1. アルタード・ステーツ/未知への挑戦
序盤は興味を惹かれたのですが、メキシコ行って以降はポカーン状態。失笑ものの結末と併せての時間を損した愚作。 [DVD(字幕)] 3点(2024-04-28 22:59:59) |
2. 悪魔の追跡
ピーター・フォンダ、ウォーレン・オーツ共演に釣られて鑑賞。 「ウィッカーマン」を思わせる嫌~な展開。 安っぽい音楽と泣き喚くだけの女性二人に興醒めしたものの、そこそこ頑張っていた男性二人に引きずられて完走出来ました。 ゾクッとしたラストショットが印象的。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-10 16:39:08) |
3. アリスの恋
スコセッシらしくない短い尺でのアリス親子のロードムービー。 スコセッシらしいというのかゲスい大人達とこまっしゃくれて小うるさい子供という誰にも共感出来ない登場人物に肩が凝る。 極め付けがエレン・バースティン 大して上手くもない歌を初めとして私的に何一つ魅力を感じず、オスカー受賞に「何で?∞」 女性の自立を謳っていながらあの結末に白けるところです。 [DVD(字幕)] 4点(2023-09-29 16:26:49) |
4. アルフレード アルフレード
観たいと思ってから45年、念願叶っての鑑賞。 ダスティン・ホフマンのヘタレっぷりは流石の名演尚且つ35歳の瑞々しい姿に魅入りました。 しかしながら、彼の内面を一から十まで言葉にする演出に辟易 そしてマリア・ローザの度が過ぎたキチガ〇ぶりが観るに堪えなく、コメディのコの字も感じられない不快作で残念。 当時イタリアに於ける離婚法に絡めたハナシというところに+2点。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-10 16:50:52) |
5. アリス・スウィート・アリス
《ネタバレ》 ブルック・シールズ12歳デビュー作と言うことで鑑賞。カレンはまさに可憐な美少女、別次元の美しさ。あっという間に退場してしまい呆然。ブッサイク(ゴメン)なアリスの「コラッ! 大人を舐めとったらアカンで、この・・・以下自粛」あまりの性悪さ加減に、実はこのガキは無実で真犯人はカレンではなかろうかと思い始める。いまいち話が分かりづらい、モヤモヤしているところでの犯人ご登場に「アンタ誰?」戻して調べ「あぁ、アンタか」動機不明で結末までグダグダ。「赤い影」もつまらなかったですが、「黄色いコート」もしょうもないオハナシでした。ブルック・シールズでなければ闇に消え去ってたであろう激駄作です。 [DVD(字幕)] 3点(2021-07-21 02:00:51)(笑:1票) |
6. アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス
いやぁ、これは珍品にして掘出物であるシュワちゃん23歳でのデビュー作。胸を始めとした「筋」と名の付くところ全てが人間離れしたパンパン具合。全編に亘っての「棒」な台詞回し&キレ無くぎこちないアクションが何故か微笑ましい。ストーリーが意外と小じっかりしており、ネズミ男のようなプリッツィもなかなかの味わい深さ。大勢の悪漢達が素手で立ち回っているのに「誰か撃てよ」と突っ込むのは野暮なのでしょう。この後、大スターとなり富と名声を得て、挙げ句に知事としての名誉も得るというのを当時のキャスト・スタッフは誰も想像しなかったのではと思うシュワちゃんの超人振りが感慨深い作品です。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-04 19:11:27) |
7. アイザック 繋がれし少年
リー・ヴァン・クリーフ登場時、三下野郎ぶりに本当にリー・ヴァン・クリーフなのか一時停止で確認。鼻は彼なのですが、弛緩した顔つきは哀愁とは無縁でやっつけ仕事をみせられました。ストーリーも同じ類い。更に邦題も。繋がれてたのは少年じゃないでしょ(怒) [DVD(字幕)] 2点(2020-09-01 11:35:34) |
8. アタック・オブ・ザ・キラートマト
予備知識ゼロで鑑賞。トマト大好き、トマトジュース大好き、ブラッディメアリー大好き。愛しのトマトがコケにされた悶絶駄作。アカンわ。 [DVD(字幕)] 0点(2019-04-26 14:17:23) |
9. 赤い影
《ネタバレ》 お目当て及び予備知識無しでの鑑賞。監督、主役二人に「これは良作かもしれない」物語の冒頭で「これは傑作サスペンスかもしれない」 異国情緒溢れるヴェネツィアに更に盛り上げられた期待が老姉妹の登場でフリーフォール。安物のオカルト話は凝った映像をもってしても白けるばかり。異様に長いベッドシーン(4~5分はあったか)は生々しさがAVとしては気品ある逸品なものの(ジュリー・クリスティがこのシーンを了承したのに仰天)物語での必然性を感じない話題作りに思えるものだった。 余談ながら、本作が英情報誌「Time Out London」が発表したイギリス映画のベスト100(100 best British films)で「第三の男」を抑えて1位に輝いたと言う事です。感じ方は人それぞれを思わされます。 [DVD(字幕)] 5点(2018-10-21 00:12:23) |
10. 愛人関係
アラン・ドロンは超絶オトコマエで絵的には完璧だけど、キャラクターの行動原理に無理があり綺麗な彼を淡々と眺めるだけに。ミレーユ・ダルクは顔立ちが我が町内会の奥さんに似ていて女優らしからず、演技も幼稚で盛り上がらない。プライベートで愛人関係にあった二人を思うと、自己満足感に浸っているようで白けてしまう。道化役クロード・ブラッスールの健気な頑張りに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2018-10-02 16:21:37) |
11. アシャンティ
