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1.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
DVDで一度見たけど、地上波放送でもまた見てしまった。救いの無い情報が入る度に絶望感を募らせる乗客達…涙が止まらない。「勇敢」だなんて言葉は使いたくない。彼らは「勇敢」になんてなりたくなかったから。ただ家に帰りたかっただけだから。同じ機内で別々の神に祈る人々を見て、テロとは何かを考える。
[DVD(字幕)] 9点(2008-11-21 12:57:07)(良:2票)
2.  サーカス(1928) 《ネタバレ》 
他のチャップリン長編映画と比べるとギャグ色が強く、メッセージ性が控えめ。でも私、実はリピート回数が一番多いのがこの作品なんです。お気に入りのシーンはどこ?と聞かれたら「えっとね…えっとね…」と沢山ありすぎて困ってしまうくらい見所が一杯で、チャーリーのどの表情、どの仕草をとっても滅茶苦茶にキュートなんです!!!またラストはそれまでとのギャップを感じるような大人びた表情が印象的。そしてお決まりの1人去っていく後姿にちょっぴり目頭が熱くなるのでした。「笑い」と「感動」の絶妙なバランスはさすがです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-08-09 15:03:08)(良:1票)
3.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
誰が犯人なの?どうしてこの人達は偶然に集まったの?始まってすぐに惹き込まれ、数々の謎にワクワクし、一体どんなトリックが明かされるのだろうかと期待して見ていただけに…久々に面白いサスペンス映画に出会ったと喜んだだけに…全ては多重人格者の頭の中の出来事と知った時、唖然としました(涙)しかも冴えないメタボおじちゃんの頭の中だし…(涙涙涙)個人的には「全ては宇宙人の仕業でした」っていう反則技と同じぐらいに残念でした…。キャストは良かったですよ!レイ・リオッタはやっぱり存在感ありますよね♪
[DVD(字幕)] 6点(2008-07-31 14:23:02)(良:1票)
4.  トータル・リコール(2012)
皆さんがおっしゃられているように、とても薄味。シュワちゃん版はあんなシーンやこんなシーン、今でも鮮明に記憶に残っているのに、これはなにも残らないですねぇ。でも「どうだ、俺の奥さん綺麗だろ!」っていう監督の熱い気持ちは凄く伝わってきたよ(笑)
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-09-25 17:52:02)(笑:1票)
5.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
最初は、妊娠したにも関わらずケロリとしてるジュノとその両親にカルチャーショックを覚えましたが、そんなジュノが9ヶ月の間に周りの愛情に気付き、人として成長していく過程が丁寧に描かれていて良かったです。体は大人だけどまだまだ非力で幼い16歳のジュノと彼氏。二人がいつか本当の意味で大人として自立し、次こそは心から喜べる環境で赤ちゃんを迎えることができたら良いなぁ…と思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-05 15:29:17)(良:1票)
6.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
今日はツイてないな~という1日の終わりに見たい作品。明日は良い事があるかも…と勇気をもらえます。ラストにチャーリーがニコッと微笑みながら発するシンプルな一言は、恵まれない生立ちを乗り越えてトップスターへと上り詰め、世界中の人々に沢山の笑顔を与えてきたチャップリンだからこそ説得力がある深いメッセージでしょう。そしてそして…やっぱりティティナ!!!チャップリン作品は「街の灯」→「キッド」→「モダンタイムス」という順番に見たのですが、70年前の当時の観客と同様に私もこの作品でチャップリンの声を初めて聞いた。まさに理想どおりの優しく、温かく、艶やかな歌声!そして素晴らしいパントマイム!感動です!!!でも…翌日、ネットでティティナの和訳歌詞を必死で探したのは内緒です(笑)
[DVD(字幕)] 10点(2008-08-15 14:15:05)(良:1票)
7.  街の灯(1931)
こんなに感動したラストシーンは他にないかも。チャップリン映画を初めて見たのがこの作品で、そして彼のファンになりました。いくら名作と言われていても、現代の映画に慣れてしまった私に果たして理解できるか?と見る前は不安でしたが、そんな気持ちはキレイに吹っ飛んだ。今でも十分に通用する面白さと、メッセージ性。キレイ事ばかりではないほろ苦さも好き。そして溢れんばかりのチャップリンの「愛」に涙が止まりませんでした。チャップリン最高~♪
[DVD(字幕)] 10点(2008-07-24 18:35:05)(良:1票)
8.  第9地区 《ネタバレ》 
白人から酷い人種差別を受けてきた黒人が、宇宙人を「最低な奴ら」「エビ」と貶す冒頭のシーンが印象的。不安は人を凶暴にさせる。最初は私も人間目線で「宇宙人は凶暴だな。怖いな。隔離したくなるのもわかるな」と思って見ていた。でもヴィカスが酷い目にあい、残酷な実験、弱いもの相手に商売をするギャング、そして宇宙人の中にも頭が良くて話のかわるものもいるというのがわかると、不思議と宇宙人目線に見方が変わっていく。最後には「3年後、仕返しにくればいいんだ」とさえ思ったり。宇宙人が実際に来たら本当にこんなことになるのか?なんてことはわからないけど、ある物事に対していろんな方向からの見方があって、それぞれに自分達に都合の良い正義が存在するということですね。最後まで楽しく見ることができました。
[DVD(吹替)] 8点(2010-08-30 15:11:20)(良:1票)

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