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1.  蜘蛛の巣を払う女
原作、最近文庫化された5作目まですべて読んでます。ハリウッド版、スウェーデン版3作全部見てます、しかも複数回。しかしストーリーや設定端折ったねぇ。映像化されたラーソン原作作品でも結構省略されてるとこあったけどこれはヒドイ。一応筋はつながってるけど全然「ミレニアム」じゃないし、だからカッレくんもエリカも必要ないじゃん、この作品には。東宝系のみで公開ってのも納得。あ、エリカ役のおねえちゃんが「ファントム・スレッド」の人だったのは眼福。そうそう、数年前までSONY作品にはApple製品絶対出なかったのに、ちゃんと出てくるようになりましたね。
[映画館(字幕)] 4点(2019-01-16 08:15:22)
2.  ブルックリン 《ネタバレ》 
掛け値なし、満点。一般人には船便しかない時代のホームシック、姉の死により故郷に一旦戻ったときにあふれ出てしまう里心。最後の決断はカトリックゆえの葛藤の結果。なによりも画面にあふれる色彩の素晴らしさ。最初の航海での出来事が、ニューヨークに帰って行くとき経験者としてくり返される、このエピソードは原作にはないんだけど、ここがとりわけ素晴らしい。サーシャ・ローナン(たぶん発音どおりだとこう、もしくはショーシャかな)を愛でる作品としても秀逸でした。それから、同時代のアイルランドやカトリックを知る意味で「あなたを抱きしめる日まで」は必見。ほぼおなじ時のアイルランドでの状況を知ることができるし。また、「キャロル」は同時期のアメリカの状況を教えてくれるうえに、川向こうマンハッタンのデパート物語でもあるし。そして逆側のニュージャージーのイタリア系移民の実情を知ることのできる「ジャージャー・ボーイズ」もあわせてご覧になれば、この作品を立体的に捉えることができるでしょう。ついでに「雨に唄えば」もお忘れなく。そうそう、イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」にもつながる話なのだよね、この物語は。
[映画館(字幕)] 10点(2016-07-18 14:52:53)(良:2票)
3.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 
わたしの街では公開されなかったし、近隣の大都市でもあっという間に終わっちゃってたので今頃。このとんでもない絵空事を映像で見せたってことで良しとします。設定からなにからいい加減の極みなんですけどね。とくに「頭に血が上りっぱなし」を想像してしまって、燃え出すタイミングより先に息が苦しくなっちゃう。大甘な点数は、ティモシー・スポールのほのぼのさに対してのもの。「ラッキー・ブレイク」「ラストサムライ」などおなじく、彼が出てるだけでなにかホッとしました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-08 14:30:21)
4.  シルク(2007) 《ネタバレ》 
芦名星のやってる役がよくわからない、それに尽きます。違ったバージョンの「ラスト・サムライ」作りたかったのでしょうかね? キーラが大好きなので観たのですが、彼女のおっぱい見たことと、バルダビュー役のアルフレッド・モリーナのビリヤードの腕、中谷美紀はどこの映画に出ても素晴らしい、ってことが収穫ですか… いつも山形の峠が雪って、日本人が見たら「違うよな」って思うんだけど。それと、日本語部分に括弧つきの字幕入れるのは勘弁してください。2点以下じゃないのは、とりあえず最後まで引っぱってくれた作品だったから。坂本くんの音楽はよかったしね。
[映画館(字幕)] 3点(2008-01-24 18:33:45)
5.  カポーティ 《ネタバレ》 
狡猾で嘘つきで自分の才能に自信満々の男が、その想像力を超えた「気狂い」に出会って人生を壊されてしまう話と感じました。私の実体験、それも最近のことに基づいてそう思います。カポーティが出会ったのは本物の犯罪者だけど、世の中、後でよく考えると「気狂い」だったって人たま~にいますから皆さんも気をつけてね。カポーティの自信と葛藤見てると自分自身の体験がよみがえって相当気持ち悪かった。あ、モ~ホではありません。これだけ身につまされると、演技力、脚本、カメラワークを褒めないわけには行きません、ってことで8点。全盛期のエルトン・ジョンみたいなホフマン、人によって好き嫌い激しいでしょうけど役者として完璧ですね。そりゃアカデミー賞取るわな。しかし、70年代あたりから見ると「ちょっと前」の話だったんですね。今からカウントすると「宮崎勤事件」くらいの古さでしかない、実はこのことに一番ショック受けたかも。
[映画館(字幕)] 8点(2006-10-17 18:08:30)
6.  ヒストリー・オブ・バイオレンス
オープニングから「これは暴力の映画です」と始まってしまいました。深作欣二、それも若山富三郎の子連れ狼やKill Bill観てるから身体のパーツがくっついたままの暴力には鈍感な私ですが、スピード感は最高かも知れません。考えてみたら、クローネンバーグはそういう監督でしたわ。奥さん役のマリア・ベッロ、前回のジョニー・デップといい、今回のヴィゴ・モーテンセンといい、最悪の旦那に振り回される役どころですな。たとえば、運動神経のない息子が、キレたからといってあんなに素早く的確に相手殴れないだろ、とか突っこみたいところは多数あります。それから、二重人格なのか?精神力で感情押さえてるのか?などよくわからないところもあります。それらに眼をつぶって、巻き込まれによって自分の環境が瓦解してしまう物語と、それに立ち向かう「男たち」の映画として評価します。たぶん、大藪晴彦作品を映画化するとしたらこの手法しかないでしょう。角川はひどかったもんな。
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-31 22:06:08)
7.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
署名した一人です。虐殺煽動の元凶とされる放送局RTMLを描いていることを期待していたのですが、肩すかしでした。しかし、そんなことで評価が落ちるものではない。以前、ETV特集でルワンダ虐殺のドキュメンタリー(BBCだったかな?)を観たことがあり、また事態発生後から関心を持っていました。本編中に挿入された虐殺シーンはそのときに観ました。あれは、命乞いするツチ族を鉈で一方的に殺害するシーンだったと憶えています。主人公ポールは、パンフレットによると押し出しの強い人らしいですが、ドン・チードル演じるキャラクターは情けなさ、卑屈さ、卑劣さを加味し、より人間味のある血の通った存在として描いてすばらしかったと思います。なお、霧の川沿いの道でのエピソードは「キリング・フィールド」の湿地帯の髑髏へのオマージュでしょうね。↓↓↓下の0点のかた、禍根を残さない終わりかたは殲滅しかないのを歴史が証明していますよね。これは、たぶん、未来永劫くり返されて行くんだと思いますよ。そしてその原因は「身内への愛」じゃないでしょうか? 絶対不可能だと思われていたレバノン内戦終結がかなったんだから希望持ちましょ。
[映画館(字幕)] 8点(2006-03-01 09:53:59)(良:1票)
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