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目隠シストさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2252
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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921.  アルティメット 《ネタバレ》 
もうコレは序盤のアクションに尽きます。駆け登る壁。ビルからビルの飛び移り。マフィアから逃げる裸男の“想像を超えたムーブ”に心が躍りました。アニメやCGと違って生身のアクションには制約があります。だからこそ、その既成概念を打ち破ったときに快感が生まれる。ずっと追いかけっこを観ていたいと思いました。ツカミは完璧。ただ肝心の物語がいけない。結構な復讐物語のはずなのに悲壮感はゼロ。復讐相手の悪の親玉も自滅する始末。盛り上がりません。アクションのスピード感を活かして、物語のアクセルも踏み込めば良かったのではないか。冒頭のエピソードから6ヶ月経過の設定は不要と感じました。妹が悪者に乱暴されるまでの時間的制約を活かさないのは勿体無いと思う。復讐は苦味です。本作が目指す娯楽映画には要らないと思いました。(余談)舞台となるスラム地区の入り口には大きく「B13」の文字が。直訳なら「B13地区」かな。んっ?「ビー13チク」!!こんなところにエロワードが潜んでいるなんて!だからこんな邦題にしたのかと勝手に納得したところ…Bはバンリュー(郊外)の意味だったんですね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-10 18:26:50)(良:1票)
922.  Re:Play-Girls リプレイガールズ 《ネタバレ》 
(モロバレ含みます。未見の皆様はご注意ください)  リプレイ=人生やり直し。その手段としての「自殺」ですから、根本には「輪廻転生」等の宗教的「生まれ変わり」思想がなければなりません。しかし一部のカルトを除けば、どの宗教でも自殺は禁止している(はず)ですから、もっと大雑把で都合のよい概念(=気休め)と捉えて良さそうです。ゲームの参加者たちも本当に「生まれ変われる」などとは思っていない様子。一人で死ぬのが怖いから、寄せ集まったワケです。金森氏(@映像研)なら「女子トイレ主義」で一蹴しそうな話ですが、死を恐れる感覚は正常なので、彼女らはまだ引き返せる段階にあると考えます(2019年にも同類映画が公開されましたね)。事実12人の自殺志願者のうち、過半数は自殺に至りませんでした。これで自殺しなかった皆さんにお引き取り頂ければ平和だったのでしょうが、そこはそれ、主催者が堅気のワケがありません。ここからハンティングゲームを経て、参加者同士による生死を掛けた殺し合いに移行します。『制服サバイガール』よろしくツッコミ上等のC級サスペンスを予想していたため、序盤から延々と鬱展開を見せられて正直参っておりましたが、終盤に来てやっと期待通りの流れになったなと。そもそもリアリティゼロ。随所にゲームチックな演出が施されており、夢オチや宇宙人による実験オチ等どんな陳腐な結末も覚悟していましたが、結局演出に偽り無しのゲームオチでした。あるいは「運転免許更新ビデオ」又は「青汁CM」オチと言った方が、感覚としてしっくりくるかもしれません。肩透かしを食らってナンボ。これが当ジャンルのあるべき姿であります。ただし、リプレイゲームが自殺志願者更生プログラム用の「つくりもの」と結論づけるのは早計です。冒頭『YOU TAPE』で公開されていた流出映像から察するに、ゲーム自体は行われた可能性大です。つまり自殺志願者更生プログラムとして、しかるべき公的?団体から製作委託料を頂戴し、さらには作中登場の「殺人マニア」から参加料もせしめたのでは。その大元は暴力団かカルト等の危険思想団体なのでしょう。残念ながら「リプレイしますか?」をクリックした時点で全員詰んでいたということです。裏社会にクーリングオフは無いのですなあ。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-06-10 18:56:26)(良:1票)
