年ではなくなったので... [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-14 23:43:08) |
14. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
多少蛇足気味だろうが、素晴らしい映画であることには変わりなし。映画万歳。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-02-25 20:59:42) |
15. イル・ポスティーノ
2018年 以前見たことを全く忘れて、再鑑賞。キャスティングはどの役もピッタリという感想は同じ。年取って、雰囲気をもっと楽しめるようになったということなのか、点数は1点増やせます。(巨匠詩人のモデルに関して、現実とかぶっているエピソードもあるみたいですね) 2008年 レビュー 皆さん仰るように雰囲気はいいと思います。主演の男性も純朴と言う言葉が似合う適役だったと思います。でもストーリーはそれほどでもありませんでした。(6点) [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-22 00:12:36) |