81. 姉のいた夏、いない夏
この邦題からとてもノスタルジックでじんわりとくる話かと思ったのがいけなかったんでしょうな。ジョディ・フォスターの「君がいた夏」と一瞬アタマの中で一緒になったりもする。う~ん、面白くなかったですぅ。なぜ自殺したのか?というのがはっきり知りたくてガマンして観てたけど「ああ、ふ~ん、そうだったの」程度にしか感じなかったです。なんていうんでしょう、全体にギクシャクした感じ。これ映画か?なんて思ったりもした。キャメロンは酒飲みすぎ、夜遊びし過ぎじゃないか??「チャーリーズエンジェル」でもびっくりしたけどその肌の荒れ方、老化はすさまじいですな。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-05 00:18:10) |
82. 愛と死の間で
はなしの内容よりも、このキャスティングの華のなさがダメでした。ケネス・ブラナーとエマ・トンプソン、確かに演技は上手いよ。でもこれはシェークスピアじゃないものね。ミステリー、しかもハリウッド映画なのよ、美形の華やかなスターが不在というのはキツイです。内容も謎めいてたわりにはあっけなくて肩透かしをくいました。犯人についてはどうでもいいような扱いだったわね。普通のミステリーじゃなく、こういうところが見所でそれが面白いんだという発見もないわけです。 3点(2004-10-05 09:56:37) |
83. アガサ・クリスティー ねじれた家
《ネタバレ》 大好きなクリスティ原作の映画化、当然期待は高いです。 富豪が殺されその財産を巡る一族の愛憎と探偵といういつものパターンなんですけどね。 ジェレミー・アイアンズの息子、マックス・アイアンズは初めて見ました。 彼が要の探偵役なんですが、経験不足というかぎこちないんですよね、演技が。 それとハンサムなんだけど華がない、一回見たら忘れない俳優じゃないんですよね。 つまり主役を張れる俳優とは言い難いと思いました。 なんといいますか、ミステリー映画の体を成してないと感じます、海外2時間サスペンスドラマみたい。 流れは悪いし、これといってドキドキ、ワクワクするような演出もなし。 もう最初から「ひょっとして犯人て・・・」と予感してしまうセリフが早いうちに出てくるし、 2人目の犠牲者が出たとこで確信しちゃったわよ、観てるこっちを惑わすような演出がほしいところです。 いちばん犯人ぽいといったら風貌からしてグレン・クローズで、だからこの人は絶対違うと観る前からわかっちゃうのもちょっと残念かな。 犯人と殺人の経緯、動機を関係者全員の前でじっくり明かしていく探偵さんというシーンもなく、あっけないラストで余韻に浸ることもなく終わってしまいました。 まさに「年に一度あるかないかのはずれ映画」でした、期待があったからよけいにそう思うんですけどね。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2019-10-31 12:55:23)(良:1票) |
84. アイズ ワイド シャット
かなり前に途中まで観てつまらなくてやめた、ちょっと前にCSで何回も放送された時になんとか観られました。 ・・・正直びっくりしました。ええ、内容とかテーマの他愛の無さにです。ウィリアムって男はなに??今でいうところの草食系か??? いや~まさかキューブリックという人が夫婦間の再構築に興味があるとは思いませんでした。 こんなどうということない誰でもおぼえのあるようなことを、70歳にもなってなんでここまで面倒なことして表現しようとするのか、そのわけがわからない。結婚して10年過ぎたあたりから、私は結婚制度そのものが(特に一夫一婦制)人間にとって合ってるとは思えなくなってきているのでそう感じたのかも。 本作を観て思ったんですけど、キューブリックはエロスのない人ですね。キューブリックにとっての「ファック」ってなによ?罵り言葉としてのほうがその意味合いが強いんじゃないかとも思ってしまった。 確かに映像はきれいですね、ニューヨーク?そうは見えなかったなぁヨーロッパの街みたいだった。 印象的だったのはニコール・キッドマンの何か淡々とした冷めた演技でした。 あと、トムとニコールはこの後に離婚した、出来すぎだし・・・ [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-04-09 17:34:48) |
85. アンブレイカブル
冒頭の赤ちゃんと列車事故のシーンでこれから何が起こるのか期待した私がバカでした。「なめとんのか!」これが見終わった後、浮かんだ言葉。出てくる人がみーんなやたらと暗くて深刻なのね。そのわりには言ってること、してることに説得力がないの。特にあの子どもらしくない子役が不快。ラストのあのオチも「な~んだ~思い込みの激しいオタクだったのね」でした。雨合羽着て、死闘を繰り広げたブルースの立場はどうなるんじゃい!まあ、人助けはできたわけだけど。深刻な表情と演技とイワクありげな作りが災いしたと思う。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2003-11-27 23:47:21)(笑:1票) |
86. アリゾナ・ドリーム
ジョニー主演だというのに未見でした、なんとなく肌に合わない気がしたし確か同じころ「ギルバート・グレイプ」があってそっちが無茶苦茶良かったから本作は忘れてしまったかもね。 どのシーンも背景やセットはかなり良いですし、20年ほど前のジョニーはほんとに美しい。しかし内容が支離滅裂といいますかはっきりいって「無」でしょ、最初から最後まで全く盛り上がることもコーフンすることもなく淡々と映像全体をぼーっと眺めて終わる映画も私にとっては珍しいことです。残念な内容でした。 この監督さんの他の作品は観たことないのですけど、元々アメリカとアメリカ人をバカにしてるのかな?そんなことも感じてしまいました。 ただアメリカ物で好きなものが「レイジング・ブル」「北北西に進路をとれ」であり、ボニーとCWでありジェリー・ルイスであるわけなのかしら。 無駄にリキんでいるようでもあり、嫌味すら感じる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-02-16 10:27:41) |
87. 悪魔のような女(1996)
聞くところによるとシャロン姉さんは監督に文句タラタラだったそうですよ。で、誰がいちばん悪いの??ラストでイザベル・アジャーニがキャシー・ベイツに殴られたと記憶してますが、なんか腑に落ちませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2005-12-24 23:13:42) |