923.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
日本でも放送されたTV版はうっすら(ほぼ知識として)、2000年・2003年製作の劇場版は鑑賞済です。本作はてっきり劇場版旧作リメイクだと思っていたら、懐かしのエンジェルたちが写真で登場して来てびっくり。続編だったのですね。個人的にこのシリーズに思い入れがある訳ではありませんが、それでもリメイクより続編の方が作品の歴史を尊重しているので好きです。さて、今回のエンジェルについて。ビジュアルはかなり整っている印象です。誤解を恐れずにいえば、前作が48グループなら今回は坂道シリーズ。個性重視から平均品質重視へ。これが世界的にもトレンドなんですかね。とはいえ、ポスター等のビジュアルイメージだけだと『みな似たタイプの美人』に見えますが、動く彼女たちに触れると充分に個性的であることが分かります。また本作は、キャラクターに愛着を持ってもらうには持ってこいのチーム結成エピソード。シリーズ化を狙えますね。007、MIP、キングスマンとスパイ映画は高品質揃いの激戦区でありますが、美人さんのアクションは大好物ですので是非とも頑張って頂きたいと思います。個人的には、もっと、はっきり、コメディ寄りで良い気がしますが、旧作との差別化を図る意味でカッコイイ系なんですかね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-15 01:55:40)(良:1票)
924.  ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
アニメを実写化するならまだしも、二次媒体間同士の変換で監督の色を出すのは大変難しいこと。まさか本作のキャラクターデザインを蛭子能収に任せるワケにもいかないですし。ある筈の無いカメラレンズを汚す血飛沫や、凝ったカットやアングル等、監督の作家性を感じさせる部分は確かに存在しましたが、やはり基本線は原作イメージの最大公約数的な再現。そういうアプローチであったと感じます。ホームラン狙いではなく、確実に塁に出る事を目的としたバッティング。これは、これで勿論正しい。正しいですが、ちょっとツマラナイとも思いました。監督の考える原作の魅力とは何だったのか。それを伝えて欲しいのです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-15 19:25:24)(良:1票)
925.  引っ越し大名! 《ネタバレ》 
史実に照らして「エピソードの妥当性」を検証する知識は持ち合わせていませんし、娯楽時代劇にそんな野暮は不要でしょう。ですから、時代劇の体裁を借りた「現代サラリーマン人情話」と捉えて感想を述べます。 今回の「本社移転計画」の本質は、「人員整理」&「コストカット」でした。会社を存続させるには避けて通れぬ重要課題。そんな一大プロジェクトを任されたのが主人公です。彼の役職は「資料室長」で、本来ならこんな重責を任される立場ではありません。彼の役目は「スケープゴート(生贄の羊)」でありました。不平不満・恨み辛みの引き受け先。責任をとって腹を切ってくれれば、その後の作業がやり易くなる目論見です。酷い話ですが、手柄を立てるより、ミスをしないのがサラリーマンの処世術。貧乏くじを引かされるのはいつも弱い立場の人間です。ただ、幸いな事に彼には協力者がいました。「引っ越し虎の巻」の提供、金策の下準備、そして精神的サポート。実に多くの人々の助力により、大事業は成し遂げられました。それは、彼の善良な人間性が生んだ奇跡であったと考えます。同僚が一時解雇を受け入れてくれたのも、商人が大金を融通してくれたのも、主人公の頼みだったからこそ。事務遂行や指揮命令力だけが「仕事の力」にあらず。「あの人の頼みなら聞いてやるか」も立派な技能の一つであり、往々にして「努力して獲得する」のではなく「最初から身についているもの」だったりします。 当初、主体性や積極性に欠けるように見えた主人公ですが、次第に見事なリーダーシップを発揮しました。これは「ポジション(役職)が人を創る」典型的なパターンかと。ただし今回は極めて稀なケースと知るべきでしょう。少し背伸びが必要な仕事を与えるのが、人を育てるコツ。背伸びどころか、ジャンプしても届かないような大仕事を与えても、普通は潰れるのがオチです。