1. 愛と追憶の日々
亭主の方はともかく、女房が浮気して寝てしまう、その母親も隣家の男と寝てしまう。それを聞いた娘がキャキャッと喜んだりして。この辺、コメディータッチでスッスッと話が進んでいくのですが、こういう事って実際どの程度まであり得るのだろうか。人には余り言えないけど結構日常的な出来事だという共通認識があるような気がしないでもないし。その辺を思い切って映画化した点もアカデミー賞獲得の一つの要素かも。 7点(2003-05-29 11:59:22) |
2. アルマゲドン(1998)
直径がテキサス州と同じ位の小惑星が18日後に地球に激突し人類が絶滅するという絶体絶命究極の危機に、核で小惑星を爆破する計画に選ばれたのが、とても信頼もできそうもない軽薄でお調子者のヤクザまがいの男達。ロシアの宇宙ステイションにドッキングしたらそこにいるのはまたまたとてもありそうもないバカ男。全然リアリティがないですよね。所詮映画なんだから、そんなことは関係ないというのか。でもそれではせっかくのラストの感動場面も感情移入出来ません。日本人がこんな作り方したら非難ごうごうと思います。アメリカ人の感覚というか監督のセンスというか理解できません。 4点(2003-05-04 11:51:27) |
3. アウトブレイク
台詞がやたら早口で、重みが全くない。テーマも深刻で、役者も超一流なのに何か上滑りをしている感じ。もしかして吹き替え版で見たのでそれが原因かなと思いもう一度字幕版で見たところ案の定、そうでした。このディレクターは一体何を考えているんだ。アホか。何百人も死んでいるというのにまるでエキサイティングな見せ物が展開していますてな調子でアナウンサーがしゃべってるし、せっかくのダスティン・ホフマンの台詞も軽くて軽くて全然事の重大さが伝わってきません。吹き替え版は必ずしも悪くないんですが今回は大失敗。ストーリーは、市民全員を殺さなければならないという必然性に今一リアリティがなくちょっと弱い。 6点(2003-01-05 12:08:03) |
4. アラビアのロレンス
広大な砂漠、第一次世界大戦を背景にした西欧とアラブ社会とのぶつかり。確かに大作です。こういう映画ってやっぱり大画面で見ないと本当の面白さは伝わらないですね。大体、なんでイギリスがエジプトなんかにいるのか。当時は別に不思議ではないんでしょうが、現代から見るとやっぱり違和感があります。この辺の歴史的背景に不慣れな日本人ではなかなか理解しがたいですよね。個人的な好みですが、ピーター・オトゥールが良くありません。たれ目でまつげが長く、猫背で痩せていて、ちょっとなよなよっとしていて、アラブの英雄といったイメージが全然わきません。 6点(2002-10-29 17:35:27) |
5. アパートの鍵貸します
しゃれてますね。こんな映画が作れるのは監督のセンス、能力なんでしょうね。最後もハッピーエンド、いいです。いいです。 9点(2002-09-26 17:17:44) |
6. 雨に唄えば
もう50年も前の映画ですが楽しいですね。愉快で明るくて、人生はもっともっと楽しむためにあるんですよそんな感じ。ジーン・ケリー、いいですね。デビー・レイノルズもかわいくていい。カラー初期の作品と言うことで、色は特に意識したんでしょうね。画面がとっても綺麗です。 9点(2002-09-26 17:12:55) |
7. アマデウス
モーツァルトって、あんな人間だったんでしょうか。嘘ですよね。あれだけの天才音楽家がこんな描き方をされたんでは浮かばれません。切り口としては面白いんですが…・・ 6点(2002-09-26 17:11:02) |
8. アニー・ホール
テンポが速く、登場人物もインテリ、会話も結構ひねっていて字幕で見たときは余りおもしろさが分りませんでした。でも吹き替えでもう一度見ると、前後関係がよく分り、とっても面白かったです。字幕だと二割から三割理解が悪くなるんでしょうか。 7点(2002-09-26 17:08:17) |
9. 愛と哀しみの果て
ハッキリ言って退屈な映画でした。ピンと来ません。ある富豪婦人の回想録。ロバート・レッドフォードとの浮気。大画面で見るとアフリカの雄大な大自然に感動もしたかも知れませんが、DVDで見たので特に印象に残りません。 4点(2002-09-26 17:06:07) |
10. アメリカン・ビューティー
面白かったです。笑わせてもらいました。確かに、こんな冷め切った、形だけの家庭も現代アメリカには多いのかも知れませんね。ケビン・スペイシー、アネット・ベニングみんな芸がうまいですね。ホント感心します。 10点(2002-09-26 16:56:44) |