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1.  悪党(1965)
「仮名手本忠臣蔵」の元ネタ(というか元着想)にもなった、高師直と塩冶高貞のあの話です。これを正面から堂々と映画化した志の高さは、評価すべきなのですが・・・役者陣は頑張っているはずなのに、平坦な場面と台詞回しが延々と続くだけで、いっこうに盛り上がらない。多分、舞台用の脚本をそのまま持ってきてしまったのではと思いますし、それに映画としての工夫が加わっていません。若き日の岸田今日子さんの品格あるお姿については、見た意味がありました。
[DVD(邦画)] 4点(2023-10-16 23:57:12)
2.  暗殺(1964) 《ネタバレ》 
清河八郎とはまた、何とも主人公にしにくい人物にスポットを当てたものだな・・・と、逆にこれをどうするのかを興味深く見たのですが、結局、何ともなっていませんでした。特段活躍らしい活躍は何もしていませんし、格好良い場面も見当たりません。回想その中の回想と連続する構成も、見ていて疲れてきます。最後に京都でひっくり返して攘夷宣言をするのですが、そこだけですよね。しかも、一瞬だけ近藤勇と土方歳三が出てきますが、彼らこそ、清河と決別するところから歴史を始めたわけですし、むしろそこに全部持って行かれてしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-08-17 01:26:41)
3.  アンドレイ・ルブリョフ
何かすごく壮大なものを作ろうとしているのは分かるのですが、内容にはほとんどついていけませんでした。
[DVD(字幕)] 4点(2023-04-17 01:16:29)
4.  赤毛
三船敏郎が重々しすぎて、この主人公の役にまったく合っていないというのが最大の難点なのだが、脚本もかなり今ひとつだと思う。ラストのくだりなどは、それまであれこれ持ってきていたのを処理しきれておらず、グシャグシャになってるし。高橋悦史先生と寺田農先生の出番が割と多めだったのは、ちょっと嬉しい。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-08-24 00:23:20)
5.  アルフィー(1966)
主人公がいろんな女性を渡り歩く、という一言でまとめられる作品。ただその場合、相応に各女性に個性があったり、それに基づいて関係性の違いなども際立たせたりしてくれないと面白みがないのですが、およそその辺は考えられていません。マイケル・ケインの最後まで突っ走るテンションはなかなかですが、結局は役者頼みでした。そういえば、若い頃のマイケル・ケインは誰かに似ていると思ったのですが、若い頃の渡瀬恒彦ですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-05 02:24:28)
6.  雨のニューオリンズ 《ネタバレ》 
導入部分で、いわくありげなプロローグ、そしてレッドフォードの登場からその一夜を30分以上かけて描く丁寧さと、なかなか期待を感じさせる。ところがその後もずっと同じような感じで、そこまでいくと丁寧というよりは、単に進行が遅いだけなのです。ヒロインが街を出てからは(そのためにブロンソンを引っかけるというのはなかなかトリッキーだが)、さらに何か空気が落ち着いてしまって物語が沈滞しています。母親が再登場してからはやや持ち直しますが、そこまででした。あと、語り部のあの少女も、作中でもう少し有効に使えなかったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-02 01:57:57)
7.  アラベスク
真面目に作っていることは分かりますし、ペックもローレンも頑張ってはいるのですが、なぜかそれが面白さにつながらないのですね。なぜかというと、やっぱり脚本がつまらないのです。逃げているときでも追っているときでも心理戦の場面でも、説明がやたら多いです。そうすると、役者の芝居の余地は削がれてしまいますし、そんなに説明する余裕があるということは、その場面にはスリルがない、ということにもなってしまいます。原作を映像的に再現するだけで手一杯だったのかな、と思ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-28 01:59:13)
8.  秋津温泉 《ネタバレ》 
