21. アベンジャーズ(1998)
こんなアホっぽい話にレイフ・ファインズはまるで合わないと、企画段階で誰も指摘しなかったんだろうか・・・。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-12-31 19:28:06) |
22. 愛の風景
それにしても長かった・・・ストーリーだけ考えればそこそこ波瀾万丈なはずなのに、それを感じさせないのは、演出が平坦なせいでしょう。風景と映像の美しさに5点。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-17 00:11:18) |
23. あの夏、いちばん静かな海。
静寂の極みに挑んだかのような実験的手法はなかなか新鮮なのですが、そればっかり最初から最後まで繰り返されると、途中で飽きてきます。画面の構図が似たような感じのものが執拗なほど多いのも気になります。 [DVD(邦画)] 5点(2009-02-17 02:27:11) |
24. アモーレス・ペロス
《ネタバレ》 3つの話はもうちょっと絡み合うかと思っていたのですが・・・(2番目の話で2回かかってくる無言電話なんて、絶対後で裏側のエピソードが出てくると予想していた)。しかし、やたら忙しいカメラで目を回らせつつも、一つ一つのシーンに不気味なほどの迫力とインパクトを与える手腕はなかなかのもの。映画としての重量感があります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 02:49:30) |
25. 愛が微笑む時
《ネタバレ》 前半の凝った前置きに比べ、話が動き出してからは予想通り一直線という感じなのですが、登場人物がいい人たちばかりなので、清々しい気分で一気に見通せます。特に、幽霊役の女優2人の素朴なキャラクターの表現がいいですね。着地部分はもう少し引っ張ってほしかった気もするけど、まあいいか。それと、こういう作品でもB・B・キング本人(とバンド)をいきなり登場させてしまうこだわり方は評価したい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-30 03:00:44) |
26. アパートメント(1996)
「昔の女を突き止めて訪ねたら別の女がいた」というたった一点の謎だけを軸に、よくぞここまで作品を拡げてくれたものだと思います。交錯する時間軸の中でいくつものポイント場面を提示し、それを進行に即して少しずつ解決し、しかも説明的解決に陥らずに自然な形で閉じているのが見事。また、落ち着いた暖かい感じの色彩感覚も印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-19 02:36:30) |
27. アメリカン・ヒストリーX
台詞のインパクトと飾り気なしの演出で、かなり得をしている感じ。ドラマとしては、展開先にありきという感じで、少し弱いと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-18 20:05:33) |
28. アイ・ラブ・トラブル
《ネタバレ》 中盤までの「出し抜こう合戦」はそれなりに面白かったのですが、後半、サスペンスの要素が変に重くなりすぎて、かえって平凡になってしまいました。この作品は2人の人間関係だけで十分笑いがとれるのですから、悪との対決の要素など必要最低限だけでよかったと思うのですが。ラストの部分も、肉弾戦や銃ではなくて、頓知と機転で乗り切ってほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-08-07 01:51:44) |
29. アウト・オブ・サイト
銀行強盗と捜査官の恋愛沙汰なんて、もともとありえない設定なんだから、もっと徹底して明るくお馬鹿に行けばいいのに・・・何を中途半端に真面目にやってるのって感じです。テンポも悪いです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-03-18 20:48:27) |
30. アンジェラの灰
人物描写や映像はしっかりしていると思いましたが、希望もなければ意志もない貧窮生活を、これでもかというくらいひたすら延々と見せつけられても・・・。制作者は一体何が表現したかったのでしょうか。エミリー・ワトソンの堅実な演技に免じて6点。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-29 02:43:03) |
31. アトランティック・マネー
いきなり大金が手に入って、それで周りの人たちとの関係がおかしくなっていく、なんてのは、死ぬほどありがちな設定なわけだし、この作品のように何の工夫もなく流されてしまっては、見所はまったくありません。男優女優陣に格好良さも可愛さもないのも難点。 [地上波(字幕)] 3点(2006-12-05 00:20:47) |
32. 青いパパイヤの香り
映像は十分に綺麗なのですが、ストーリー性があまりにもなさすぎるのがちょっと・・・。ヒロインの女性の表情や仕草も、今ひとつ美しさが欠けていると思う(幼少時・成人時ともに)。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-03 01:33:09) |
