1. 悪魔のかつら屋
《ネタバレ》 オープニングクレジットまでは彼の遊びが効いてて軽快なPOPが流れていいんですよ。個人的には結構好き。でも問題はそっから。全編70分ちょいのうち半分は話に全く何も関係ないシーンをぶち込んでるので間延び感がすごい上なんでそんなのをぶち込んだのか理解不能。主人公の女の勝手気ままの探偵ごっこのイメージを植え付けたいだけなのか・・うーん、そうしたらドライブシアターなんか何も繋がりがない。。。うん、謎だ。かつら屋自体も頭皮をもぎたいのか人体破壊をしたいのかいまいちよくわからないので変にグロさが浮いてるような感じというかほぼワンパターンであっという間に殺してしまうのでねっとりさもイマイチ。かつら屋のおばはんがずっと頭がおかしくてただの置物のナポレオンを主演級の扱いをしているのはなんか面白かったです。ラストウィッグを買いに来た親子の娘は髪切ったはずなのに普通に髪が長くてファッ!?となりました。いやいや、なんだこれ [DVD(字幕)] 2点(2022-05-21 00:11:30) |
2. ある戦慄
《ネタバレ》 モノクロの怖さとBGMの不釣り合いさが恐怖を覚える理不尽さと不快さがたぷーりな言葉の暴力映画の真骨頂。前半と後半のバランスが絶妙で乗客各々のバックグラウンドに何かしらワケがありほぼ全てが自己中心的。他人に何をされても自分よければすべてよしでチンピラに絡まれてその本性が出てきてしまうのは見ていて怖い。一つの部屋と化した電車の車両の中で人ってここまで愚かになれるのは凄い事ですが暴力が一切なしで行動と言葉だけで性をここまで引き出せている脚本はもっと凄い。最後の無言と無音の戦慄はこの映画一番の不快さを味あわせてくれるシーンですね。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-27 11:47:56) |
3. アメリカを斬る
《ネタバレ》 メディアを皮肉ってるんでオリバー・ストーンの「トーク・レディオ」的なものかな、と思ってたけど全然ちゃいました。ドキュメンタリータッチでホントに民主党大会に乗り込んで撮影してるって言うところがあり得ないしそこで暴動も起きちちゃうリアルすぎる光景は映画とは思えない。こういう手の映画って脚本があんまりよくなかったら演技が浮いてて内容の重さがあんまり伝わってこないことがたまにあるけどカメラマン出身の監督が技術を生かした素晴らしいアングル構成と臭さを感じない演技はニューシネマ時代としてはかなり突出してるかと感じます。 [DVD(字幕)] 7点(2012-01-17 10:25:39) |
4. あの胸にもういちど
ストーリーがあるようでないような、アラン・ドロンが出てても主演はおもくそマリアンヌ・フェイスフルでナイスバディな裸にレザースーツというのがたまらん。あんな顔して普通に「この前は時速200kmでかっ飛ばしちゃったわ」とかいうもんだから完全なるバイク野郎(笑)高速道路?かな、交通量の多い道路でも意外と狭いのが時代を感じるなぁ。奇抜な映像美が目を見張るけど空想と現実がごちゃごちゃとして出てくるので後半よくわかんなくなってくるのはちと残念ですがラストはうーん、ヘルメットもせずに雑な運転してたからいつか事故るとは思うしその前に一度そんなシーンがあったけどまさかもう1度くるとはなぁ。妄想と空想をしながらのバイクの運転は注意しましょう。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-21 11:26:37) |
5. 雨の午後の降霊祭
静かなサスペンス映画ですが戯曲の映画化と思ってしまうほどストーリーと気弱な夫が似合いすぎるリチャード・アッテンボローと狂気のキム・スタンレーの演技の完成度がめちゃくちゃ高い。モノクロ映画ならではの黒と白を基調とした怖さがあり普通の映画になってないところがよかったですね。後半マイラに真実を語るシーン、あのアッテンボローの顔はたまらんわ。この映画を見てて何年か前に韓国で霊能力が全くないのに霊能力者と名乗って金を稼ぎ大問題になった事件を思いだしてしまった。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-30 13:32:51)(良:1票) |
6. 歩け走るな!