とりあえずメロドラマというものを作ってみたい~~!という制作側の執念は痛いほど伝わってくる作品。よって、どこまでも主人公の2人を主軸に据える視点はまあ悪くないのだが、致命的なのは、脇役にまったく配慮されていないこと。こういう筋だったら、脇役を通じて主人公の存在や変化を浮かび上がらせる、というのが重要な手法なんだけど、場面はどこまで行っても2人の上にしか設定されないので、進めば進むほど単調になり、袋小路に至ってしまっている(大体、神山さんとか名古屋さんって、どこに出てたんだ?西村さんの出番は、もしかしてあの飲屋の一瞬だけか?画面内で顔をきちんとキャッチしてあげない殿山さんの扱いもひどいぞ)。また、すでに指摘されているとおり、17年の経過というのが台詞で言われているだけで、映像上も芝居の上でも表現されていません。美術陣と撮影陣(ロケ地選定含む)の頑張りでそれなりの形にはなっていますが、それだけではだめということです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-04 23:34:47)
9.  あゝ陸軍隼戦闘隊 《ネタバレ》 
加藤隼戦闘隊を率いた加藤隊長の伝記的半生記です。空中戦描写もあることはありますが、どちらかといえば、日常の中でのいろんな人とのやりとりを地道に積み重ねた描写という印象です。その中でも、藤村志保扮する奥様との見合いの場面で一気に結婚が決まるくだりとか、遺族訪問の場面で奥様を叱りつけたところ、返す刀で遺族からそれを叱りつけられたりとか、会話の一つ一つがいちいち引き締まっているのが、逆にある種の緊迫感を保っています。終盤は妙に情緒に流れている気がしますが(特に、人が死ぬごとの「絶叫シーン」)、まあ許容範囲内です。しかし、隊全体というよりも、その長である一人の男の半生記なのですから、このタイトルはもうちょっと考えた方がよかったと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2021-12-31 19:28:12)
10.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
背景やディテールの説明はびっくりするほど省いて、粛々と淡々と進んでいく。しかし、一つ一つのシーンの重量感と説得力が異様で(主人公の青年の目力も込み)、加えて場面設定の趣旨目的が明確であるため、なぜか内容が把握できてしまう。しかもその過程で、フランスにもアルジェリアにも肩入れせず、ただ起こっていることを忠実に追っているため、見る側の予断も排除できるような作りになっています。また、モノクロにしたのも正解であるのみならず、その中で光と影を巧妙に駆使し、画面の迫力を高めています。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-19 01:25:03)
11.  アラスカ魂 《ネタバレ》 
ジョン・ウェインが何とか頑張ってアホコメディの主人公を演じようとしているのですけど、これがまたどうやっても合ってないというか・・・この人は、例えば「リオ・ブラボー」の階段コケシーンみたいに、真剣に格好良くやっているときにアホが混じってしまうときの方が、よほど味わい深くて面白いと思いますが。演出も終始グダグダで、最初と最後の集団乱闘シーンなんか、あまりの締まらなさに目を覆いたくなります。ヒロインのお姉ちゃんが出てくるシーンは比較的マシですが、あの弟ビリーとやらのうざったさは何とかならなかったのか。画面上どこまでも邪魔。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-12-23 00:01:16)
12.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
多分哀しい女学生の情緒一直線的描写になるんじゃないかとか、こんな重いテーマで吉永小百合はきちんと演技ができるのかとか、いろいろ危惧していたのですが、意外にきちんとした内容でした。まず、前半の青春生活のところを、明るくなりすぎない程度にきちんと押さえている。エキストラ使いまくりの運動会の「拡がり感」がよい(そして後になってみれば、「それだけの若者がここにいた」という痕跡としても機能している)。それに先だっては、なぜか登場する現代パートの渡哲也。このアバンギャルドな構成も、それほど浮いておらず、ある種の楔として残っている。中盤の卒業式や池の水浴びのシーンの焦点の絞り方もなかなかですが、この辺から、(やっぱり)何かあるたびに泣いたり叫んだりしているのは、結局最後の解散命令やお別れ会の重みを削いでいるんじゃないのかな。それと、最後に2時間ドラマのラストのごとく岸壁に立つ2人、あれはいかんでしょ。そこに行く理由がないですし、その前に絶望しきっている心理の描写があることともつながりません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-01-13 02:53:14)
13.  愛と死の記録
