21. ああ結婚
《ネタバレ》 ソフィア・ローレンが素晴らしい。 17歳から熟女までを演じきったのは勿論、スタイルの良さにも釘付けでした。 紆余曲折な人生でありながらも最後はハッピーエンドと、ありがちなストーリーながらも、3人の息子達に『父さん』と呼ばれた時の心打たれた表情のドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)と、フィルメーナ(ソフィア・ローレン)の涙を見たら、素直にメデタシ・メデタシと思っちゃいました。 他人様でも、人が幸せになるのはいいもんだなぁ~と思わせてくれる映画。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-06-01 17:16:39) |
22. あしたのジョー(2010)
《ネタバレ》 原作アニメを知っている立場から言うと、主要な場面を取り入れて、それなりに上手くまとまっているんだけど、何か物足りない・・・ まぁ映画という尺では限度があるから仕方ないんだろうけど・・・ 力石徹(伊勢谷友介)は頑張っていたと思います。 矢吹丈(山下智久)は・・・ 原作アニメを知らない人は、逆にこの映画を入門編として原作アニメを見てもらいたい。 矢吹丈は、もっと魅力あるキャラクターですから。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-17 13:38:18) |
23. アダムス・ファミリー(1991)
《ネタバレ》 家族全員キャラが濃く、ブラックネタ満載で好みが分かれようかと思いますが、結構面白く観れました。 娘のウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)のSっ気な表情がツボでした。 好きなシーンは、ゴメス&フェスタ―のマムーシカの踊り(習いたくなった)と、モーティシアが保母のパート先で園児に話すおとぎ話(園児泣きまくり、トラウマになるぞ) ホラーコメディでありながら、家族の“絆”も垣間見える暖かい?ホームドラマでありました・・・ホンマか? [インターネット(字幕)] 7点(2012-03-31 14:59:41) |
24. 明日、君がいない
《ネタバレ》 十代が抱える悩みや葛藤のてんこ盛りで、思春期ってこんなに悩み抱える時期やっけ? と何十年も前の事だから忘れてしまったオッチャンの私ですが、重いテーマにも拘らず見せ方が上手いので最初から引き込まれ面白かったです。 一番、何でもないような子が・・・と思っても、深く追求していないだけで、彼女なりの悩みを抱えていた筈・・・それは、振り返り彼女のシーンを見ると何となく感じる。 しかし、ラストの自殺のシーンはリアルで観てられない程でした。 オープニングの美しい木の葉が、彼女が最後に見た風景なんですよね・・・ 何はともあれ、悩み多き君達には・・・ アンジェラ・アキの『手紙~拝啓 十五の君へ~』でも聴いて踏ん張って欲しいよ・・・と思った私でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-03-12 14:14:26) |
25. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 『松田聖子を探せ!!』ってタイトルにでもすればいいのに。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-08 14:52:15) |
26. ある愛の風景
《ネタバレ》 どの立場の人の心情も良く描かれていて、引き込まれました。 起承転結の結を、どう持って行くんだろう?と思って観ていて、 この先どうなるかは想像にお任せします・・・みたいな尻切れ感はあったけど、 なかなか中身の濃い見応えある作品でした。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-02-18 21:33:52) |
27. 明日の記憶
《ネタバレ》 私事ですが、祖父が認知症を発病し数年後他界し・・・ 今現在、母親が認知症で施設に入っている者としては身につまされる思いで鑑賞しました。 渡辺謙さん、樋口可南子さん、両者とも素晴らしい演技で良く描けていると思います(実際は、そんな綺麗事だけでは済まされない部分もあるが映画的にはという意味合いで) 何よりも、こういう病気があるということを知らしめるだけでも意味があると思います。 渡辺謙さん演じる佐伯が、病状が初期の頃『誰にも言わないでくれ・・・』と。 私の母も全く同じことを初期の段階に言いました。 この病気になった時、共に立ち向かえる家族の絆と、この病気になっても隠さないで家族以外の人にも理解されるような社会になればと・・・ 終盤、大滝秀治の『生きてりゃいいんだよ、生きてりゃ・・・』のセリフにジーンときて、本当にそうだなと思いました。 更に彼の熱唱に笑ってしまうくらいの元気を頂きました。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-02-04 11:09:57) |
