1. キング・コング(2005)
《ネタバレ》 キングコングが出てきて、ジュラシックパーク顔負けの怪獣や巨大生物で画面が忙しくなってきてからが面白いです。さすがピーター・ジャクソンと思ってしまいます。ナオミ・ワッツの美貌には、獣も虜になっちゃう、、、ってか!人間と獣の三角関係・・・何なんでしょう、これ。アンは気持ちが獣に傾いたり、ドリスコルに戻ったり。ズルい女。あと、コングと夕陽によるちょっと哀愁漂う場面で、「美しい」ことを共感することに固執してるアン・・・あれも何なんでしょう。良く分かんないけど、とにかくUMA(未確認動物)の迫力は無茶苦茶あるので、一見の価値ありです。にしても3時間は長過ぎw [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 20:55:17)(良:1票) |
2. ラスト サムライ
《ネタバレ》 日本人同士なのに、新旧で争っている様が滑稽に見えてしまった。武士道の美学を見せつけていて、説教臭い。もったいぶった場面が多く、無駄に長く感じた。日本人の役者達は、良い演技だったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-10 17:29:50) |
3. 紀元前1万年
《ネタバレ》 この映画はファンタジーとして捉えるのが正解でしょう。大きなダチョウに追いかけられるシーン、マナクの群れが走るシーンは圧巻でした。ただ残念だったのは、ヒロイン役のエバレットが涙を流した時に、アイシャドーが落ちて黒い涙になっていたこと。捕まって奴隷になっていたのに、化粧バッチリかいっ!ってつっこまざるを得ない。とにかく事あるごとにウホウホ言ってる映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-19 17:01:53) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
1部と2部は、3部の期待も含めそれなりに楽しめたのですが、3部はちっとも面白くなく、がっかりです。長時間見ることによるストレスをそれ相応に消化してくれませんでした。1~3の総評をまとめます。まず、フィルムが青味がかっているので眠くなります。それから、この話の中の世界は圧倒的に魅力が少ないです。トータルで9時間近くもあるのに、ちっともこの世界について説明してくれないので不親切。二つの塔、王の帰還という意味深な副題は単なる飾りなのか客寄せの手段なのか、理解できません。肝心な所としては、指輪を捨てなければならない最重要な責務が、なぜフロドでなければならなかったのかという必然性が全く伝わってきません。運命だ宿命だ定めだという言葉を使い、展開をあたかもドラマチックにしているように見せかけ、要は予定調和に進めていくための陳腐な手段でしかなく、緊張感が生まれず全然ドキドキしません。最後どうなるかなんて大体予想できるのに、予想通りの終わり方。ひねりも無い。かといってその道中はダラダラしていて記憶に残るような場面が殆ど無い。記憶に残るのは、アカデミー賞を軒並み受賞したという記録だけという何とも虚しい映画です。指輪の魅力に取り憑かれるというか、CGの魅力に取り憑かれてしまった悪い例。原作を読まなきゃ楽しめない映画というのは失敗作に多いです。 3点(2004-04-13 20:36:49) |
5. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
イライジャ・ウッドが好きになれないだけかもしれないけど、フロドが眩暈でクラクラしたり自律神経失調症みたいな発作をいちいち起こすのが見ていてうざったいです。前作もそうでしたが、登場人物に危険が迫ったり死んだりする時に大げさにするのは飽きます。死んだと見せかけて生きているっていう常套手段を多用するのも大きなマイナス。仲間が沢山居る分、3部作目の完結編では一体どんだけ悲しげムードになればいいのかと想像するとげんなりしちゃいます。が、CGの迫力は前作同様凄まじく、圧巻なのは間違いないです。展開は、この先どうなるんだろうと期待せずにはいられません。ただ、個々のイベントが露骨につぎはぎ感覚で繋がれていて、背景が薄く感じて分かり難いです。なので純粋にストーリーだけ考えてみると、安いゲームのシナリオっぽく感じてしまうのがちょっと残念。技術面に力を入れすぎて大事なところを忘れてるような気が。原作は未読ですが、原作はもっと面白いんだろうなと思いました。 6点(2004-04-12 22:41:11) |
6. ロード・オブ・ザ・リング
前半は少し退屈で眠くなります。固有名詞が多く出てくるので、「これは誰の名前?それとも地名?」と頭の中でこんがらがってしまい、整理する暇も無く話が進むのが辛かったです。ファンタジーだから仕方ないけど、展開は若干強引。しかしそれら欠点を踏まえても、十分面白く見ごたえのある仕上がりだと思います。中盤を過ぎたあたりから、ジワリジワリと緩いスピードで面白くなっていきました。続きが気になる終わり方がニクイ。 6点(2004-04-12 00:46:09) |