前置きも背景も何もなしで2人が勝手に盛り上がっているので、追いかけようがないのです。途中から不協和音的音楽を延々とかぶせてくるのも、何かを狙っているのかもしれませんが、内容がついていってないので、浮きまくっています。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-01-10 00:49:59)
14.  ある戦慄 《ネタバレ》 
設定とあらすじからは、チンピラ2人組が延々と暴力で車内を占拠し・・・みたいなのを想像していたのですが、大きく違う。最初、ビリヤード場のマスターや通りがかりのカップルに、何かしそうでしない(「強盗をする」と具体的に計画したときだけ、他人に手を出している)。むしろこの2人の行動を組み立てているのは、成立していそうでしていなそうでやっぱりしているような会話群。それを一気に見せ切る序盤でスリルが高まりますが、返す刀で、そこから実に前半の50分が、乗客の列車までの道筋に費やされている。いよいよ2人が車内に登場した後は、すでにふれられていますが、直接的な暴力はほとんどなし。むしろ、中途半端に頭がよく、微妙にずれているので対応が困難な言葉責め攻撃によって車内を制圧する。この呼吸感、空気感、押しと引きが見事です。挙げ句の果てには、事態が解決したのにハッピーさのかけらもない無言のエンディング。二度と見たくはないのですが、見る価値は十分にあった作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-07-17 01:08:54)
15.  アラモ(1960)
不必要に長いのもなんですけど、そもそも何か差し迫った危機や緊急性があるように見えず、全体の雰囲気がのんびりしているのです。外形を取りそろえたところで制作側が満足してしまったように見えます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-04 04:21:06)
16.  暁の用心棒 《ネタバレ》 
これはまた何ともつまらなかった・・・。主人公の動きも筋の流れも役者の芝居もものすごく適当で、一丁上がりで作ってしまった感満載です。最後のガトリング銃なんかは何とか盛り上げようとした形跡が窺えますが、それを使う必然性がないので、意味がありません。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-02-18 21:59:39)
17.  愛と死をみつめて
せっかくの実話ベースなのに、描写が凡庸で、この頃によくあった闘病話作品と何も変わらないのです。脇役陣にも名優の数々を投入していながら、ほとんど生かされていない。印象に残ったのは、原作から引っ張ってきたとおぼしき独白の台詞のみ。
[DVD(邦画)] 3点(2018-06-28 04:01:04)
18.  アメリカ アメリカ 《ネタバレ》 
エリア・カザンのルーツ自伝的作品だということなのですが・・・モノクロの映像パワーをはじめ、あちこちで力が入っているのはよく分かるのです。しかし、びっくりするほどに、前と後がつながっていない。そうすると、主人公が何も考えているように見えないし、また内面に一本の筋があるようにも見えない。結果、一番大事な最後のアメリカ到達のシーンが、予定調和にしか見えないのです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-28 00:04:04)
19.  赤穂浪士 《ネタバレ》 
最初の方は、浅野家とも吉良ともあまり関係ない一般庶民の生活が延々と描かれて、まあそういう趣旨の作品なんだろうと思って見ていたのですが、松の廊下が出てきたときには「え?やっと?」と呟いてしまいました。あの流れだったら、むしろあの刃傷沙汰すら、逆に庶民や家臣の伝聞台詞と受けのアクションだけで通過しそうな勢いを感じましたので(忠臣蔵を見に行ってあのシーンがなかったら、暴動が起きるかもしれませんが・・・)。その他の趣向としては、内蔵助と千坂兵部の二項対立図式みたいなのをしたかったっぽいのですが、あまり機能してないかなあ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-12-23 13:29:29)
20.  アルバレス・ケリー 《ネタバレ》 
あれ?これって牛を運ぶ話じゃなかったっけ?と前半は自分が何を見ているのかを数回確認してしまいました。後半はまあ、それっぽくなってきますが、各登場人物の背景にまで踏み込んでいないので、「最後の大突撃が撮りたかっただけなのでは?」という疑いを禁じ得ません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-02-04 20:46:07)
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