21. あずみ
《ネタバレ》 この監督はやっぱりだめだ。人が描けない。それに原作の世界を理解していないから、こんなところで爺が死んでしまうのだ。爺の死はその後のドラマの展開に重要なものになるのに、これぞ本当の無駄死にだー。女刺客というキャラと、その生い立ちだけが欲しかったのだろう。それに、台詞で「女の服だ」とか「っていうか」とか、おいおい、今はいつの時代だ。美女丸との戦いのラストのぐるぐる回転映像もくどい。監督としては、よっぽど気に入ったんだろうけどね。それにしても飛猿が不気味だった。あの頭は何なんだ。ヘルメット? [DVD(字幕)] 5点(2005-11-23 17:22:54) |
22. ARGYLLE/アーガイル
《ネタバレ》 上映時間が長いが、それに伴った内容というよりは、無駄に長いシーンが多くの尺を取っている感じ。無駄を削って、もっとテンポよくして2時間以内に収められないものか。 冗長なこの作品の数多い余分なシーンをいくつか挙げると、 ・追加であと1章を執筆する作者の妄想シーン……これがだらだらと長く面白くない。退屈なのでオールカットで構わない。 ・カラースモークのもくもくの中でのダンスしながらのバトル……これもだらだら長く全然スタイリッシュでないし、動きもこっぱずかしいのでこれもいらないなー。部屋から脱出する話の流れ上、残しても3分の1ぐらい。 ・オイルの海をナイフの刃でスケートしながらのバトル……これも同じ様な動きばかりなので、2分の1カットでよい。 本作で肝となる期待のスパイアクションも予告で見たシーンがMAXだったし、全体の感想としては、スパイものなのに先がわかる展開で、意外性やどんでん返しも乏しく、ハラハラもドキドキもしない、思いのほか退屈な仕上がりだったのでがっかり。 何よりこの作品にノレなかったのは、若くない男スパイと、とてもかっぷくの良い女スパイ(ヒロイン)のふたりともが魅力的なキャラではなく、特にわがままボディの疑いのあるヒロインのアクションシーンはかなりヤバイものを感じたし、途中でコント走りを目撃したような気がする。(もちろん代役の部分は別ですけど) あと、スモーク焚きまくりのシーンで、男のスパイがヒロインをリフトする瞬間、つぶれる男スパイを想像して、これは冒頭の成功の逆パターンで笑いを取るのかと思ったら、普通に成功してるし…。そこは笑い取らないと。そういうところがダメなのよ。 「一流スパイは世界をダマす」とあるが、世界が騙されたシーンがあったかな?記憶にないんだけど。 これからキングスマンなどとのシェアード・ユニバースに展開するらしいが、キングスマンを初めて見た時の歓喜には遠く及ばない本作品なので、今後キングスマンまで残念な世界に巻き込まれなければよいのだが。とても心配している。 [映画館(字幕)] 4点(2024-03-08 00:29:02) |
23. あげまん
《ネタバレ》 終始タバコが気になる映画でした。 主水はいつでもどこでも煙草をスパスパ。幼稚園児の集団に絡んで行っても手から火のついた煙草を離さない。 人から質問されて回答する時も、わざわざ煙草を取り出し火をつけて、スー、プハーと煙を吐き出してから一言。(この変な間はなんだ?) ウエディングドレスの衣装合わせルームでもスパスパ。他のドレスに匂いが付くだろうに。。。 ラストは橋の上で火のついたタバコを足元にポイ捨てし、それを踏み消してナヨコと寄り添う後ろ姿で少しカメラを引いてエンディングだが、足元のたばこの吸い殻がずーと映っていて、せっかくのラストカットでその白く細長い異物がひと際目立ってましたね。 他の登場人物も煙草スパスパで、そういう時代と言えばそうなんですが、今思えばとんでもない時代だったなあと感じた映画でしたね。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-06-11 15:19:34) |
24. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 頑張って仕事して、主演作品数は1本増えたけど、名作や代表作にはなりえない。それにこのヒーローはトムのキャラではない。劇中広げた風呂敷も畳みきれていない。よくこんなひどい脚本の出来で出演OK出したな~と不思議である。もう歳なんだから、少しは作品を選びましょうよ。それにアウトローの響きの空しさ。。。救えない。 [映画館(字幕)] 4点(2013-07-21 01:24:07) |
25. 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
《ネタバレ》 劇場公開するほどのものでは無いことはわかっていた。米沢守の生活の一部を垣間見ることが出来たことが唯一の収穫である。 [映画館(邦画)] 4点(2009-07-19 01:31:53) |
26. アンフェア the movie
《ネタバレ》 雪平夏見、最後の事件?だったのでは・・・。アンフェアなのは誰か。それは製作者あなた方です。この手法なら人類みな犯人。続編がたくさん作れて、警察官は誰もいなくなるでしょう。ところで、娘が母親に手紙を差し出す感動???の場面だけど、あの手紙はどこに持ってたのだろう?朝(通学前)から持っていたようだけど、少なくともあの時点で手紙をもっているはずはない。これもアンフェアのひとつだな。 [映画館(邦画)] 4点(2007-04-28 09:54:35)(笑:1票) |
27. アナコンダ3 <TVM>
《ネタバレ》 CGも酷いが役者の演技も酷い。全編を通してツッコミどころ満載。そもそもアナコンダのくせに犠牲者を丸呑みせずにかじるという行為はいかがなものか??? その中で、やたらとタンクトップになる女性科学者は、特にサービスカットがあるわけでもなく、筋肉ムキムキでもなく、アナコンダ捕獲に向かうには薄着の上に肌露出しすぎで本当に頭が悪いと思ってしまう。こいつは自分がアナコンダ(改造種)を作り出したという反省があるのか? そして彼女のトドメは、最後にアナコンダに関する研究資料(驚くほど薄い資料で、子どものお絵描きレベル・・)を焚火で燃やし、火の後始末もせずに立ち去るという人として信じられない行動をとる。人としての常識が欠けていて酷いの一言である。 あと、ナイトライダーのマイケルを久しぶりに見れた点は良かったが、悪役としてはジョン・ボイトが数段上だと改めて感じた。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-11-05 23:13:05) |
28. 相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ
右京さんはどこに向かっているのでしょうか?相棒ファンも置いてけぼりの劇場版シリーズです。 [映画館(邦画)] 3点(2017-09-17 19:26:51) |
29. ある閉ざされた雪の山荘で
《ネタバレ》 退屈な作品です。原作の面白さをよくここまで消し去ったな。おかげで一緒に行ったツレが爆睡してしまったではないか…。 原作では、このペンションに集められたのは、次回公演の推理劇のオーディションに合格した者たちである。 そこで推理劇の稽古をするのだが、台本は未完成、登場人物と基本的なストーリーが決まっているだけなので、この未完成の台本を完成させるべく、ベンションでの舞台稽古を通して、皆でその詳細を構築していく…という体で始まるのだが、 映画では、何故かペンションが最終オーディション会場となっていて、そこで合否判定する話になってしまっているので、その後のストーリ(事件発生)との繋がりがしっくりこない感(ケツの座りが悪い?)が終始ついて回る。 また、屋敷の見取り図(平面図)を上から俯瞰で見せて役者が演技するって…、今どきの映画でやるなよな~。 監督の「どうよ、俺ってすごくない?これって文芸的演出ぽいでしょ。」みたいな、勘違いした自己満足の倒錯した声が聞こえてきそうで不快である。 主人公の重岡氏は力不足。はっきり言って超駄作。 [映画館(邦画)] 2点(2024-04-20 14:52:23) |