33. あなたに降る夢
《ネタバレ》 実話ベースといいながら途中からはほとんど創作っぽいとか、登場人物の造形がステレオタイプだとかいうところが前は気に入らなかったのですが、これって50年くらい前の映画の作風を下敷きにしていたんですね。ただし、その単純な世界観の中で演出は変に現代風にしっかりしているので、ロージー・ペレスの役柄が凄くきつく見えてしまいます。しかし、すべてを帳消しにするのはブリジット・フォンダの清楚で可憐な魅力であり、ウェイトレスとして働くシーンもダンスのシーンもぞくぞくしてしまいます。さりげなくいろんなファッションが楽しめるのもポイント。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-21 02:12:42) |
34. 赤ちゃんのおでかけ
途中から、ネタが尽きてきたのか、単なる追いかけ合いばかりが延々と続くようになってしまって、一方的につまらなくなっていきました。犯人3人組のうち2人が単なる足引っ張り役の馬鹿でしかないのもマイナスです。日本人を笑わせたかったら、きちんとボケとツッコミをマスターしてください。ここぞというところで「アーッ」って叫びまくっているのも、うるさいだけです。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-14 04:13:07) |
35. アット・ファースト・サイト/あなたが見えなくても
手術後に初めて視覚を使用する際の描写とか、その後の症状の推移など、医学的な部分については力を入れている様子が窺えるのだが、それに寄りかかりすぎて、肝心の2人の心理的なやりとりに関しては、ごく平凡な内容に終始している。ただし、ミラ・ソルヴィーノの誠実で堅実な演技は印象的だった。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-27 20:35:18) |
36. アメリカン・バッファロー
主要な部分だけ抜き出したら、20分程度で終わるのではないでしょうか?同じ内容でも、舞台ならば限定空間ならではの面白みもあるのでしょうが、それを何の工夫もなく映画の形にしても、単調でつまらないだけです。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-06 01:45:36) |
37. あなたが寝てる間に・・・
《ネタバレ》 この魅力的な設定からして、絶対にもっと面白くなるはずなのですが・・・まず、主人公の普段の「淋しい生活」がまったく描写されていないため(サンドラ・ブロックもミスキャストだと思う)、あえて嘘をついてまで他人の家庭に入っていこうとする行動に説得力がない。ジョー・Jrや職場の同僚やピーターの妹など、生かせようとすればいくらでも生きるはずのサブキャラも用意されているのに、話の発展にまったく関与していない。したがって、主人公2人のやりとりだけで(制作側にとって)都合良く進行していく、えらく薄っぺらい内容になっている。最後に、ピーター君は他人の都合で一世一代の式を潰されて可哀想なのに、何のフォローもなし?人妻に手を出していたというオチで制裁のつもりなのかもしれないけど、だとしたらそれまでに「実は結構嫌な奴でもある」という部分をクローズアップしておくべきでしょう。ピーターとジャックの両方とも誠実っぽく作られているので、見る側が混乱します。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-12 01:34:53) |
38. アナライズ・ミー
面白くすることは可能な設定なのに、ギャグの切れが弱すぎ。こういうのは、マフィアは強面だったのがだんだん普通の人になってくる(周りの部下はそれに振り回される)、弱気な精神科医はマフィアに影響されてだんだん強気でイケイケになってくる、みたいな展開が基本であり、それに即していったら普通に面白くなると思うんだけど。 [DVD(字幕)] 3点(2005-09-10 19:47:41) |
39. 愛に迷った時
《ネタバレ》 あきれるほどレベルの低い作品。結局これって、主人公がほとんど勝手にのぼせ上がって自己陶酔したあげく、自分を盲信している親族郎党を味方につけて、悲劇のヒロインとしての自分を半ば楽しんでいるというだけでしょ?旦那と父親のフォローによって物語は前に進んでいるが、この主人公は、事態を収拾するための自発的な動きを何一つしていない。旦那がさっさと縁を切ろうとしないのがむしろ不思議。ついでに、ボニー・レイットの"Something To Talk About"がテーマソング的に使われているが、あの曲の歌詞はラブラブなカップルがラブラブ状態を周りにのろけたがっている内容なのだから、この作品にはまったく合っていないと思うが。 [DVD(字幕)] 1点(2005-06-06 03:50:11) |
40. アナコンダ
相手が蛇っていうだけで無理がありまくりなのですが、中身も予想したとおりでした。しかし、いくら蛇でも、もう少し怖くしようがあったのではないの? [DVD(字幕)] 2点(2005-05-20 23:42:39) |