3. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 ステージをクリアして次へ進むってのは、確かにゲーム感覚。 アリスが死ぬわけないから、ある意味安心して観られる。 家庭的なアリスを挟んだのは、ドーン・オブ・ザ・デッドへのオマージュ?って思ったけど、でも、あれロメロじゃないよね。 常に陰惨な雰囲気のあるバイオシリーズの中では、かなり新鮮な展開。嫌いじゃなかったな。 でも、クローンの娘を助けることにこだわっちゃあ、アリスじゃなくてリプリーになっちゃうんだけど。 終始軽いノリで、緊迫感が一番あったのは実は家庭的アリスが襲われるシーン。 そう考えると、ゾンビ映画の醍醐味って、日常生活が破壊される恐怖をジワジワと感じるってことに尽きるのかなあ。 バイオシリーズは、ゾンビありきだから、その点は他のゾンビ映画に比べると不利。 だから、思い切ってアクションに振った監督の手腕はやはり評価したい。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-28 20:43:25) |