アメリカ映画で外国を舞台に変な日本表現はよくあるけど日本を舞台に変な日本表現は珍しいんじゃないかなぁ。別に際立って変じゃないけど妙に60年代の日本らしさをだしててなんか気持ち悪いや。風呂屋にケイリー・グラントがいるって(笑)バスタオル巻いて湯船につかるって(笑)東京オリンピックを絡ませて結構ベタベタなストーリーなんですけどオリンピックの競技中にケイリー・グラントが乱入して競技者としゃべったり競歩らしくない競歩をしてたジム・ハットン、ありゃないやろ(笑) [DVD(字幕)] 6点(2010-08-17 18:51:20) |
7. アンツィオ大作戦
ロバート・ミッチャムらしい茶目っけな演技が印象的ですがいつもの戦争映画とは違う視点で描いたのは新鮮な感じがしましたし、邦題に「大作戦」と入ってますが大々的な侵攻作戦とかそんなんでもなく、主題となるストーリーもちゃんとあるし戦争らしい悲惨な結果が出てくるけどミッチャムのとぼけたような演技のお陰?かな、シリアスさをあまり感じない娯楽が強い映画のようにも感じます。一風変わった戦争映画、として見れば普通に楽しめる一品かと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-25 13:34:22) |
8. アルフィー(1966)
若い頃のマイケル・ケインってほんとかっこいいけど・・女癖悪すぎっ。カメラに話しかけるスタイルは斬新なんだけどもどーも話に飲み込みきれないというかケイン演じるアルフィーをいまいち理解しきれないというかなんというか。人を人として見ないところがすごいうまく表現されてるんですよね。それがダメさにつながってるのかと。でも男の自分が見ててイラーッってすることがたまにあるのでもう1回は見たくない気分です。 [DVD(字幕)] 5点(2009-04-30 11:21:16) |
9. アパートの鍵貸します
会社じゃ気前のいいサラリーマンだけど私生活になると寂しい人柄を演じているジャック・レモンがさすがだな~。やや長めのロマンス・コメディだけどシャーリー・マクレーンの笑顔がなんともいえない素敵さ、たまらん。台詞のなかでキューバのことが出てくるけどこの頃からカストロはキューバの政治家として有名だったんだなと考えると40年以上独裁政治が続いてるんだなと。なんか違うことで頭がいっぱいだ(笑) [ビデオ(字幕)] 7点(2007-04-13 18:35:01) |
10. 悪名高き女
なかなかいいですねぇ。ベテラン域に達したころのジャック・レモンはドラマが似合いますが、若いころの彼にはコメディがやっぱり似合いますねぇ。。キム・ノヴァクに振り回されたり上司にあれこれされたりと結構笑えます。終わり方なんかはまるで漫画を見てるような感じだったなぁ。でもこの頃のコメディ映画では珍しくヘリコプターが出てきたのはちょっと意外。。うーむ、、、キム・ノヴァクめっちゃ綺麗や。。。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-23 22:39:34) |
11. アラバマ物語
大きく分けると前半がスカウトとジェムがブーに対する好奇心を描いて後半がアティカスの裁判シーン。黒人差別も混ぜてよくできてます。でもその2つの話がいつ繋がるのかちょっとドキドキしてましたけどそれがラストに絶妙すぎる繋げ方の上手さに半分脱帽。メアリー・バダムがアカデミー賞助演女優賞にノミネートってのもちょっともったいないような感じもいたします。まぁ邦題の意味がイマイチわかりませんが。 8点(2005-03-15 09:49:20) |
12. アルバレス・ケリー
牛を武器に敵陣を突破するですか~、なかなか考えましたね。逆転の発想って感じかな。 5点(2004-07-30 12:02:40) |
13. アッシャー家の惨劇
《ネタバレ》 なんとも言えないような雰囲気やった。まぁフィリップはアホというか頑固というか・・・。なーんかストーリーもいまいちわからんなぁ~と思って監督見たらロジャー・コーマンやん!原作がエドガー・アラン・ポーやからちょっとはマシかなぁ~と思ったけどまーぼちぼちかなぁ。ただヴィンセント・プライスの不気味な雰囲気がど~も怖かったwでも!でも!ラストはどーいうこっちゃあ!!!!!!!崩壊するんなら分かるけど沈むて・・・。まあコーマンやから許すケドw 5点(2004-02-16 11:31:25) |
14. 明日に向って撃て!
この映画を見るとなんか悲しい気分になりました。 7点(2002-10-24 20:10:13) |