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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1711
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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21.  アンカーウーマン 《ネタバレ》 
使えない女性レポーターがプロデューサーに育てられて人気キャスターに成長する。 よくあるサクセスストーリーで、目新しさは何もない。 ウォーレンのプライドの高さが邪魔をしてなかなか仕事にありつけないことが、ラストへの伏線になっている。 刑務所の暴動のライブ放送は、ウォーレンとの緊急共同作業がうまくいき、夢だったメジャーへの飛躍へとつながった。 夫のパナマでの死に打ちのめされながらも、タリーの内にウォーレンは生き続けるのだろう、バッドエンドにはなっていない。 展開に起伏がしっかりとあり、物語としてまとまってはいるのでそれなりに楽しめる。
[ビデオ(吹替)] 5点(2013-06-08 00:23:31)
22.  愛を乞うひと 《ネタバレ》 
原田美枝子が両極端な二役を好演、まるで別人に見えた。 豊子は虐待するなら孤児院から引き取らなければよかったのに、去っていった男に対する執着が歪んだ形で表れたのか。 強姦されてできた子だから産みたくなかったと言い放つが、それも事実とは異なることで、照恵を徹底的に傷つける意図が見える。 その理由がはっきりとは描かれていないが、豊子も虐待された経験があったのかもしれない。  虐待を受けながらもひたすらに母の愛を求め続けたいたいけな姿が胸を打つ。 髪をすくのが上手だとたった一度ほめてもらったことが、鬼畜のような母を憎みきれなかった要因か。 老いた母との美容院での再会シーンは緊張感が漂う。 額の傷に受けた傷が伏線となっていたが、結局老母から娘に向けた言葉はなく、親子としての会話は交わされなかった。 照恵は虐待の理由をそれまで何度何度も考えてきただろうが、理由なんて今さら意味をなさないし理解する必要もない。 母への執着にピリオドを打ち、娘の深草の愛で癒されることで、愛に彷徨していた自身の思いは完了できたのだろう。  照恵が父の遺骨探しに奔走するのは、母が捨てたものを全部拾っていくことを決意したから。 つらい時や困った時にはいつもそれを誤魔化すように笑みを浮かべてしまう照恵は、なかなか正直に自分の気持ちを表現できない。 小さい頃から抑圧されてきたために本当の自分を見失っている照恵にとって、遺骨探しは自分探しの旅でもあった。 最後に拾ったのは自分自身ともいえる。  あれほど虐待した親を許せるものなのかどうかは想像がつかない。 再会しても恨み言の一つもぶつけずにはいられないのではと思ってしまうので、そうしなかった照恵が不思議にも思える。 ただ、娘の存在なくしては、母への思いがいつまでも決着のつかなかったことは想像に難くない。 当時は邦画も捨てたものじゃないと思わせた映画で、長らく不振だった邦画の復活を感じさせた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-06-06 00:12:18)
23.  あした 《ネタバレ》 
尾道新三部作とは知らずに観たが、高橋かおりを脱がしているのが大林監督らしいところ。 遭難した船の九人の乗客があの世から大切な人たちに会いに来るというファンタジーだが、まとまりがなくて盛り上がりに欠ける。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-01 00:56:41)
24.  愛という名の疑惑 《ネタバレ》 
美人姉妹の計画犯罪に利用されただけの精神科医だが、その目論見に気がついて…。 悪くはないけど後まで印象に残るほどではなく、サスペンスとしてもう一工夫ほしかった。
[ビデオ(吹替)] 5点(2013-05-31 00:15:40)
25.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
脚本の出来がすばらしい。無駄がなく伏線も効いていて、予想の裏切り方もお見事。コメディシーンはあるけど、コメディというよりサスペンス性とドラマ性が核になっている。テーマが深く、キャラクターの造形もしっかりしているので、見ごたえがある。 ――というのが初見での感想だったが、二回目はそこまでには感じなかった。どうしてだろう。面白くないわけではないのだが、こちらの感性が少し変わったのか。  娘の友人アンジェラに欲情するダメ親父。娘からは軽蔑されて嫌われ、嫁には相手にされず浮気される。アンジェラが実は処女だったと知り、急にスケベ心が消えて父親の気持ちに戻ったのがちょっと出来すぎ。 悟りを開いたように以前と人が変わっているが、あの年になってまったく人が変わるというのは死に直面するほどの大事件でもないとありえない。それほどの事件があったわけではないのに変わってしまったので違和感を感じてしまった。  見かけとは違う隠された人格ということでは、アンジェラだけでなく海兵隊大佐もそう。アンジェラは臆病で平凡で自信のない自分を隠そうとして、その正反対の奔放な女を演じていた。大佐は厳格な父として息子を監視して支配し、ゲイのカップルを忌み嫌いながら、実は自らがゲイだった。 コンプレックスが違う自分を演じさせた。そこに人間の奥深さを感じる。ダメ親父の場合も隠れていた人格が表れたといえるが、それはこびりついた垢が落ちたかのよう。