28. 悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 恐怖と笑いは紙一重というのが解るカルトチックな映画。 最初の犠牲者の惨殺シーンが素晴らしく、凄い。 有無も言わさず殺害されドアをピシャリ・・・ 恐怖な場面なのに爽快感すらある。 狂った家族なはずなのに、オヤジが最後の一人を捕らえトラックで走り去ろうとした時、つけっぱなしにした家の灯りに気づき、わざわざ電気を消しに行く・・・ 30年以上も前なのに節電を心得ているオヤジ素敵です、エコです。 最後の一人を一家の長であるヨボヨボの祖父に殺害させようと煽り、ハンマーを持たせては落とし持たせては落とす場面は、ヘタなコントより笑える(実際そんな目にあっていたら笑ってはいられないんだが・・・)と同時に、これまた狂った家族なはずなのに、ホームドラマ的な家族愛を感じてしまう。 最初観た時は、ただ惨殺なシーンのイメージだけの映画でしたが、再見して色んな発見がありました。 この映画は、確かに名作だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2011-11-06 12:10:21)(笑:1票) (良:1票) |
29. アルティメット
《ネタバレ》 短距離の100走を一気に駆け抜けるような映画でした。 100走ってスタートが大事だと聞いたことあるんですけど、 普通の映画のクライマックスを最初に持ってきて、掴みはOKみたいな感じで最後まで釘付けにされました。 ストーリー云々も許容範囲かと・・・ 何よりアクションは本当に素晴らしかったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2011-08-21 05:13:30) |
30. 愛と青春の旅だち
《ネタバレ》 この映画、大好きなんですよ・・・僕は。 暗い過去を振り払うよう海軍士官養成学校に入ったチンピラあがりの青年が、13週に及ぶ過酷な訓練に耐えながら成長していく姿に胸打たれます。 好きなシーンは、成績は良いが和を乱しかねない、はぐれ者のリチャード・ギア演じるザックを鬼軍曹が必要以上にしごき任意除隊を迫った時、ザックが涙ながらに『嫌だ、ここ以外に行く所がない・・・僕には何もないんだ』と叫んだ時。 そして、女性士官候補生が壁上りが出来ず脱落しそうなところを、ザックが励まし一緒に上ってみせた時。 最後は卒業式の後、鬼軍曹にバッヂを渡す時・・・ 軍曹より位が上の少尉に任官したかつての候補生一人一人に敬礼する軍曹。 ザックの番、ザック『君のことは忘れない』軍曹『分かっています』 ザック『君のお陰で卒業を・・・』軍曹『早く行け・・・』 ジーンと来ました。 鬼軍曹役のルイス・ゴセット・Jrはアカデミー助演男優賞を獲得。 ラスト、彼女を迎えに行くのは出来過ぎかなとも思えますが、素直に感動しました。 [DVD(字幕)] 9点(2011-04-20 18:54:27)(良:1票) |
31. アイズ ワイド シャット
《ネタバレ》 ひとつ言えることは・・・ 諍いがあった後、とりあえずエッチすれば仲直り出来るということは確かにある。 前置きが長い気もしたが、最後のセリフにテーマが集約されていると思う。 すなわち『より激しく今夜はして』という意味に勝手に解釈しました。スンマセン。 妻帯者の皆さん、奥さんは大事にしましょう。 シンプルだけど奥の深い映画に思えました・・・本当か? 実は、よく解らない内容で、私の書いているレビューもよく解らないでスンマセン。 本当のオチは、主役二人が実生活で離婚してしまった事かも知れませんが・・・ [インターネット(字幕)] 6点(2011-04-02 18:17:44) |
32. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 子供の時に観た時の方が、もっと面白かった気がするのは何故だろう? 純粋だったからかな・・・ もちろん今観ても、ライトな感じの洒落た名作だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2011-02-27 14:33:02) |
33. アフタースクール
《ネタバレ》 一度目よりも二度目の方が面白いという事を再見して解った。 ホント良く出来た脚本だと思うし(細かい伏線もしっかり回収されている)、オチを知って観ると各重要な場面を役者さん達が絶妙に演じていると思う。 特に大泉洋の教師役が良かったです。 ラストの方、神野(大泉洋)が、島崎に扮した北沢(佐々木蔵之介)に放ったセリフが心に残りました。 しかし神野と美紀(常盤貴子)はいいとして、中学の頃からいい人ぶりの木村君(堺雅人)の再就職が心配になる(最近のアベノミクス?景気回復?とは言え)、そんなアフタースクールでした。 [DVD(邦画)] 7点(2011-02-21 13:14:33) |
34. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 予備知識なく(原作があるのもしらず)鑑賞しました。 ダラ~っとした感じで中盤まで進み、後半種明かしされる訳ですが・・・ こんなものか?なんて思ってたら、不思議と鑑賞後にジワっと来ました。 異国に来て、友人も恋人も亡くなって・・・ 彼等との思い出の曲(ボブ・ディランの『風に吹かれて』)を隣に越して来た学生(椎名)が歌っているのを聞いて、思わず声を掛けた あの笑顔(河崎?)のシーンが心に残りました。 河崎がドルジに日本語を教えている時の、バックします=ガッツ石松には不覚にも笑ってしまいました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-02-20 18:10:13)(良:1票) |
35. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 俳優陣は豪華で暴力シーンもバラエティにとんで娯楽性は高いと思いましたが、 何かバイオレンス映画というより喜劇に思えました。 個人的には『その男、凶暴につき』や『ソナチネ』など、初期の冷たく感じるバイオレンス映画の方が好きです。 [DVD(邦画)] 5点(2011-02-17 15:32:14)(良:1票) |