幹部もそれが分っていたから主人公を「スケープゴート」扱いした訳です。彼の基礎能力の高さ(とりわけ人柄の良さ)と、豊富な社内人材の活躍により「瓢箪から駒」が生まれました。実際「マツダイラナオノリ株式会社」(ドラッグストアみたい!)社員の団結力は目を見張るものがありました。これも社長の人徳のうちでしょう。社長の失策により会社は傾きかけましたが、会社を持ち直させたのも社長の力と考えます。 前述したように、本作は時代劇の体裁を借りた現代サラリーマン話。終盤の「チャンバラ」は特典です。ただ、このオマケが悪くない仕上がりでした。毎度おなじみ大名行列に付き物の大槍が、実戦で活用されるシーンを拝めて得した気分。オマケって、こうじゃなくちゃね。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-09-24 18:54:29)(良:1票)
926.  スターダスト(2007) 《ネタバレ》 
世界観を掴むまでに少々手間取りましたが、慣れてくると心地良くなります。“星”の美女をめぐるファンタジックな冒険譚を堪能しました。観て良かったです。ただ不満な点もありました。気になったのはスリル不足。危機回避があっけないです。こういうお話ですから、ご都合主義はむしろ歓迎したいのですが、そこへ至るまでの展開がもっと欲しい。ハラハラドキドキ焦らされたい。主軸となる恋物語にも同じ事が言えます。何故“星”は彼を好きになったの?出会い方はなんとも微妙だし、その後の彼の行動にも胸を打つ要素が無かったような。おまけに彼女の方から告白なんて羨まし過ぎます(笑)。すんなり恋愛が成就しちゃうのはツマラナイ。それにしても、デ・ニーロ。相変わらずどんな役でもこなしますね。彼のおかげで本作は、かなり得をしていると思います。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-16 22:18:01)(良:1票)
927.  バイオハザード: ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
謎が謎を呼ぶというよりは、迷走していた印象が強い本シリーズ。ヒロインはどんどん無敵化していきますし、アリスプロジェクトだの、クローン軍団だの、正直「私は一体何を見せられているの??」な状態でシリーズを追ってきました。ですから、最新作プロモーション用地上波放送で観返したⅣやⅤは兎も角も、7年以上前に観たⅡやⅢに至っては漠然とした記憶しかありません。(Ⅱではアリスがビルを駆け下りていたな、Ⅲではカラスが沢山燃えていたな、程度)。恥ずかしながら、ウェスカーって何者なのか未だによくわかりません。そんな状態でも本シリーズを見放さなかったのは、ミラ・ジョヴォビッチの美しさと、エンターテイメントに特化したアクションに惹かれたからに他なりません。つまり完全にストーリーを追う事など放棄していたのです。そんなワケですから、完結編となる本作にも正直期待しておりませんでした。今更「辻褄合わせ」などいらないと。しかし、です。“オリジナルアリスもまたクローン”が確定したことで、シリーズ全体に一本筋が通った気がします。世界浄化計画を促進する“攪拌要素”であり“道具”であったアリスが“製作者”の意図に背き、自らの意思で行動してきた事実。さらに大ボスの最期には、オリジナル>クローンという価値観を覆す効果がありました。クローンだろうと、ゾンビだろうと、元は同じ人間。リスペクトされるべき命。“代替品の矜持”を見せてくれた本作のアリスが一番素敵に見えました。完成度の高いシリーズ映画ではないかもしれませんが、足かけ15年全6作にも及ぶ長編の大風呂敷をちゃんと畳んでくれたという意味で、私は本作を支持いたします。完結ご祝儀込の8点献上です。以下余談:仮に人類浄化計画が計画どおりに成就したとしても、アリスのようにTウィルスに適応する者も僅かに生き残るのか生命の掟では。箱舟に乗った者たちよりも、明らかに生存能力に優れた者。アリス一人手に負えなかった彼らが、思うような新世界を築けるとは思えませんが……。
[映画館(字幕)] 8点(2017-01-15 11:26:52)(良:1票)

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