[DVD(吹替)] 7点(2013-04-01 01:38:35)
26.  アタシはジュース
フジテレビ(禁)MOVIESとしてR-15作品がほぼ同時期に制作されている。 『ありがとう』『MIDORI』と本作の3本がそう。 映画初主演となる秋本奈緒美と小沢なつきのレズシーンが話題になった。 3本の中では話題性は一番あったが、内容は一番凡庸かも。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-02-04 21:46:58)
27.  嵐の季節 《ネタバレ》 
俳優の川野太郎の青春時代をモデルに描いた高橋三千綱『掠奪の初夏』の映画化作品。 主人公はバイトで手伝った金融業の取立て先の撮影現場で、俳優としてスカウトされて売れっ子に。 不良少女だったアイとの交流が微笑ましいが、アイが昔つるんでいたヤクザに回されたことを知り仕返しに向う。 こうしてみると、なんだか陳腐なストーリーで少し古臭い気もする。 いわゆる青春もののジャンルに入るだろうが、主人公に感情移入もあまりできない。 新人の田中有紀美はがんばっていたけれど、作品として盛り上がりに欠けた。
[ビデオ(邦画)] 3点(2013-01-21 21:23:32)
28.  ありがとう (1996)
山本直樹の漫画が原作だが、漫画のほうが面白い。 危険でぶっ飛んだ毒気や生々しさが、どうしても薄まったように感じられる。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-09 00:09:16)
29.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
トム・クルーズとニコール・キッドマンの夫婦競演で話題になった作品。 キューブリック監督の遺作でもある。 ビル(トム・クルーズ)が好奇心で秘密の仮面乱交パーティーに潜入するが、見つかって追い出されて…。 なんだか後に残らないストーリー。 結局、火遊びもほどほどにと悟って、平穏な夫婦生活に戻るって話? エロさは感じるが、何を描きたかったのか、イマイチよく伝わらない。 キューブリック自身も友人の俳優に失敗作だと打ち明けていたという逸話もあるが…。 本当にキューブリックがそう語ったかどうかは別にしても、名監督の遺作にふさわしい作品とは言いがたい。
[ビデオ(吹替)] 5点(2012-12-17 00:02:33)
30.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
てっきりネオナチの兄に影響を受けた弟のほうが主役かと思ったが、兄デレク(エドワード・ノートン)がメインだった。 刑務所での体験が兄の価値観をひっくり返した。黒人校長の「憎しみは君を幸せにしたか?」という言葉が突き刺さる。 が、デレク刑務所で同じクリーニング係の黒人と打ち解けていく様は微笑ましい。ただ、その黒人がデレクをどのようにして他の黒人たちから守ったかを、少しは描いてほしかった。  ラストが衝撃的。兄が殺されると思わせるような伏線を張っておいて、弟のほうが殺されてしまうので意表をつかれた。 その時に流れる弟のナレーションが、やっぱりきれいごとに響いてきてしまう。理想はそうであっても、悲劇的な結末が示すように、そんなに簡単にはいかないのだろう。 この作品には、人種のるつぼである現代アメリカの抱える問題が横たわっている。人種差別する側にも言い分があり、それがあながち全部否定しきれないところに、根の深いものを感じる。  移民問題でヨーロッパの治安が悪化したのは事実だし、アメリカでのトランプ政権誕生にも不法入国や移民に対する多くの人の不満が作用した。 日本にも声高に差別を激しく糾弾している側が、偏った思想で逆差別を助長しているケースだってある。 「憎しみは君を幸せにしたか?」問題の解消に特効薬はなく、この言葉に立ち返るしかなさそうだ。 ただ、ラストのように家族が殺されても憎しみを抑えられることができるのか。せめて犯罪を憎んで容赦なく厳罰を与えることができれば。 時間をおいた今また見てもいろいろ考えさせられる映画だった。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-06 17:45:04)
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