2. アンデッド
単なるゾンビ映画と思って観たら、一癖も二癖もあり、良い意味で裏切りまくってくれました。監督ら自ら言っている通り、これは異色作だ。スタッフ欄を見てもわかる通り、限りなく少ない予算とスタッフで、よくぞここまで作ってくれました、と言わざるをえません。(メイキングで、監督自らクロマキー用の緑色のスクリーンを身近なもので間に合わせる程)ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画には無い新鮮さを感じます。しかしエンターテインメントとしての配慮が今一つで、アクション>だらだらドラマ>アクション、という感じで、完成度が低いですね。ハリウッドで、同監督らが最新作を制作中みたいなので、テンポの良いゾンビ映画を作ってくれそうで、期待大。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-19 14:26:57) |