41. 愛のコリーダ
点は付けづらい。だから5点にします。これは殆ど実録に近いのではないかと思います。実際、二人が過ごしていた宿屋の部屋はなんとも言えない臭いでいっぱいだったそうです。とことんお互いの体を求める二人に、離れるわけにいかないという狂気を感じます。これが二人の最大限の「愛」の表現で、事件の経緯をつぶさに追った物語なので、AVなどと同列に考えるのは惜しいと思います。とは言いながらあの真っ赤なビデオを借りるのは恥ずかしかった。(すいません私も2000の方を見ました。)主演の二人と大島監督の、度胸と熱を体験してみる価値はあります。ただ、覚悟はしましょう。 5点(2004-01-14 01:48:02)(良:2票) |
42. 愛人/ラマン
昔、職場の先輩(♂)が「チャイナドレスの原理」について説明してくれたことがある。見えそで見えないから心惹かれてセクシーに感じるんだよ~、と言っていた。官能的な映像と言うのは、明け透けなセックスのシーンではなく、もっと別の見る側のイマジネーションを掻き立てるものだと私は思う。画の一つ一つはとてもきれいだったが物語にも共感できず、かつ、セックスシーンの多いこと。この映画の場合、二人の間にある感情が曖昧だからポルノっぽく見えてしまうのではないだろうか。もっと別の表現方法があってもよかったと思う。公開当時、女の子5人くらいで映画館に見に行ったが、エッチなシーンで一回隣の知らない人がギュウッと手を握ったため、エンドロールが始まってすぐに映画館から飛び出した。後から出てきた友人が「マダム風女性だったよ。」と教えてくれた。あの気持ち悪い思い出のせいでレビューも点数も辛口になってしまった。 5点(2004-01-11 21:57:22)(笑:1票) |
43. 悪霊島
取って付けたような展開が多くて気持が入っていかないし、気味悪いシーンに目を見張るようなこともなかった。監督、やる気がないなら話受けなきゃいいのに…。 [DVD(邦画)] 4点(2009-01-19 01:17:18) |
44. 阿修羅城の瞳
舞台で観るべきだったなぁ、こりゃ。小日向文世の「つまんね!」が頭の中でずっと繰り返されていまして…。役者さんそんなに悪くなかったです。特に市川染五郎は意外と健闘していた。一番の原因は、舞台をそのまま撮影したような作りだと思います。舞台も映画もどちらも高い評価を受けている作品は沢山あると思いますが、映画は映画、舞台は舞台で場面設定もセリフももっと練って作っていると思うんですが…。りえちゃんは前髪を下ろすとすごく幼く見えて、30越えてるなんて嘘みたいですね。 [DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 02:41:21) |
45. アナコンダ2
《ネタバレ》 ジェニロペ無しのゲロパク無しでインパクト無し。 [DVD(字幕)] 3点(2006-10-17 22:50:31) |
46. 嵐が丘(1992)
いやはや、もうにっちもさっちもどうにも…って感じです…。私はこの類の文芸モノ映画って、原作を読まずにどんな物語かをお勉強するために鑑賞することが多いです。でも、このエミリー・ブロンテの「嵐が丘」だけは別でした。高校生の頃むさぼるように読み、あとがきの言葉「相当強引で強烈な力作」に大きく頷いたのを思い出します。田舎教会の、男なんざ知らない娘がたった一作だけ残した強烈な色合いを持つ小説。私の持つイメージは映像ではとうてい越えられないとは思っていたものの、いんやー、つまんなくてだれちゃいました。もっとメチャクチャ、ギラギラ、自己中心的で良いのよ、ヒースクリフとキャシーって。 3点(2004-07-14 21:02:28) |
47. アナコンダ
《ネタバレ》 蛇嫌いの代表、私の母が「ショック療法だ」と言って観ていた。「人間のこと、ゲロッ、パクッて、やーな映画だったよねータロー。」怖くって飼い猫抱きながら観やがったな。何の療法にもならなかったようだ。猫の方もトカゲ捕獲を止めようとはしない。 3点(2004-06-23 00:24:19)(笑:2票) |
48. 穴(2001)
《ネタバレ》 主演ソーラバーチというところで、「こいつが曲者なんだね」と分かってしまう。(それがバーチの今後の課題では?)その上最初から最後まで納得できない世界が続く。バーチ演ずる性悪女の都合のいいように・・・。物語の中にサスペンスのひねりとかは何も無い。だいたい、いくら鍵持ってるからって、あの閉鎖された世界で仲間の狂気を見てたら、恐ろしくなるでしょうが。変。私も前評判に騙されたクチなので、損した気持ちが大きかった。映像も好感持てない。 2点(2004-01-02 13:41:34) |