予備知識はフライシャー監督作のみ。オープニングクレジット冒頭に、アフリカにおける人身売買は今なお存在する、本作は実話に基づくと示され、郷愁を誘う音楽と共に流れるオスカー受賞者が居並ぶキャストの豪華さに、まだ見ぬ傑作を引き当てたんじゃないかとワクワクしたのだが、奴隷商人にかどわかされた妻(最初は同僚にしか見えなかった)の奪還劇に過ぎないハズレ作品だった。レックス・ハリソン、オマー・シャリフ、ウィリアム・ホールデンは脚本を読んだ上で出演したのだとすれば、監督に「こんな役なんだけどちょっと出演してくれないか」「う~ん、何じゃこりゃ、ま、暇だし、君の頼みでもあるから出るよ」という事なのだろうか?ピーター・ユスティノフは倫理観の「り」の字もない商売人を好演。マイケル・ケインはどこか傍観者のようなこの人特有の味わいを見せる。初めて観るカビール・ベティは可もなく不可もなく。この三人のホテルの一室での対決模様はそれぞれの胸の内が透けて見える本作唯一の名場面で点数の全てを。ラストショットはフライシャー監督とは思えない凡庸さで残念無念。 [DVD(字幕)] 5点(2018-04-29 00:44:54) |
12. アギーレ/神の怒り
《ネタバレ》 ヴェルナー・ヘルツォーク監督とクラウス・キンスキーの最凶タッグの90分に亘る狂乱模様におなか一杯。心意気だけの歪んだ男のロマンの結末がリス猿の大群というのが侘しいが、このまま朽ちる事無く一花も二花も咲かせるのだろうと思わせるアギーレが印象深い。 [DVD(字幕)] 7点(2018-02-17 16:24:44) |
13. 愛と喝采の日々
特筆すべきはアン・バンクロフトの美しさで一目惚れ分+1点。エマとディーディーのエミリアを巡る確執に、スターになった者となれなかった者、母親になった者となれなかった者が、それぞれ自分で選んで歩いてきた道を振り返り後悔と嫉妬で身悶える虚しさを見せられます。バレエのレッスンシーンや舞台シーンの格調高さと肉体美の極みに惚れ惚れしました。 [DVD(字幕)] 9点(2017-08-31 16:18:13)(良:1票) |
14. 暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ
《ネタバレ》 目当てはトランティニャンでしたが、フィリップ・ノワレの前に霞んでしまいました。頑なにデビットを守ろうとし、妻を寝取られても許す姿は私の理解を超えるものでした。彼だけは助かって欲しいとの願いが砕かれる覚悟の面持にやり切れない思いが募ります。冷静に考えると粗の目立つストーリーですが、何とも言えぬ物悲しさに冷静さが奪われる作品でした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-10-13 00:12:32) |
15. 愛の嵐
ゲットーでのルチアの胸中は諦めだと思っていましたが、再会からの展開を見ているとそれ以外に何かあったのか考えさせられました。しかし、これみよがしな「退廃」が前面に押し出されており、何なのかは判らずじまい。マックスはただのアブノーマルな男にしか見えず。陰鬱な画面の中での二人が辿る結末に監督の独り善がりを感じました。 [DVD(字幕)] 4点(2012-01-05 02:54:06) |
16. 愛の狩人
某作品の「女は子宮でモノを考える」のお説が思い浮かぶ、脳味噌が海綿体から出来ている野郎二人の安物の欲情をひたすら見せられる。アホクサ。 [ビデオ(字幕)] 0点(2009-10-30 14:08:38) |
17. アイガー・サンクション
ジャック・キャシディ目当ての鑑賞。彼の魅力が活かされていない中途半端な役どころが残念だったのはともかくとして、肝心のクライミングシーンは滑落のハラハラ感のみで、明かされる真相へのハラハラ感がありません。せっかくの舞台が活かされていない展開と結末はいけません。 [DVD(字幕)] 4点(2009-08-15 21:21:11) |
18. アニー・ホール
《ネタバレ》 男女の心模様を描いた本作は、数々の映像手法が工夫された見事な発想です。また、アルビーの怒涛の喋りが印象に残りますが、何を語っていたかは殆ど心に残りません。自己の狭い世界から物事を捉え常に他人を見下して否定し、「人生は惨めだ・・・」と自己をも否定している彼が発する無数の言葉は、アニーの「貴方は人生を楽しめない人」の一言にかき消されてしまいます。お友達止まりも止む無しでしょう。始終癇に障り、鑑賞後は肩が凝ってしまいました。一息入れて、彼を冷ややかな視点で捉えた作品であるのかもしれないと思い点数を上乗せしました。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-20 03:35:08) |
19. 暗黒街のふたり
4,5年前に一度観たきりです。ドロンが最期にギャバンと一瞬視線を交わすシーンが語る更生する事の厳しさ、罪に対する罰の非情さを嫌と言うほど思い知らされますが、まっとうに生きる事はもっと厳しい事ですので、本作の結末は致し方ありません。二度と観たいとは思いませんが、出会えて良かったと言える作品です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-24 21:37:17)(良:1票) |
20. アデルの恋の物語
イザベル・アジャーニの原点であり、物語の展開は手に取るように分かりました。燃える様な想いもお互い何時変わるかも分からなく、人の心とはそういうものであり、理屈ではないその事を責めたり責められたりしても何も得るものがありません。愛されなくても愛するという一途な想いも、その想いの振りかざし方が肝心で、愛する気持ちが人を美しく、賢く、強く、優しくしてくれるはずなのに、醜く朽ちてしまったアデルは無残です。本屋さん、下宿のおばさんといった暖かい心の持ち主と接していただけに残念です。 7点(2005-03-20 16:36:09) |