4. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 当初この映画が映画館で盛隆していたころ、「はぁ~ん?最近流行ってるお涙頂戴ものだろ。結構です♪」とスルーしていた。が、死んだ妻が帰ってくるという内容を小耳にし、これって感動するんじゃない?と意気揚々と観た。始めの方、アーカイブ星って何?+戻ってきた妻が記憶を失っててがっかり+たっくんの病気が筋のための病気っぽいetc.で「あら~、こいつは期待ハズレだ」と消沈しかけてたが、ラストの妻の日記で号泣!そうだったのか!その時になってビデオの中で「元気一杯の男の子♪」とか向日葵畑での自信っプリとかがすとんと理解できた。これほど、そうだったのか!という映画はしばらく観ていない。いい脚本です。澪の決断と意思に心動かされた。しかし個人的に思うことは、死んだ愛妻が帰ってきてあそこまで冷静かつ遠慮がちにいられるのだろうか。自分なら号泣して抱きしめにいくに違いない。あと未来に来て仲良くなる時、及びビデオの中の妻にもう少し愛情表現して欲しい。もっと幸せなら幸せ一杯な顔でいたら、たっくんも「幸せにしてあげられなかった」と嘆くこともなかっただろう。しかし細々したことを差し引いて有り余る感動だった>日記。もう一度みると他にも未来を知ってるからこその発現や複線が見つかりそうなのでもう一度観たい映画だった。主題歌は好きな曲だが、評判の通りミスマッチの感あり。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-31 22:13:44)(良:1票) |