1. レッド・バイオリン
音楽、映像、脚本すべてそれなりにぜいたくに作られていますが、各エピソードの掘り下げはいささか中途半端な気が。さすがに数百年の歳月を盛り込むのは難しい。また、結末は胸に落ちるものですが、anti-climaxですね。 7点(2004-05-03 07:45:48) |
2. ボウリング・フォー・コロンバイン
オーソドックスなドキュメンタリーに監督のユーモアが混ざった好作品。銃が手軽に買える社会、メディア、貧富の格差、圧力団体と政治家。色々な角度からアメリカの問題点を浮き彫りにする。他方で、監督のインタビューに答えようとする人々の姿勢はおしなべて真摯で、その点でもアメリカらしいと感じさせる。 7点(2003-04-06 00:32:17) |
3. ヴィデオドローム
クローネンバーグもウッズも好きなので、この映画も好きですね。ビデオに人間の精神が支配されていく様は、メディア社会風刺でしょうか。でも気持ち悪い。 7点(2002-08-19 02:07:42) |
4. エンゼル・ハート
ロークとデニーロの映画。後は内容なし。回る換気扇のイメージが残っているくらい。 5点(2002-04-19 16:20:41) |
5. スキャナーズ
うーん、グロですね。ストーリーは緊張感があっていいと思います。でもクローネンバーグ・ワールドとしか言えないですよね。彼の『ビデオドローム』の方が好きですが、この映画の映像が衝撃的だった時代の方がよかったでしょうね。 7点(2002-04-19 16:05:36) |